法華転法華 ほっけてんぼっけ
ハス写真展
本日は
終日ご覧いただけます
昨日は
強風でした
ハスは
ビニールハウスで
なんとか
無事でした
中国
唐の時代
大鑑禅師 だいかんぜんじ
のもとへ
法達 ほうだつ
というお坊さんが
たずねてきます
法達 「私は法華経を読むこと3000回です」
大鑑 「たとえ10000回読んだとしても、経を会得しなければ、なんの値もない」
法達 「私は、愚鈍で文字の上でしか読んでいませんでした」
大鑑 「心迷えば法華に転ぜられ、心悟れば法華を転ず。経を読んでも己を明らかに
できなければ、かえって悟りを得るあだとなるであろう」
道元さまは
いわれます
すべては法華 (法の華-清らかな真理)
の中にある
心の迷いは法華に転ぜられるのである (法華に転がされる-自由に使われる)
心の悟りは法華を転ずるのである (法華を転がす-自在に使う)
さらには
法華転法華 (法華が法華を転ずる)
という世界があるのだ
人は
迷っても法華の中
悟っても法華の中
どっちも
おんなじ
ただ
清らかな蓮華の上で
転がされているだけ
ということでしょうか
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