カフェ・ラベンダー

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「ブラインドネス」

2009-08-02 09:21:39 | 映画・ドラマ
恐ろしくもとても面白いSF映画を2本見た。

まずは「ブラインドネス」。
日本・ブラジル・カナダ合作の映画で使用言語は英語である。
監督は「シティ・オブ・ゴッド」や「ナイロビの蜂」のブラジル出身のフェルナンド・メイレレス。

ある日突然地球上の人々が次々に失明していってしまうというホントに恐~い恐いお話だ。
政府は失明した人々を収容所に送り込むが、ついには殆どの人々が失明してしまい、街は大混乱に陥り、暴動や略奪が起こり・・・
舞台はアメリカのようだが、自制心の強い?我々日本人だったらこんなことになるだろうか・・・と思う。
阪神大震災のとき、暴動・略奪など起きなかったことに感心した外国人がいたそうだから。

で、原因不明で失明するということが実際に起きても何となく不思議はない、ということがさらに恐いのだ。

伊勢谷友介と木村佳乃の英語がネイティヴみたいに自然で上手なのに驚いた。
ラストの伊勢谷のシーンは感動的で何度見ても涙が出てきてしまう。

ジュリアン・ムーア

最近SF物も多いような気がするけれど、いい役者さん。
しっとりと素敵で強い人妻でした。



眼科医の夫役のマーク・ラファロとジュリアン・ムーア

マークは少々太って円熟味が出てきた。



         

酷い悪役を割り当てられたガエル・ガルシア・ベルナル



木村佳乃



         伊勢谷友介とドン・マッケラー
         ドンはこの映画の脚本家だそうな。
         悪役を楽しんで演じているような感じ。

         

ホントによく出来ていたと思う。この映画。
図書館で原作を借りてきた。





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