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正法眼蔵 夢中説夢 むちゅうせつむ その2

この時期には

めずらしい

雨の朝です

 

道元さまは

いわれます

仏の国土

仏の道場は

悟りの上の悟り

夢中の説夢

である

この世に現れている

すべてのものは

夢である

夢中でなくては説夢がない

説夢でなくては夢中はない

説夢でなくては諸仏はない

夢中でなくては諸仏の教えがない

その教えとは

ただ仏と仏とだけ  (唯仏与仏 ゆいぶつよぶつ)

これが

夢中説夢

である

 

この世は

夢も覚めても

凡夫も聖者も

どちらも

おんなじ

どちらも

真実の姿

それは

真実が

真実を説く

という世界ということでしょう

 

 

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
« 正法眼蔵 夢... 七草粥 »
 
コメント
 
 
 
真実 (T)
2015-01-06 19:38:29
この時季に雨とは変な感じですね
明日から、また大きな低気圧の影響で荒れるようです

何かが起きた時に、無我夢中で動くことは、それもまた真実の姿だと
思いました
意識のない、夢としか表現できないような状態で、無我夢中になっている時も、
はっきりと意識して生活している時も、
いずれも真実。

意識をしていない時に、仏さまの教えを無心で行動できるようになりたいと思いました
三日坊主を繰り返せば、少しでも無意識に行動できるようになるでしょうか
 
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