司馬遼太郎記念館 その2
記念館
地下の
大書架の壁面に
司馬遼太郎先生が
小学6年生に
「21世紀に生きる君たちへ」
と題して
書かれた
文章が
額装され
掛けられています
・・・・・
おそらく、自然に対しいばりかえっていた時代は、21
世紀に近づくにつれて、終わっていくにちがいない。
「人間は、自分で生きているのではなく、大きな存在に
よって生かされている。」
と、中世の人々は、ヨーロッパにおいても東洋において
も、そのようにへりくだって考えていた。
この考えは、近代に入ってゆらいだとはいえ、右に述
べたようにどうしについても、前世紀にもまして尊敬し合うよ
にな、近ごろ再び、人間たちはこのよき思想を取
りもどしつつあるように思われる。
この自然へのすなおな態度こそ、21世紀への希望
であり、君たちへの期待でもある。そういうすなおさを
君たちが持ち、その気分をひろめてほしいのである。
そうなれば、21世紀の人間は、よりいっそう自然を
尊敬することになるだろう。そして、自然の一部である
人間どうしについても、前世紀にもまして尊敬し合う
ようになるのにちがいない。そのようになることが、君
たちへの私の期待でもある。・・・・・
1989年5月
司馬遼太郎記念館
所用で
大阪に
少し
時間があったので
司馬遼太郎記念館に
行ってきました
中には
4万冊の蔵書
この建物は
安藤忠雄さんの
設計です
司馬先生の
書斎です
ここで
「龍馬がゆく」
「坂の上の雲」
「菜の花の沖」
「街道をゆく」・・・
たくさんの作品が
生まれました
伊勢エビ
かみ切り
アーティスト
佐藤隆之さまに
伊勢エビを
切ってもらいました
これも
一枚の紙から
できています
イメージだけで
下書きもなしに
一気に
仕上げるのだそうです
フコイダン
海草の
ヌルヌル成分
フコイダンは
いま
不老長寿の
妙薬と
注目されています
先日
易経の
勉強会で
お会いした
札幌の
料理研究家
星澤幸子先生も
推奨されています
星澤先生には
今年の
12月8日
成道会に
当山にて
ご講演を
お願いしています
みなさま
お楽しみに!
« 前ページ | 次ページ » |