<紙>さんLOG

「パソコンヲタクの雑記帳」
 PC/Linux系/物理・化学で遊んでいます。
思いついたことを綴っています。

ROM と RAM って反対語?

2009年03月17日 | Weblog
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ROM(Read Only Memory):リードオンリーメモリ、の反対語としては、大抵は、
RAM(Random Access Memory):ランダムアクセスメモリ、と云われいるようですね。

しかし、本当に反対語ですか?
正確には、
ROMの反対語は、RWM(Read write memory):リードライトメモリ。
一方RAMの反対語は、SAM(Sequential access memory):逐次アクセスメモリ、ですね。

このように、比較軸を統一しないで行うことは、現実世界では多いですね。

アクセスが(逐次かランダムか)と、データが(リードオンリかリードライトか)
で4通りの組み合わせができます。

例えば、PIC(ICチップマイコン)では、
いずれもランダムアクセスのリードオンリメモリとリードライトメモリが入っています。
それに外付けするROMは大抵、逐次アクセスのリードオンリメモリです。

逐次アクセスのリードライトメモリは存在価値が殆ど無いですね。
そんなものが有るのか無いのかは定かではありません。


因みに、WiKi の「RAM」の項には、
  RAM は、アドレス信号によって番地情報を与えることにより任意の番地のメモリーセルに対して
  読み出しや書き込みといった操作が出来る記憶装置である。
  RAM とは異なり、磁気テープのように記憶情報が順番に格納されていて所要の番地への
  操作を行なうには順番待ちをしなければならない記憶装置があり、これらは SAM と呼ばれる。
とあります。

そして、
  RAM という言葉自体に読み書き可能という意味はないが、読み書き共にランダムアクセスが
  可能なものに限って RAM と呼び、製造時や使用初期に一度書き込まれた情報は、
  以後は読み出しのみが可能となる読み出し専用メモリ(ROM)と対比されることが多い。
  また、半導体ROM も広義の RAM であるため、ROM と区別する意味で RWM と呼ばれることもある。
となっています。


なお、さらに、
  ROMは電源を供給しなくても記憶内容を保持する不揮発メモリ(NVM: Non Volatile Memory)であるが、
  RAMはほとんどが(MRAM, FeRAMなどを除き)電源の供給を絶つと記憶内容が
  失われる揮発メモリ(Volatile Memory)である。
ともあります。

この「不揮発」、「揮発」と云う言葉は、PC自作派は「スタティック」、「ダイナミック」と呼びますね。

不揮発メモリを、SRAM:Static Random Access Memory(スタティック ランダム アクセス メモリ)
と呼び、
揮発メモリは、DRAM:Dynamic Random Access Memory(ダイナミック ランダム アクセス メモリ)
と呼びますね。

何かの参考になりましたら、幸いです。



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