<紙>さんLOG

「パソコンヲタクの雑記帳」
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「超」整理法

2008年09月30日 | Weblog
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『超』整理法」とは、野口 悠紀雄 著、中公新書1159、中央公論社刊 の本のタイトルで、
<紙>が買ったのは、1994年3月5日・12版 です。


「超整理法」に出会うまでの20年以上の間、<紙>は分類整理に関して挫折の連続でした。
辿り着いた結論は、「分類整理は不可能である」と云うことだった。

勿論、図書館を否定するつもりはない。
そこには、「司書」という専門家がいて働いているから、分類整理が可能なのである。

「分類整理は不可能である」と云うことは、個人レベルの話しである。
手間暇を掛けないで、個人レベルで行う分類整理の話しです。

では、どうするのか。

資料などの「モノ」は“日付のみ”で(の分類で)ファイリングする。
それ以外のキーワード(もどき)は絶対に取り入れないことである。

良く、「分類整理は、フォルダを作って、分けて格納しましょう」とか云いますが、
必ず挫折しますよと云いたいです。

例えば、デジカメで撮った写真をファイリングする場合を考える。
「花」と「動物」に分けて格納すると決めておいたとする。
でも、ある時には、どちらに入れるか迷うことも出るでしょう。

ここで、いずれかにいれてしまうと、
後で取り出そうとしたとき探しまくることになる。

また、新しい分類フォルダを作ってしまうと、
いずれその繰り返しとなって、どんどん数が増えていく。

個人レベルでの分類整理は絶対失敗することになります。

時間軸以外のキーは持ち込まないことです。

日時を名前にしたフォルダに格納するだけ。

検索を速くしたいなら、(上記の例では「花」とか「動物」とかの)キーワードを付けて、
検索出来るような仕掛けを別途用意することです。


オリジナルの「超整理法」を正確に実践している例は、(勝手にリンクしますが)
2005-04-14(木)付けのブログ「超整理法運用開始」かと思います。


ところで、「ファイリング・キャンペーン」とかいって資料を整理することはないですか。

<紙>がいたある職場では「ステリング・キャンペーン」と云っていました。
片付けはファイリングするのではなく、捨てることだと。

その通りです。ファイリングしたその場から、2度と見ないモノに化けていきます。
場所のムダがでます。捨てるのと変わりません。捨てるよりタチが悪いです。
だから捨てましょうということです。

みなさんも、「分類整理」について考えてみては如何でしょうか。


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