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都立上水高校 第1期社会科部OB・OG会公式ブログ

第1期社会科部は平成21年3月12日消滅。本ブログは現在活動中の新生「社会科部」様や都立上水高校とは一切関係ありません。

鎌倉街道を歩く~振り返ると鎌倉街道~そのよん

2007年04月05日 01時13分45秒 | 【連載】鎌倉街道を歩く第3歩目
第4章 府中郷土博物館内の模型の精密さは異常

 前回の泉があまりに虚しかったため、私は正直博物館にも過度の期待はしていなかった訳である。入口に入り、まず一回から巡る予定も、歩こう会の回覧により、我々は2階から巡る事となった。
 まず飛び込んできたのは、縦に長い地層であった。府中郷土の森だけあって、府中周辺についての歴史が調べられているのか、成る程。そういえば昔来たなぁ・・・なんて思い出しつつ、題名に触れられている模型に辿り着いた。この出来は素晴らしい!と内心叫んでいた。先生もとてもお気に入りらしく、何でも模型だけを見に博物館へ来たこともあるそうである。うーん、確かにその価値はある。昔の府中の町並みを再現している模型なのだが、家の造り、水路の水の様子など細かい所も忠実に再現されていた。これだけを見に来ることも激しくお勧めする
 さて、先に進み1階に戻った。縄文時代に関しての展示だったのだが、縄文時代の遺跡は武蔵野各地に点在しているのだが、弥生時代の遺跡は殆ど武蔵野にも残っていないどころか、東京周辺に存在していないのである。理由としては氷河期に入り、住めなくなった?等の理由が候補としてあるそうだが、ハッキリとした理由は分からない、と先生は仰られていた。太古のロマンの一つを我々は肌で感じたのである。
 博物館見学も終わり、我々は公園内散策へと向かった。