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山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

鏡山でアンテナ調整

2010-10-24 | 山と無線

10月24日(日)

 今日は午後から天気が崩れる予報だったため、14Mhzのダイポールアンテナ(DP)の調整を兼ねて近場の鏡山へ登った。鏡山は地図に名前と道の表示がない山だが、ネット検索で事前に登山ルートを調べ、山頂も結構広そうだったのでアンテナ調整にも向いていると思い出かけた。

 山科駅の北に毘沙門堂があり、無料の駐車場もある。毘沙門堂の門前の道を川沿いに降り、「毘沙門西橋」を渡ってすぐに会社の別荘のような建物があるが、その建物の右手が登山口だ。国有林の管理道なのか、階段状の道やロープなど無名の山にしてはしっかりとした道が山頂までついていた。登り始めて20分足らずで257mの山頂に着いた。

 まずはアンテナの調整。日頃18MhzのDPに7mhz用の延長エレメントをギボシ端子でつないでHFの2バンド運用をしているが、今回14Mhz用の延長エレメントを作った。7mhzのエレメントを途中で切ってやれば1本ですむが、それだと7mhzも再調整が必要なため、14Mhz専用の延長エレメントとした。事前に1.3m程度のビニール線を2本準備し、現地でつないでSWRを調整した。2回のカットでなんとかSWRが1.3程度まで落ちたのでこれでよしとした。

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SWR調整の様子、周波数を動かしてもこれより低い点はなかったのでOKとした

 早速無線機につなぎ変えてワッチすると上のほうで国内局が強力に入感している。コンテストのようだがルールを事前に調べていなかったのでパス。DX局を探すとロシアのUA0AGCがCQを出している。結構ノイズレベルが高く、ふわふわと安定しない信号だが、コールするとすぐに応答があった。山ランを始めるまではQRPでDXをやることは考えてもいなかったが、弱い電波が自作のアンテナで遠くまで飛んでいくことを思うとちょっと感動的だ。

 これで本日の目的であるアンテナ調整と山ランは終了。撤収して帰りがけに430mhzのハンディトランシーバーでCQを出し、12年振りにつながったJL3ULI(山ランOB局)、堺市のサポート局JA3WPNとQSOして下山した。

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JS3UUU局のプレート

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山頂からの展望はまったくないが、HFのアンテナを展開するには十分な広さ

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