<紙>さんLOG

「パソコンヲタクの雑記帳」
 PC/Linux系/物理・化学で遊んでいます。
思いついたことを綴っています。

VM-XP:C開発環境設定

2010年04月09日 | PCクリニック
ご訪問ありがとうございます。


新PCは、ホストマシン(Windows 7 x64)も、
VM仮想マシン(Windows XP)も、
使えるようになったので、
C言語(gcc)による開発環境を整えました。

先ずは、従来マシンと同じ XP の方から。

windows で C」で書いた通り、
MinGW.org」の「Downloads」から、
「MinGW - Minimalist GNU for Windows」に行き、
目立つアイコンをクリックして、
「MinGW-5.1.6.exe(158.8KB)」
をダウンロードする。

インストールは、
同じく「MinGW + MSYSのインストール方法」を参考にさせて頂き、
「MinGWのインストール」の2番~14番の如くです。
  7番は、「g++ compiler」にチェックをつけます。
  9番は、「C:¥MinGW」のまま「Next >」ボタンをクリックします。
で「MinGW」つまり、32ビットモードのC(gcc)コンパイラはインストール完了。

続いて、IDE(統合開発環境)の「Relo」をインストールします。
RELO v2.0 INSTALLER (1.3 MB)」で、
「relosetup20.exe」をダウンロードします。
これをダブルクリックして、
「Next >」ボタンをクリックして行くだけ!
「MinGW(gcc)」インストール済みであることを検出し、
(MinGWをデフォルトのディレクトリ(C:¥MinGW)にインストールしたので)
設定してくれます。

後は、「Relo」を起動するだけ?
(手動でパスを設定しなくてもいい)

「Relo」で設定すること:
1.「Tools」-「Options」メニューの
  「style」タブにある「Font」欄で、「MS ゴシック」に変える。
  日本語に対応!

2.「Tools」-「Options」メニューの
  「Style」タブに、「Show Line Numbers」チェックボックスがある。
  これにチェックを入れる。
  エディタペインに行番号が出る。

3.必要なプロジェクトに対しては、
  「Project」-「Project Options」メニューの
  「Linker」タブにある「Libraries」欄にライブラリを追加する。

気をつけること:
  名前を付けて保存する時、
  「拡張子」は自動で付加してくれない!



更に、64ビットモードのC(gcc)コンパイラをインストールする。
「MinGW-w64」です。
ここ:MinGW-w64 - for 32 and 64 bit Windowsにあります。

一寸厄介です。
と云っても、分かってしまえばなんてことないものです。

そもそもの、「x64 アプリ開発は Cで?」と決断した時に参照した、
Windows 7 x64 に MinGW x64 環境を構築」を読み返してみると、
今なら「mingw-w64-1.0-bin_i686-mingw_20100405.zip」ですか。
これを、
「mingw-w32-1.0-bin_i686-mingw_20100405.zip」
と間違えずにダウンロードして、展開する。
そして、展開した中にある「¥bin」ディレクトリ内の
ものの名前を短くするだけです。

VM-XP では、「C:¥MinGW64¥」に展開しました。

そして、「Relo」に登録する、
「Tools」-「Compilers」メニューで、
64ビットコンパイラ「gcc.exe」を登録する。

クリックで拡大(別窓)

それで、どちらをデフォルトとするかのチェックを付ける。

以上で、Windows XP (x86) でも、
32ビットモード/64ビットモードの2種類のCコンパイラが動く。

勿論、64ビットモードの方でコンパイルした場合は、
64ビットOS(Windows)で無ければ動かないけど。


と云うことで、C 開発環境、半分(?)整った。     



見ていただきありがとうございました。
お帰りに投票して頂けると嬉しいです。 ⇒ 日記@BlogRanking

人気BlogRanking ⇒ 

blogram ⇒ blogram投票ボタン