2012年7月15日(日)
手軽に登れる山を求めて、近江八幡市へ向う。
鶴翼山(280m)。地元では八幡山の呼び方がよく使われるようだ。麓の八幡宮からロープウエイが架けられている。八幡宮辺りの駐車場は観光客の車で満車状態だったので、少し西の八幡公園駐車場に車をおく。
八幡公園の案内板
ロープウエイを使うことも頭をよぎったが、観光客にまぎれての登山姿もいまいちだと思ったので、公園から遊歩道を登る。ロープウエイ下を通って東側から山腹を巻くように付いている道を登って山頂駅横に出た。山頂は豊臣秀次が築城した八幡城址であるが、今は日蓮宗の寺院である瑞龍寺門跡が建っている。本堂では読経の最中であった。
瑞龍寺の山門
地形図で見ると瑞龍寺門跡の建つ山頂の標高は280mで、寺の裏にある三角点は271.7mで若干標高が低いようである。寺院の周辺を回る遊歩道があり、西の丸跡からは琵琶湖や比良山が展望できた。430Mhzで枚方市移動のJR3DXX局と交信し、往路を辿って下山した。
西の丸跡から北の長命寺山方面
次に向ったのは長命寺山(333m)。西国第三十一番札所の長命寺が建つ山だ。麓の参道からは808段の石段があるらしいが、寺のすぐ下まで車道が伸びておりそこそこ広い駐車場もある。長命寺山へは駐車場から少し車道を下り、最初のカーブのに立つ国有林の案内板から登る。
長命寺山の登山口
登山道はよく踏まれたいい道で、所々指導標もあり迷うことなく山頂に到着できた。山頂は樹木に覆われ展望はない。430MhzでCQを出すも応答なく、やむなく7Mhzのアンテナを張って多摩市のJL1CIL局と交信した。じっとしていると蚊が襲ってくるので急いで下山した。
長命寺山山頂には山ラン主宰のリボンがあった
山に来ると普段は余り観光はしないが、今日は暑いのでこれで終わりにして、少しだけ長命寺の境内を散策する。観光客も次々と訪れ、境内の伽藍も予想以上に立派だった。
長命寺山門
本堂
三重塔
長命寺は西国お遍路でお参りし懐かしいです。
三十二番札所の観音正寺への階段もきつかったです。