<紙>さんLOG

「パソコンヲタクの雑記帳」
 PC/Linux系/物理・化学で遊んでいます。
思いついたことを綴っています。

結晶格子の座標変換4

2010年02月08日 | 理科部 部活
ご訪問ありがとうございます。


結晶格子の座標変換3」で、「Insight II」と「Cerius2」の事を書きました。


「Materials Studio」では、構造データを各種形式で「Export」することができて、

のように、
「Insight II」形式は、拡張子が「.car」
「Cerius2」では、拡張子が「.msi」となります。
(Export 出来る形式のファイルは、Import 出来る。)


これらのデータを覗いてみると、
「Insight II」形式では、

のように、(5行目:画像の下1行目)
格子定数が入っている。
a=5.400、b=5.400、c=8.818、で、alph=90度、beta=90度、gamma=120度


一方、
「Cerius2」形式では、

のように、(7~9行目:画像の下3行)
直交座標が入っている。
aベクトル=(4.677, -2.700, 0.000)
bベクトル=(0.000, 5.400, 0.000)
cベクトル=(0.000, 0.000, 8.818)


つまり、「Materials Studio」を使って、Import/Export することで、
格子定数(.car)から、直交座標系ベクトル(.msi)に変換できる。
ってことですか。

と云うことは、
<紙>のいい加減な Perl スクリプト は無駄だった?

と云うことで、今日の 部活動(物理?) は終了です。     



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