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ヨガナンダ師の体験 

 

ヨガナンダ師は

自叙伝の中で

いろいろな聖者と

対面したことを記録しています

 

その一人に 

カトリックの聖女

テレーゼ・ノイマンがいます

 

テレーゼさんは

1898年

ドイツ生まれ

20歳の時に失明

全身不随となった

 

1923年に

聖女テレーズに祈りを捧げ

奇跡的に

視力が回復し

手足も一瞬にして治癒した

 

1923年以降

テレーゼさんは

祭壇に供えた

聖餅を (小麦粉で作った銀貨ほどの薄いウエファー)

毎日一枚食べる以外

食べ物を

完全に断った

 

1926年

聖痕が (キリストの処刑の傷跡)

テレーゼさんの

頭と 胸 手 足に現れた

毎週金曜日になると

キリストの十字架の苦悩を

自分の肉体に

体現するようになった

 

 

ヨガナンダ師が

テレーゼさんに会ったのは

彼女が

37歳の時といいます

ヨガナンダ師はたずねた

あなたは何も召し上がらないそうですね

彼女は答えて

はい、毎朝6時に祭壇に供えた聖餅をいただくほかは何も食べません

わたしは神さまの光で生きているのです

ヨガナンダ師はいった

あなたは 生命のエネルギーがエーテルや太陽や空気から

からだの中に注ぎ込まれているのを知っておられるのですね

彼女はほほえんで

わたしがどうして生きているのか 分かってくださり本当にうれしゅうございます

といったという

 

不思議なことがあるものです

 

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