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原発 その3

渡辺祥文さんから

福島の現状について

いろいろな

お話しをお聞きし

お昼に

お蕎麦を

ご馳走になったあと

南相馬市へ

向かいました

 

梅雨の中休み

空は

どこまでも青く

澄んでいました

海岸線は

未だ

瓦礫の山です

原発からは

30㎞です

事故当時は

放射線量が

高かったそうですが

今はむしろ

祥文さんの所よりも

低くなってきたのだそうです

 

当時の風向きなど

気象条件や

地形により

放射線量は

異なります

単に

同心円状では

線引きできないのです

 

その後

北上し

仙台名取市から

仙台空港へ

お寺が

柱と梁と屋根だけになり

ポツンと

取り残されていました

 

空港には

地表から

3メートルに

津波の

浸水の

表示がありました

 

地図上では

県境が

町の境が

村の境が

線引きされていてます

福島が

浪江町が

飯舘村が

といいますが

実際には

もちろん

線があるわけでもなく

壁をたててあるわけでもありません

地面も

空も一つ

すべて

つながっています

風は

どこまでも吹き

海は

世界に通じています

 

わたしも

テレビのニュースとして

どこか

他人事として

見てしまって

いたのかもしれません

 

線量を

計りながら

実際に歩いてみて

これは

自分自身の問題なのだと

強く感じました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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