<紙>さんLOG

「パソコンヲタクの雑記帳」
 PC/Linux系/物理・化学で遊んでいます。
思いついたことを綴っています。

シュレーディンガーの猫

2009年03月29日 | Weblog
昨日までの累計アクセス数=107,536。 ご訪問ありがとうございます。

最近は、「部活:共有結合半径」のように、化学にハマっています。


ここで、出てくるのは、「シュレーディンガー方程式」です。

それで、三~四昔に呼んだ本の中に、「シュレーディンガーの猫」
についての記述が在ったことを思い出しました。
思い出したのは名前だけで、内容は忘れていました。
WiKiでは、「シュレーディンガーの猫」とあります。


記憶リフレッシュの為に、以下、抜粋・引用します。
要は、「重なりあった状態」と云うことですね、。


  シュレーディンガーの猫(シュレーディンガーのねこ)とは、
  物理学者のエルヴィン・シュレーディンガーが
  文献[1]で提唱した量子論に関する思考実験である。
  彼は、これをパラドックスと呼んだが、現在ではシュレーディンガーの猫のように
  巨視的に量子力学の効果が現れる実験系が知られている。
  現在では、量子力学が引き起こす奇妙な現象を説明する際の例示に用いられる。

  文献[1]
  E. Schro"dinger, "Die gegenwa"rtige Situation in der Quantenmechanik"
  Naturwissenschaften, 23(1935) pp.807-812
  英訳 Proceedings of American Philosophical Society 124 (1980) pp. 323-338


  量子力学において粒子は様々な状態が「重なりあった状態」で存在しうる。
  この「重なりあった状態」は、観測機器によって粒子を観測する事で、
  いずれかの状態に収縮すると考える。
  また、シュレーディンガー方程式は原子の位置を、
  一定の範囲に広がった確率分布(波動関数)
  として与えるが、観測されると、ある位置にあることが確定する。

  「シュレディンガーの猫」は粒子のようなミクロの系の重ね合わせが、
  猫のようなマクロの系の重ね合わせを導きうる事を指摘した。
  まず、蓋のある箱を用意し、この中に猫を一匹入れる。
  箱の中には猫の他に、放射性物質のラジウム一定量、ガイガーカウンター、
  青酸ガスの発生装置を入れておく。
  もし箱の中にあるラジウムがアルファ粒子を出すと、これを検出器が感知し、
  その先についた青酸ガスの発生装置が作動し、猫は死ぬ。
  しかし、アルファ粒子が出なければ検出器は作動せず、猫は生き残る。

  この実験において、ある時間内にラジウムがアルファ粒子を出すかどうかは
  基礎方程式(シュレーディンガー方程式の解)によって確率のみが計算できる、
  量子力学における確率解釈によれば、現象を観測するまでは原子核がひとつ以上
  崩壊した状態と原子核が全く崩壊していない状態の重ね合わせ状態で存在する。

  この系において、猫の生死はアルファ粒子が出たかどうかのみにより決定すると
  仮定するのだから、例えば1時間で箱に入れた量のラジウムが崩壊してから
  アルファ粒子が放出される確率が50%だとすれば、この箱の蓋を閉めて1時間放置したら、
  人間が観測するまでは猫が生きている状態と死んでいる状態が1:1で重なりあっている
  と解釈しなければならない。


と云う、??????????だらけの実験(思考実験)のようです。
だから、パラドックスなのかナ???
こんなこと、何かの参考になりましたでしょうか?  



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