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佐藤初女先生

とても悲しいお知らせです

昨日午前2時30分

佐藤初女先生がお亡くなりになりました

 

平成14年1月3日

私はその年のお彼岸の法要後に行う催しを思案していました

そのとき

ガイアシンフォニー第2番に出演された

森のイスキアを主宰する佐藤初女先生が頭に浮かびました

そこで

突然でしたがイスキアに電話してみました

電話に出られたのはご本人初女先生でした

私はご講演のお願いをしました

先生は「返事を少し待ってください」といわれました

そして

一週間ほどして先生からお電話をいただきました

「実は同じ日に別の予定があったのですが、その催しを変更していただきましたので

そちらのお寺に伺います」

こうして

当山での佐藤初女先生の第1回目の講演会が3月21日のお彼岸に実現いたしました

 

先約を変更してまでお出ましいただいたご恩は決して忘れることができません

先生

ありがとうございました

 

あれから

14年が経ちました

先生には5回お出ましいただきお話しをしいてただきました

おむすびの会もさせていただきました

また

イスキアにも何度もお邪魔させていただきました

先生を囲む会にも参加させていただきました

先生のおいしい手料理もごちそうになりました

イスキアで先生と龍村監督と私とでお餅つきもしました

先生がお好きなジンギスカンをご一緒させていだいたこともありました

あるとき偶然羽田空港で先生をお見かけし迷子の先生を搭乗口までご案内したこともありました

 

先生

とても楽しかったですね

 

そして

先生から大切なことを教えていただきました

いのちはうつりかわること

そのいのちがつながること

こころがつたわること

そのこころはおおきなこころにつつまれていること

先生のまあるいあたたかなこころが

おいしいおむすびになること

 

先生の魂は

きらきら光り輝く

魂のふる里

神さまの光の世界へ旅立つのですね

どうぞ

お気をつけておいでください

先生

長い間ありがとうございました

ほんとうにありがとうございました

こころよりお礼申し上げます

 

昨年10月に定山渓で行われた

94歳のお誕生をお祝いする会で

最後に先生と握手してお別れしました

その

先生の手は

とてもやわらかく

あたたかでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コメント
 
 
 
おむすび (松村)
2016-02-02 16:38:34
何故かここ数日美味しいおむすびが食べたい!と猛烈に思い、今もおむすびをお店で食べながらこちらのブログを拝見したもので、訃報にとても驚きました。
初女先生には10月の定山渓のお誕生日でお会いしたことが、最初で最期の機会となってしまいましたが、こちらのブログのおかげでお会い出来たことに大変感謝しております。
私が初女先生とお会いして一番感じたことは、今この時を感謝して丁寧に生きること。また、高齢の初女先生の姿に「世代交代の時だよ。あなたも与える人になりなさい。」と言われている想いがしました。
ついつい甘えてしまい、与えてもらうことを欲してしまうのですが、少しずつ変わっていきたいものです。
ありがとうございました!
 
 
 
日本のマザーテレサ ()
2016-02-02 20:25:35
驚きで、昨日、住職は何のお話をされているのだろうと思ってしまいました。
昨年お会いできなかったので、山の雪が溶けたら森のイスキアを訪ねてみようと考えていましたが、
間に合いませんでした。

私の祈りは“動”の祈りです。
毎日毎日の生活の中にこそ祈りがあります。
生活そのものが祈り。今いるところが聖地です。

とおっしゃっておられた初女さん。
お釈迦さまや道元さまも、今 ここが修行の場とおっしゃられましたね。
初女さんは慈愛のお方。
偉大な母親を亡くした哀しみは計り知れませんが、
お言葉を胸に、学んだことを実行していこうと思います。

私のカボチャの煮付けは、初女さんのレシピです。
ありがとうございます。
ご冥福をお祈りいたします。
 
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