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唯識 ゆいしき

3世紀

インド ガンダーラに

無著と世親  むじゃく・せしん

という

兄弟のお坊さんがいて

「唯識」という教えを説きました

 

唯識とは

意識によって

すべての世界が

現れているということです

 

唯識では

人には

眼識 げんしき

耳識 にしき

鼻識 びしき

舌識 ぜつしき

身識 しんしき

意識 いしき

の6つの認識作用があり

それを支える

末那識 まなしき

という意識の世界と

さらにその奥に

阿頼耶識という

深層意識の世界があるといいます

 

阿頼耶 アラヤ

は蔵という意味で

阿頼耶識は意識の蔵という意味です

 

人がおこなう

行為のことを

業 ごう (カルマ)といいます

業には

身・口・意の3つがあり

行動・ことば・思い

の行いが種子となって

阿頼耶識に蓄えられます

 

仏教は

輪廻転生を説きます

肉体は滅びても

魂は次の生へと

転生し生まれ変わっていきます

このときに

阿頼耶識に蓄えられた

業の種は

消滅することなく

次の生へと

引き継がれます

 

つまり

人は阿頼耶識の中に

生物発生以来の

記憶を蓄え持っている

ということです

 

ガイアシンフォニーの

龍村 仁監督は

お釈迦様の意識を

思い出すことができれば

同じさとりを得ることができる

といわれました

 

山元加津子さんは

自分が生まれる

最初の細胞が

分裂するときの

記憶があり

さらに

宇宙が始まったときの

記憶があると

いわれています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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