能郷白山
2022-07-25 | 日記
2022年7月24日(日)
福井県と岐阜県の境界にある能郷白山は以前から登りたいと思っていた山の一つだ。記録を遡ると2018年10月に能郷白山登山を計画して岐阜県側からアプローチしたが、国道157号の通行止めで引き返した記憶がある。今回は事前にネットで岐阜県の道路規制情報をみて通れることを確認したのでやってきた。
国道157号の温見峠ルートはしょっちゅう通行止めになることもあり酷道とも呼ばれているようだ。初めて行くときは、道路でも山でもいろいろと心配が先に立つ性格なので、いったいどんな道なのかと不安に思いながら峠を目指す。根尾能郷から前半は狭い道幅に切れ落ちた谷で緊張したが、中盤以降は2車線の所もありそれほどのこともなかった。ただ帰りには「酷道ファン」と思われる車の通行もあり、離合できずに道幅のある所までバックすることも何度かあった。
温見峠に到着
登山口
県境の温見峠まで来ると路肩に結構多くの車が駐まっていた。ナンバーも中部を始め関西方面の車もあり、やっぱり人気の山のようだ。登山道へ入ると初めのうちはブナ林の中の道だ。それほど大きな木ではないが、夏の日差しを遮ってくれて気持ちよく登ることができる。中程まで来ると樹木もなく笹原の登りとなる。周りにはいろんな花が咲いて、アサギマダラも乱舞していた。ただ日差しを直接浴びると暑くてすぐにバテてしまうので休み休み登った。
初めはブナ林の中を登る
梯子も三カ所あった
展望が出てきた
振り返ると北側に白山が見える
アサギマダラが沢山飛んでいた
白山をズームで
花は多かった
コロンブスピーク
笹原を緩やかに登る
予定より時間がかかって標高1617mの山頂の到着。一等三角点のある山頂だが登山者はいない。その先にある白山神社奥宮のピークまで足を伸ばすと、ちょうどお昼時とあって結構な数の登山者がいた。写真だけ撮って三角点ピークまで戻る。高い木がないので日差しを避けられる所を探し無線機を取り出す。430MHz・FMを聞くと結構多くの局が入感している。CQを出して福井・滋賀・京都・愛知の6局と交信することができた。下山は同じ道をこれまた休み休み下った。
能郷白山山頂
こちらは白山神社奥宮のピーク
こっちの方が展望がいい