カフェ・ラベンダー

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「アフリカの女王」’51

2009-03-02 17:30:41 | 映画・ドラマ
DVDにて鑑賞しました。ジョン・ヒューストン監督・脚本。
タイトルは知っていたものの初見です。

私は「アフリカの女王」って、キャサリン・ヘプバーンのことかと漠然と思っていたんです。
が、船の名前でした。ボギーの持っているおんぼろ蒸気船の名前。
いや、でもこの船の名前+やっぱりヘプバーンもひっかけているのかもしれませんね。

          

舞台は独領東アフリカの奥地。
キャサリン・ヘプバーン演じる英国女性ローズは兄の宣教師と共に、ここの教会で布教に携わっています。
しかし、第一次大戦勃発。ドイツ軍がやって来て、村は焼き打ちに遭い、そして兄はそれが原因で死んでしまいます。

そこに現れたカナダ人チャーリー(ボギー)、郵便などを船で教会に届ける業務を請け負っていた男ですが、ローズを自分の船「アフリカの女王号」に乗せて脱出。そこから2人の冒険とドイツ軍への復讐とロマンスの旅が始まります・・・

ボガートはこの映画で、オスカーを受賞したそうです。
渋くてクールで笑わない男のイメージが、この映画で払拭されました。
この映画ではとてもひょうきんなボギーなんです。こんなボギーって見たことない!
わんぱく坊主でやんちゃな男の子がそのまま大人になったような役で(粗野な男なんすが)、ある意味、そんなある種の理想の男の具現化と言ってもいいかしら。

この映画ではよく笑ったボギーでした♪

           

カバや猿の真似をしておどけるボギー



対するローズは、信仰心篤くてお固いオールドミスの設定ですが、好奇心と悪戯心、知性を兼ね備えた勇気のある女性です。凛として強いところはヘプバーンそのまま。

           

           

とにもかくにも楽しい冒険活劇でした!



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