プチブルベレポート（100km走って楽しい？・前編）

ウロウロしていてスタートがかなり遅くなった～

boss一家、ひでやんさん北へ向かって行った。
私たちは、南から回って疲れないうちに写真を撮って貰おう


受付でちらっとリストをみると南回りが少ないですね～
なんででしょ


歩いて土手を上って自転車道に出る。
いよいよスタートだ～

…と走り始めたワタシの後で、

ヒロさん突然「サイコン無い」と言い出す

うっへ～
これからスタートだよ～

「ちょっと見てくる、追いつくから先に行ってて～」

仕方が無いから１人でとぼとぼ走り始める
なんだよぉ～と思いながらも走り始めると。
気のせいかペダルが重い～。
前の自転車がみるみる遠ざかる
後からどんどん追い抜いていく…

５kmほど走ったところで、
道を潜る土手から河川敷に下りてまたすぐ上りに掛かる
…と、後輪に違和感



パンクだ～

荷物は全部ヒロさんが持ってるので
ワタシはチューブも工具も何も持ってない。

パンクが気になるんならちゃんと練習して
交換出来るようにしとけばよかった

どうすることも出来ないので、ヒロさんが追いつくまで
ひとりでぼんやりと河原のサッカーを観戦する。


なんだかトラブル続きで悲しくなって来た
どんどん追い越されていくし　ひとりだし
だんだん帰りたくなってきた…



しばらくすると猛ダッシュでヒロさんやってくる。
ワタシが小さいせいか、
ヒロさんスーパーでも目の前にいてもすぐにワタシを見失うんだ。
ここでも気づかれないと大変、ホントに帰ることになる
あわてて立ち上がって合図するとやっと気づく

パンクで～す

今度はヒロさんが、うえぇ～と呻く

夫婦そろって何あほなことやってるんやろ
凹んでる場合でもない
とにかくチューブ交換しよう

ごそごそやってると参加者でないロードのおじいさんがやって来て
「パンクですか～」と大阪弁とは違う
優しい京都イントネーションで声を掛けてくる
「パンクしました～ワタシ良くパンクさせるんですけど、
どうしてでしょ～？」
…とチューブ交換しているヒロさんの横で
見知らぬおじいさんとパンクについて語り合う

だんだん元気出てくる

今度こそホントにスタート


語り合ったおじいさんにすぐに追いつく
「パンク直りました～！　行ってきま～す！」
と元気に声を掛けて追い越す
「気を付けて行きなさい～」おじいさん


今日は風もない、寒くもない、暑くもない
疲れもない、快調
遅れをとりもどせ～Go!Go!Go!



障害物競争？野焼きの道でギャグのように煙にむせる
風の当たらない土手から下りたススキの楽しい道。
カマキリもバッタもトンボもつぶしてはいけない
一生懸命に避けて走る。
この道で一番大好きなプラタナスの大木、
前よりもっと色づいてる。
飛ばしていこう


でもどうしてもいつものペースが出ない？
なにか重い。なんでだろ？？
体も快調、風もない。
…ということはまた自転車側か？

走りながらあちこち見る

んんっっ

前ブレーキがすってる～！

また止まってヒロさんに調整して貰うけど
少し軽くなったけど～イマイチしっくり来ない。
ヒロさんも初心者つめが甘い


木津川終点にしっくり来ないまま到着。


前に予習で泉橋寺に行ったときも道に迷ったけど…


お茶の香りがいっぱいに漂う町を…また迷う


10:55どうにか泉橋寺到着。

折角の写真だから来る途中打ち合わせたポーズで写真を撮る。
ぎゃ～恥ずかしいから早く撮ってくださ～い
またしてもご迷惑を掛ける

少し休憩して折り返す。

また一生懸命走って煙の道を抜け、
工事中の道を歩く。



快調に走ってるつもりだけど、やっぱりまだ少し重い。

流れ橋をすぎてもう一度丁寧にブレーキを見る。

　
まだ少しすってる
かれこれ40km以上もブレーキすりながら走ってたんだ～



この調整でやっとしっくり来る
チェーンの音もさらさら心地良い
ようやくしっかりと走れる。

そうこうするうちに北回りの人たちとどんどんすれ違う

坂を上がっていたら上から叫び声が聞こえる～
よく見るとひでやんさんがカメラを構えてる
息上がってスマイルは無理です～
…ですが必ず美人に写してください

ここで背割り公園
トラブルのままコース半分を走ってしまった～
なんかもったいない　損した気分

予定ではboss一家きっと嵐山でゆっくり休憩しているだろうと
考えてなんとか嵐山に入って昼食と思っていたけど…

あきらめて背割り公園でゆっくり休もう。
ちょうど１２時だし昼食にしよう。
トラブル気分を変えよう。



50キロじゃダメだ、
100キロ走るときっと楽しいはずっ…がんばれワタシ