2021年5月15日(日)
週間天気予報を見ているとこの先雨の予報が多い。九州南部は既に梅雨入りが発表され、この日は中国・四国以西でも例年より3週間ほど早い梅雨入りとなった。そんな中土曜は何とか天気が持ちそうだったので、前回に続いて兵庫県北部方面に向かう。
今日の予定は朝来市の大路山(603m)。ネットで探すと幾つか登山の記録が見つかり、大体が南東側の大路ダムから登っているようだった。北近畿自動車道を和田山ICで下りて大路ダムまで行き、ダム湖の先の駐車場に車を止めた。駐車場の端に尾根尻取り付きがあり山に入る。尾根筋の道は踏み跡ははっきりしている。樹木の中の道で展望はほとんどないが、日差しと強い風を遮ってくれて助かった。
駐車スペースと大路ダム湖
尾根筋の道
右下にダム湖、正面に朝来山、奥は粟鹿山
尾根筋の道から大路山
標高400m辺りから尾根が広くなりひな壇状の平坦地が広がる。この辺りが千眼寺砦跡なのかも知れない。何となく石積みの跡のようなものも見られた。しかし広い平坦地で道も分からなくなり、とりあえず適当に稜線方向を目指して登る。稜線に乗ると東側から広い道が現れた。道の北側には古い防獣ネットが張られている。後はこの道とネットに沿って登って行く。
平坦地
石積みの跡?
稜線に乗ると道が現れた
わずかに竹田城跡と金梨山
道に沿って防獣ネット
大路山山頂は低い木に囲まれて展望はほとんどない。三角点は四隅が掛けて真ん中の十字がわずかに残っているような無残な状態だった。ハンディ無線機を取り出してまったく入感局のない430MhzでCQを出す。すると氷ノ山に登っているJQ3CLV局から応答があった。
大路山山頂
三角点
プレートの字は読めない
下山は何度も枝尾根に進んでしまい、登りのルートと外れているのは分かっていたが最初のうちは歩きやすいのでとりあえず下ってみた。しかし最後の方でネットに遮られたりヤブが激しくなったりで結局元のルートに復帰してなんとか下山した。当初の予定では近くか帰り道にもう一座登ろうと考えていたが、大路山の下山でやや迷走したのと夏日の最高気温に気力が失せて一座止まりとなった。
下山時枝尾根のビューポイントから竹田城跡
朝来山と粟鹿山