11月21日(日)
滋賀県と福井県の県境の山、赤坂山と大谷山に登ってきました。高島市のマキノ高原が登山口。マキノ高原には始めていったのですが、高原手前のメタセコイアの並木道が素敵で、北海道にでも来たのではないかと思えるほどでした。車を停めて写真を撮っている人がたくさんいました。マキノ高原には日帰り温泉「さらさ」が出来ており、その前に無料駐車場がありました。今日は「関西シクロクロス2009-2010第2戦マキノ高原」という自転車競技が行われており、多くの選手や応援の皆さん、スタッフなどでにぎわっています。
始めは赤坂山から登ります。遊歩道が整備されているのですが、木製の階段が崩壊し、水が走って大きくえぐれているところが目立ちます。お金を掛けて整備したのでしょうが、後の維持が出来ずかえって歩きにくくなっています。標高450m位までは紅葉もピーク、そこを過ぎるとブナなどの広葉樹もすでに落葉しています。粟柄越の稜線が近くなるとそうした樹木も見られなくなり、ササや潅木のみの稜線歩きとなります。登り始めから95分で赤坂山山頂(824m)に到着、風が強く遮るものがないので急に寒くなります。しかしまさに360度の眺望で、日本海から雪を被った白山、伊吹山、鈴鹿、比良の山々などが望めます。430mhzで彦根市のJM3FNV、高島市のJO3SHFと交信し、次の大谷山に向いました。
赤坂山山頂山
大谷山へは来た道を粟柄越まで戻り、その先も展望の稜線をひたすら歩きます。約1時間で寒風というピークを過ぎ、その先の潅木の間で軽く昼食、大谷山まではさらに30分ほどかかりました。
粟柄越の先から大谷山方面の稜線を見る
大谷山山頂(814m)も360度の大眺望が広がります。福井県よりになだらかな斜面があり、アンテナを広げるのにちょうどよい低木があります。7Mhzのアンテナを張ってCWで福井県三方郡美浜町移動のCQを出すとボツボツ呼ばれだし、そのうちに小さなパイル状態になりうれしい悲鳴です。30分足らずの間に31局とQSOでき、いつもの山ランとは一味違った久しぶりの移動運用にも大満足です。
大谷山山頂。後ろのDPアンテナが見えますか
遅くならないうちに急いで撤収し下山します。20分ほどで山頂から寒風まで戻り、そこからは西谷林道分岐、スキー場ゲレンデを経て駐車場についたのは山頂から90分後でした。