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氷ノ山から鉢伏山を縦走

2013-10-02 | 山と無線

2013年9月29日(日)

 歩いたルートはここをクリック 

 兵庫県最高峰の氷ノ山(1510m)は、以前から登りたい山の候補に上がっていた。今回、前日の兵庫、岡山県境に加えて登山のチャンスが到来した。せっかくなので出来るだけヤマランポイントを稼ごうと、鉢伏山への縦走を計画した。

 鉢伏山下山地点の峠に自転車をデポ。養父市の福定親水公園まで戻り車をおいて登山を開始する。先ずは標高1250mの氷ノ山越に向けてひたすら登る。道はしっかりした登山道で、山頂までの距離標識などもあり迷うことはない。氷ノ山越は鳥取県若桜町への道と、氷ノ山から鉢伏への縦走路が交わる峠だ。

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途中で見かけた「連樹」の幹、7種の樹木が絡まっているらしい

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県境の氷ノ山越、避難小屋もある

 氷ノ山越から先ずは氷ノ山山頂を目指す。幅の広い良く踏まれた道が続く。山頂までの標高差は約260mだが、小さなコブなどアップダウンもあり、疲れた体には結構きつい登りだ。山頂は360度の展望が広がる。東尾根や南からの登山者を含め、次々と人がやって来る。430Mhzで愛媛県四国中央市の記念局8N5CLEAN他と交信する。

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氷ノ山山頂が見えてきた

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氷ノ山山頂

 氷ノ山での山ランを終え来た道を戻る。氷ノ山越から北に登る縦走路へ入る。これまでと違ってほとんど歩く人のいない静かな道だ。

 縦走路の最初のポイントである赤倉山(1332m)は、ピークが登山道から離れており山頂への道もない。取り付けるところがないか探したが、クマザサの藪は深く後の行動を考えてパスする。

 次のポイントは布滝頭(1264m)。ピークより少し南の鞍部に表示があった。山頂は縦走路の途中だが何も表示はなかった。VUを聞くが入感なし。18Mhzはウクライナやサイパンが入感していたが呼べど応答なし。やむなく7mhzにアンテナを変えて、たつの市移動のJH3HGI局と交信した。

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布滝頭の表示は山頂南の鞍部にあった

 次のポイントは大平頭(1230m)。縦走路上には大平頭の表示とその横に避難小屋があったが、ここも山頂へは道がない。断念する。

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縦走路のブナの大木

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大平頭のピークはこの藪の200m以上先

 宗畑山(1171m)には三角点があるはずだが、探したものの発見できなかった。山頂付近には、県指定天然記念物のホードー杉への標識があった。7Mhzで千葉県市原市移動のJE1XRK局とQSO。

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赤い実のなる木

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宗畑山山頂

 宗畑山からしばらく縦走路を進むと、これまでの樹林帯からススキの草原に変わる。氷ノ山を始め、歩いてきた道を確認することが出来る。

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鉢伏山へと続く縦走路

 高丸山(1070m)山頂は木道が整備されていた。ここにも三角点があるはずだが見つからず、山名の表示も見ることが出来なかった。ここまで来ると、鉢伏高原を歩く人の姿が散見されるようになる。7Mhzで山口県美祢市移動のJA4BYO局と交信した。

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高丸山から氷ノ山を振り返る

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木道の高丸山山頂、ここも三角点を見つけられず

 縦走の最後は鉢伏山(1222m)。山頂へは南北の両方からスキーリフトが伸びている。三角点や避難小屋、ケルンなどのある広い山頂は、時間さえあればゆっくりとくつろぎたいところだ。ここでも7mhzのアンテナを展開して加古郡播磨町移動のJH3WNZ局と交信し、何はともあれ本日予定の全山を終える。

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鉢伏山から高原を見下ろす

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鉢伏山山頂

 下山は自転車をデポしておいた市町界の峠へ下りる。峠から車をおいた親水公園までは7.6kmもある。急勾配の坂道でブレーキの連続だったが、予定通りの山ラン登山を無事終了することができた。

おおよそのコースタイム

親水公園→(1:35)→氷ノ山越→(1:00)→氷ノ山山頂→(0:45)→氷ノ山越→(0:35)→ 布滝頭→(0:30)→大平頭避難小屋→(0:10)→宗畑山→(0:30)→高丸山→(0:35)→鉢伏山→(0:20)→鉢伏山登山口(自転車デポ)

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