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正法眼蔵 四馬 しめ

昨日より

10℃ほど高くなりました

0℃ですが

暖かく感じます

 

あるとき

お釈迦さまのところへ

男が来て

黙って立ちました

お釈迦さまは

なにも言わず

ただ

しばらく座っていました

 

男は

お釈迦さまの

慈悲の心で

私の迷いを

おすくいいただきました

といって

礼拝して

去って行きました

 

それを見ていた

弟子のアナンは

なぜ救われたのですか

と問います

 

お釈迦さまは

良馬は  りょうめ

鞭の影を見て

走るのだ

といわれました

 

四馬とは

鞭の影を見て

毛に触れて

皮に触れて

骨に触れて

調教師の思いを理解する

馬ということ

 

建長5年

7月14日

道元さまは

懐弉に2代目を譲り

8月5日に

上洛し療養されます

四馬の巻は

そのときに

書写されたと

伝えられています

そして

8月28日夜半

弟子覚念の

邸宅にて

示寂されます

 

道元さま

最晩年の巻です

道元さまが

いかに

さとりを

大切にしていたかが

うかがわれます

 

 

 

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寒波

九州

伊万里で

20㎝も積もったそうです

 

今朝は

冷え込みました

寒いです

 

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只管打坐 しかんたざ

西日本は

大雪のようですが

おかげさまで

よいお天気です

 

昨日の坐禅会は

いつもより

多くのみなさまに

ご参加いただきました

 

STVラジオの

取材では

道元さまの

坐禅についても

お話しいたしました

 

道元さまは

弁道話の巻の中で

インドにても

中国にても

諸仏は

みな坐禅をして

三昧に入られた

もし

人が

坐禅をして

さとりを開けば

そのさとりに助けられて

土地も

草木も

瓦や石ころも

仏となる

つまり

宇宙すべてが

さとりの世界となる

しかし

坐禅人は

そのことには

気がつかない

いわれます

 

なぜかというと

現成公案の巻に

仏が仏となるときには

仏という

意識を持っていないからで

自分の身心と

他人の身心の

対立がなくなるからである

といわれます

 

さとりの

形跡までもが

なくなったものが

本物であり

これをさとりという

いわれます

 

 

 

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STVラジオ

STVラジオの

「TONちゃんのほっかいどう大好き」

という番組の

取材を受けました

 

むかし

BCL  ブロード・キャスティング・リスナー

という雑誌があり

よく読んでいました

私はラジオが大好きで

深夜放送もよく聴きました

いまでも

車の中で

よくラジオを聴いています

 

聴取者の私が

まさか

ラジオに出演するとは

夢にも思いませんでした

 

なれないことをするのは

緊張するものです

うまく話が

繋がりませんでしたが

あとは

編集に

おまかせします

 

 

 

 

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クラーク博士

断続的に

降っています

 

田嶼碩郎  たじませきろう

という

彫刻家がいました

北大構内の

クラーク博士の胸像の

原型の作者です

 

以前

そのご息女さまの

山崎貞子さまが

お見えになり

お父上さまの

足跡を印した

本を出版するというので

当山にも

取材に来られました

 

この1月15日に

上梓され

お送りいただきました

 

昭和の初め

田嶼碩郎さんは

中央寺さまの

依頼を受け

中央4世

当山2世

尾崎文英大和尚の

胸像を制作されています

その胸像は

現在

当山開山堂に

お祀りされています

 

 

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