12月25日(土)
寒波襲来でこの冬一番の寒さとなった25日、年内最後の予定で宇治田原町の山へ出かけた。事前の地形図やネットのチェックで、車でのアクセスがよさそうな大峰山、荒木山、花立ノ峰を回る予定だ。
宇治田原町郷の口から高尾地区への舗装路を上がり、集落や近畿スポーツランドを過ぎてもう少し行くと左手に大峰山への分岐があった。車はこれ以上上がれないので道縁に車をおき、舗装された道を歩いて上がる。すぐにドコモの中継局があり、その先に大峰山山頂の三角点(510m)が舗装路から見えた。430mhzでCQを出すと、いつもお世話になっているJH3JFF局が堺市のホームから応答してくれた。
大峰山山頂の三角点
車に戻って大峰林道を100m余り先に進むと、右側に地道の作業道がある。ここも森林作業用の道路で入り口にはチェーンがかかっており一般の車は入れない。平坦な作業道を500mほど南に進むと、荒木山への取り付きを示す小さな標識が木の枝にぶら下がっていた。山頂までは赤いテープがたくさん巻かれていたが、テープがなくても迷うほどの距離でもない。すぐに荒木山山頂(472m)に着いた。ここも展望はないが、山ランプレートが出迎えてくれた。430mhzでCQを出し、奈良県内をモービル移動中のJE6UCI局と交信して2山目も終了した。
荒木山山頂の山ランプレート
車に戻りさらに大峰林道を先に進む。今日は登山者には出会わないが、お正月準備に榊やウラジロを取りに来ている車が何台も停まっている。次の花立ノ峰へは林道の花立支線を入る。ここも入口はチェーンで閉じられている。ウラジロを採っているという老人の話では、林道の先がどうなっているか知らないが、さっきチェーンをはずして車が入っていったとの事。しかし、入るなと書いてあるところには入らないのが方針で、車をおいて歩く。舗装された林道をしばらく歩くと道の両側に小さな茶畑がある。地図とGPSをにらめっこしながら、その先の左手にあった幅1mほどの道を上がる。道の終点から少し踏み跡のわからないところがあったが、気にせず登っていくと関電の巡視路があり、花立ノ峰の山頂(394m)に着いた。山頂には送電線の鉄塔が立っているのみで、しばらく探しても山頂を示すプレートなどは見つけることが出来なかった。430mhzで空きチャンネルをなかなか探すことが出来ず、その中の1局とコールサイン・レポート交換して山ランを終了した。
花立ノ峰山頂
花立林道からは先週登った湖南アルプスや三上山方面が見えた