ご訪問ありがとうございます。
仮想高校生が「大学の講義」についていけるのかは疑問ですが、
第2限目「酸の強度」に進んでみます。
先ず、「メタノールとその解離型のエネルギーを計算しましょう。」 1.~ 5.
「WinMostar」で、構造を作り、
「MeOH.dat」として保存しておいて、
「MOPAC2009」で計算実行、・・・・・ 結果は、
と出るので、
HOF = -47.63831 KCAL
ですね。
続いて、「解離型の入力データ 」 1.~ 4.
「WinMostar」で「MeOH.out」を開いて、
水素を1つ削除し、「charge=-1」を追加して、
「MeOH-.dat」として保存しておいて、
「MOPAC2009」で計算実行、・・・・・ 結果は、
と出るので、
HOF = -33.98787 KCAL
ですね。
次は、「エタノールとその解離型」 1.~ 3.
「WinMostar」で「MeOH.out」を開いて、
水素を1つ「-CH3」に変えて、
「EtOH.dat」として保存しておいて、
「MOPAC2009」で計算実行、・・・・・ 結果は、
と出るので、
HOF = -54.88898 KCAL
ですね。
同様にして、解離型は、
HOF = -46.28359 KCAL
です。
以下、「その他の誘導体 」、「二塩基酸」
ですが、疲れました?
ところで、以上の計算結果から、酸性の度合いが分かるの???
一寸、授業を抜け出しました。
見つけました、
「pc-chem.info」の中の「Gas Phase Acidity」に酸性度に関する記述がある。
どうも、「HOF の差」をとれば良さそうです。
HOF の差
メタノール:(-33.98787) - (-47.63831) = 13.65044
エタノール:(-46.28359) - (-54.88898) = 8.60539
と云うことは、・・・・・
エタノールの方がメタノールより酸性の度合いが強い???
更に、上記「pc-chem.info」の記事を読み進んでみると、
ちなみに、MOPAC2007では酸素酸のpKaを予測することが
可能になっています(キーワードPKA)。
とあります。
「MOPAC2009」なら尚更なことですね。
「pKa」を直接計算できるんですね。
「MeOH.dat」の計算パラメータを、
「PM6 EF PRECISE DDMIN=0.0 pKa」に変えて、実行してみました。
pKa = 15.273
と、予測しています。
同様に「EtOH.dat」では、
pKa = 16.365
本にあった値は、
メタノール:15.54
エタノール:16.00
で、かなり近いですね。
そして、pKa が小さい方が酸性が強い。とあります。
ン。ダメですね。
上記「pc-chem.info」の記事にある、
結果は見ての通り惨敗です。
ですね。
こんがらがって来ちゃった。
と云うことで、よたよたです。 続くのかな???
見ていただきありがとうございました。
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仮想高校生が「大学の講義」についていけるのかは疑問ですが、
第2限目「酸の強度」に進んでみます。
先ず、「メタノールとその解離型のエネルギーを計算しましょう。」 1.~ 5.
「WinMostar」で、構造を作り、
「MeOH.dat」として保存しておいて、
「MOPAC2009」で計算実行、・・・・・ 結果は、
と出るので、
HOF = -47.63831 KCAL
ですね。
続いて、「解離型の入力データ 」 1.~ 4.
「WinMostar」で「MeOH.out」を開いて、
水素を1つ削除し、「charge=-1」を追加して、
「MeOH-.dat」として保存しておいて、
「MOPAC2009」で計算実行、・・・・・ 結果は、
と出るので、
HOF = -33.98787 KCAL
ですね。
次は、「エタノールとその解離型」 1.~ 3.
「WinMostar」で「MeOH.out」を開いて、
水素を1つ「-CH3」に変えて、
「EtOH.dat」として保存しておいて、
「MOPAC2009」で計算実行、・・・・・ 結果は、
と出るので、
HOF = -54.88898 KCAL
ですね。
同様にして、解離型は、
HOF = -46.28359 KCAL
です。
以下、「その他の誘導体 」、「二塩基酸」
ですが、疲れました?
ところで、以上の計算結果から、酸性の度合いが分かるの???
一寸、授業を抜け出しました。
見つけました、
「pc-chem.info」の中の「Gas Phase Acidity」に酸性度に関する記述がある。
どうも、「HOF の差」をとれば良さそうです。
HOF の差
メタノール:(-33.98787) - (-47.63831) = 13.65044
エタノール:(-46.28359) - (-54.88898) = 8.60539
と云うことは、・・・・・
エタノールの方がメタノールより酸性の度合いが強い???
更に、上記「pc-chem.info」の記事を読み進んでみると、
ちなみに、MOPAC2007では酸素酸のpKaを予測することが
可能になっています(キーワードPKA)。
とあります。
「MOPAC2009」なら尚更なことですね。
「pKa」を直接計算できるんですね。
「MeOH.dat」の計算パラメータを、
「PM6 EF PRECISE DDMIN=0.0 pKa」に変えて、実行してみました。
pKa = 15.273
と、予測しています。
同様に「EtOH.dat」では、
pKa = 16.365
本にあった値は、
メタノール:15.54
エタノール:16.00
で、かなり近いですね。
そして、pKa が小さい方が酸性が強い。とあります。
ン。ダメですね。
上記「pc-chem.info」の記事にある、
結果は見ての通り惨敗です。
ですね。
こんがらがって来ちゃった。
と云うことで、よたよたです。 続くのかな???
見ていただきありがとうございました。
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