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山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

丹波篠山市の桂山と仁入道ヶ岳

2021-03-07 | 日記
2021年3月7日(日)
 3月最初の山ランは丹波篠山に向かう。小野奥谷の桂山(459m)と仁入道ヶ岳(546m)はどちらも地理院地図に名前はないが、日本山名事典には収録されていて山ランに有効だ。
 小野新交差点付近に車をおかせてもらい取り付きを探す。しょっちゅう通過している国道372号沿いには延喜式小野駅址などもあり、旧篠山街道のこの辺りには歴史的な史跡も多くあるようだ。国道から南に100m余り入ると小野宝篋印塔 の解説がある。墓地の横を通って山に入ると室町時代に作られた宝篋印塔 があり、その横から防獣網の戸を開けて尾根筋に登る。
国道372号は通称デカンショ街道
その横にあった延喜式小野駅址
西奥山砦まではこんな親切な表示があった
小野宝篋印塔の解説
小野自治会の説明はわかりやすかった
1449年制作の宝篋印塔
 標高380mの西奥山砦跡まではとても歩きやすい尾根があり、砦跡を調査した小さな表示も多く見られた。砦跡からは北側の眺望が開けていた。その先桂山までも道ははっきりとしており快適に歩くことが出来た。桂山山頂には三角点があり山名を書いたプレートもたくさん架かっていた。430Mhz・FMでCQを出すと南丹市の大岩山に登っているJF3FGL局から応答があった。
尾根筋に乗る
軽トラでも走れそうな尾根
虎口、帯郭の表示

奥西山砦の主郭址
北側の眺望
少し歩きにくくなる
尾根筋にはネットやワイヤーが散見される
プレートが賑やかな桂山山頂
桂山三角点
 次の仁入道ヶ岳(にんにゅうどうがたけ)までも尾根筋の一本道であるが、次第に倒木が多くなりそれまでとは違ってやや歩きにくくなった。仁入道ヶ岳は南北朝時代に丹波の守護二木氏の城があったということだが、今では遺構らしきものも見えず植林されたまま手入れされていない桧の枝が煩わしい。探し回ってようやく見付けた山名プレートの横からCQを出しお隣丹波市のJQ3BVB局他と交信することが出来た。
仁入道ヶ岳へ向かう
崩落地から多紀連山方向
向かいには飛曽山
倒木多し
サルノコシカケ
仁入道ヶ岳はこんな感じ
ようやく見付けたプレート
 下山は来た道を戻ることも考えたが、桂山までの道は倒木やアップダウンもそこそこあり煩わしく思えたので先に進むことにした。その先の標高510m辺りの小ピークから北西に延びる尾根を下る。この尾根は歩きやすいところも一部にはあったが、概して低木の藪が多く最後は結構な斜度もあった。林道に降りてからはのどかな里の雰囲気を楽しみながら登山口まで戻り、防獣ゲートのヒモを元通りに縛った。

下りに歩いた尾根、この辺りはまだまし
こんな藪があったり
歩きやすいところや
道らしきところがあったと思ったら
また藪に突入
ようやく林道が見えた
左から出てきた
砂防ダム湖
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