奥多摩集合(1)
7時6分頃、何とかバス停についた。しかし、停留所に設置された、バスが到着するまでの時間を示した電光掲示板には「あと3分で到着します」とある。おかしいと思い、時刻表を調べて見ると、7時9分発となっていた。実は、私は『西武鉄道時刻表第19号』の巻末にある、西武バス時刻表で時間を調べていたのだが、そこに記された時刻は乗車するバスの始発地点の時間であり、私の自宅の最寄停留所の時刻表にするには、3分加算する必要があったのだ。しかし、見事それを行っていなかったため、このような失態を演じてしまった。
7時10分、バスは予定より1分遅れてやって来た。車内には3人しかいない。平日の雨天時はほぼこの時間のバスを使用しているのだが、5分間隔の運行で、たくさんの人が乗っている。しかし、この日は日曜日であったため、このように少なかったのである。
さてバスは駅へ向かって行った。このバスの路線は、途中で新青梅街道などの主要な街道を横切り、さらに走るため、平日の朝は渋滞が生じる時もある。そのため、平日朝の駅までの所要時間は7~22分と、大変幅が大きく、乗車する時はいつも遅刻の恐怖におびえている。
だが、さすが日曜日の朝である。道路はガラガラ、乗る人もいない。あまりに順調に進んでしまったためであろうか、非常に低速での進行である。途中では誰も待っていない停留所のバスレーン(バスを止める所)に入り、後ろから来ている車をやり過ごしている。私は駅のコンビニで昼食を買うつもりであったため、「トロトロ走っていないで早く駅に着いてくれ。」という想いを募らせていたのであるが、7時17分、所要7分で駅に到着した。頑張れば7分で行ける所を、普段はこの2倍以上の時間をかけて行っていると思うと、いと口惜し。
コンビニで昼食を迅速に購入し、電車に乗車。そして7時49分、拝島駅に到着した。
かなり久しぶりの拝島駅で青梅線ホームに移り、7時56分発『各停:奥多摩行』に乗車したのである。(つづく)(執筆:研究関連担当代表)
7時6分頃、何とかバス停についた。しかし、停留所に設置された、バスが到着するまでの時間を示した電光掲示板には「あと3分で到着します」とある。おかしいと思い、時刻表を調べて見ると、7時9分発となっていた。実は、私は『西武鉄道時刻表第19号』の巻末にある、西武バス時刻表で時間を調べていたのだが、そこに記された時刻は乗車するバスの始発地点の時間であり、私の自宅の最寄停留所の時刻表にするには、3分加算する必要があったのだ。しかし、見事それを行っていなかったため、このような失態を演じてしまった。
7時10分、バスは予定より1分遅れてやって来た。車内には3人しかいない。平日の雨天時はほぼこの時間のバスを使用しているのだが、5分間隔の運行で、たくさんの人が乗っている。しかし、この日は日曜日であったため、このように少なかったのである。
さてバスは駅へ向かって行った。このバスの路線は、途中で新青梅街道などの主要な街道を横切り、さらに走るため、平日の朝は渋滞が生じる時もある。そのため、平日朝の駅までの所要時間は7~22分と、大変幅が大きく、乗車する時はいつも遅刻の恐怖におびえている。
だが、さすが日曜日の朝である。道路はガラガラ、乗る人もいない。あまりに順調に進んでしまったためであろうか、非常に低速での進行である。途中では誰も待っていない停留所のバスレーン(バスを止める所)に入り、後ろから来ている車をやり過ごしている。私は駅のコンビニで昼食を買うつもりであったため、「トロトロ走っていないで早く駅に着いてくれ。」という想いを募らせていたのであるが、7時17分、所要7分で駅に到着した。頑張れば7分で行ける所を、普段はこの2倍以上の時間をかけて行っていると思うと、いと口惜し。
コンビニで昼食を迅速に購入し、電車に乗車。そして7時49分、拝島駅に到着した。
かなり久しぶりの拝島駅で青梅線ホームに移り、7時56分発『各停:奥多摩行』に乗車したのである。(つづく)(執筆:研究関連担当代表)