ＪＲ新宿駅南口で宣伝行動

　8月12日17時半から18時40分まで、御巣鷹山事故と同時刻を挟んで、ＪＲ新宿駅南口で、ＪＡＬ解雇撤回国民共闘会議による宣伝行動が行われました。

　　　　

　当日は、不当解雇裁判原告団および多くの支援者、合計150名以上が参加し、2000枚のチラシと円形団扇が配布されました。

　　　　

　また、宣伝カーの上から、航空安全推進会議酒井議長、共闘会議を代表して全労協金沢議長、更には、客乗原告団長内田さん、乗員原告団長山口さん、航空連議長近村さん、全労連小田川事務局長、新婦人の会中央本部児玉さん、日本マスコミ文化情報労組東海林議長らが、道行く人たちに航空安全と解雇撤回の訴えを行いました。

　　　　

　客乗原告団・内田原告団長
　　　　

　航空連・近村議長
　　　　

　乗員原告団・山口団長
　　　　

　当日配布されたチラシです。ＰＤＦファイルはこちら　→　8/12チラシ
　　　　

今日、御巣鷹山事故から26年

　ＪＡＬ１２３便事故から今年で２６年になります。
　日本航空は昨年破綻し、新しい経営体制になりました。安全よりも利益を優先する経営がまたも進められているようです。
　厳しくなる労働環境、将来に展望が見えない労働待遇。これでは働くものに意欲が出ません。
　このような状態で日本航空の安全は大丈夫なのでしょうか。
　歴史は繰り返すと言いますが、事故の歴史だけは決して繰り返してはなりません。
　犠牲になられた方々とご家族の皆さまに、改めて哀悼の意を表します。

　　　　　　　　　　　　　　　　日本航空労働組合ＯＢ・ＯＧ会幹事会

　写真は、2009年9月、ＯＢ・ＯＧ会の慰霊登山の際のものです。

　　　昇魂の碑の前で
　　　　
　　　慰霊の園にて
　　　　

稲盛会長 証人席へ

　ＪＡＬの不当解雇撤回を求める裁判で、8月10日の客乗の進行協議が行われ、日航会長の稲盛氏を証人として採用することが確認されました。
　稲盛氏は、2月8日の日本記者クラブでの講演で「106人を残すことは不可能ではない」との発言をしており、これを裁判でも認めさせるために重要な証人となります。
　乗員裁判でも稲盛氏を証人として採用するよう求めていましたが、こちらは不採用となっています。しかし、乗員裁判でも客乗裁判の証言が調書として採用されるため、客乗裁判での証言が乗員裁判でも有効になります。逆に、乗員裁判での証言も客乗裁判の証言調書として採用されます（醍醐聰氏の調書も同様）。
　稲盛会長に対する証人尋問は9月30日の午前中に予定されています。

　これで、乗員・客乗ともに、すべての証人が決定されました。証人として決定されたのは以下の各氏です。

　乗員裁判　原告側証人　醍醐聰氏(東大大学院教授、会計学）
　　　　　　　　　　　　　 　　　清田均氏(原告)
　　　　　　　　　　　　　　 　　小川洋平氏(日航乗組副委員長)
　　　　　　　　会社側証人　片山英二氏(元管財人、弁護士)
　　　　　　　　　　　　　 　　　菊山英樹氏(前経営企画本部所属)
　　　　　　　　　　　　　　 　　羽生貴志氏(前労務部所属)
　　　　　　　　　　　　　　　 　小田卓也氏(前運航本部所属)

　客乗裁判　原告側証人　稲盛和夫氏(日本航空会長)
　　　　　　　　　　　　　　　　 内田妙子氏(原告・ＣＣＵ委員長)
　　　　　 　　　　　　　　　　　島崎浩子氏(原告)

　　　　　　　　会社側証人　片山英二氏(元管財人、弁護士)
　　　　　　　　 　　　　　　　　菊山英樹氏(前経営企画本部所属)
　　　 　　　　　　　　　　　　　羽生貴志氏(前労務部所属)
　　　 　　　　　　　　　　　　　小枝直仁氏(客室本部所属)

　なお、証人尋問の裁判日程は以下の通りです。

　乗員裁判　9月 5日（月）10時～17時
　　　　　　　　9月26日（月）10時～17時

　客乗裁判　9月16日（金）10時～17時
　　　　　　　　9月30日（金）10時～17時

不当解雇撤回 ８・９月の日程

　ＪＡＬ不当解雇撤回闘争の８月、９月の行動をお知らせするポスターができました。

　　　　

　　ポスターのｐｄｆ文書はこちらです　→　行動ポスター

　国民支援共闘会議からニュースが発行されました。

　支援共闘ニュース　第５２号　2011年8月8日付

　争議権確率投票に対する管財人の発言が、東京都労働委員会から不当労働行為と認定されました。日航乗組と日航キャビンクルーユニオンの共同声明も掲載されています。

　　　　

　　　　ニュースのｐｄｆ文書はこちらです　→　ニュース52号

日航への提言を送付

　7月29日に開催された「ＪＡＬ退職者交流集会」で報告された内容や、当日の参加者から出された意見を纏めた「安全第一の再建についての提言」が、8月3日、日航の大西社長宛に配達証明で送付されました。

　社長宛の文面はこちらです　→　提言