カフェ・ラベンダー

のんびり気まぐれ生活あれやこれや

メリル・ストリープ

2008-10-25 23:16:20 | 映画・ドラマ
DVDで「大いなる陰謀」を見た。
メリル・ストリープはベテラン新聞記者の役。つくづくいい女優さんだなぁと思う。





この映画はロバート・レッドフォード監督・主演で、トム・クルーズも上院議員役で出演という、いわば3人主演の政治ドラマなのだが、映画の出来はともかくとして、とにかくメリルが素晴らしかった、と思う。
丁寧に見事に役柄になりきっていた。かっこよかったな~

レッドフォード、クルーズはどうだったかというと、あの彼らのあんなまんまで、可もなし、不可もなしだったように思う。味のある無名の俳優さんが演じた方がよかったのではないかしらん?

メリルは昔から好ましく思っていた女優さん。期待を裏切られたためしがない。





先日見た「バージニア・ウルフなんかこわくない」つながりで、「めぐりあう時間たち」がまた見たくなり、DVDにて鑑賞。
この映画は素晴らしい。別々の時代に生きる3人の女性の人生を巧妙にリンクさせ、美しさの中に胸抉られるような痛み悲しみと共に描いた。





ニコール・キッドマンが付け鼻で熱演し、オスカーを獲った映画だが、ジュリアン・ムーアも、またもちろんメリルも素晴らしい。
この映画、劇場で2度見た記憶がある。1度見た人は半券を持って行けば、次のもう一回がタダになるという劇場側の粋な計らいだ。

メリル・ストリープは勉強家だな、と思う。自分の役柄をとにかくよく研究して演じているように思う。ただ、どんな役を演じても、自然に知性と誠実さがにじみ出てきてしまうのが玉にきず。粗野な役や意地悪な役はできそうな気がしないのだ。
「プラダを着た悪魔」でさえ、ラストはほろりとさせられたもの。


最新の画像もっと見る