「日航労組OB・OG会」の新ブログ

日本航空労働組合の組合員及び日本航空ユニオンの組合員として退職した者が加入している「日航労組OB・OG会」です。

稲盛会長 証人席へ

2011-08-11 09:52:00 | JAL解雇撤回闘争
 JALの不当解雇撤回を求める裁判で、8月10日の客乗の進行協議が行われ、日航会長の稲盛氏を証人として採用することが確認されました
 稲盛氏は、2月8日の日本記者クラブでの講演で「106人を残すことは不可能ではない」との発言をしており、これを裁判でも認めさせるために重要な証人となります。
 乗員裁判でも稲盛氏を証人として採用するよう求めていましたが、こちらは不採用となっています。しかし、乗員裁判でも客乗裁判の証言が調書として採用されるため、客乗裁判での証言が乗員裁判でも有効になります。逆に、乗員裁判での証言も客乗裁判の証言調書として採用されます(醍醐聰氏の調書も同様)。
 稲盛会長に対する証人尋問は9月30日の午前中に予定されています。

 これで、乗員・客乗ともに、すべての証人が決定されました。証人として決定されたのは以下の各氏です。

 乗員裁判 原告側証人 醍醐聰氏(東大大学院教授、会計学)
                 清田均氏(原告)
                 小川洋平氏(日航乗組副委員長)
        会社側証人 片山英二氏(元管財人、弁護士)
                 菊山英樹氏(前経営企画本部所属)
                 羽生貴志氏(前労務部所属)
                 小田卓也氏(前運航本部所属)

 客乗裁判 原告側証人 稲盛和夫氏(日本航空会長)
                 内田妙子氏(原告・CCU委員長)
                 島崎浩子氏(原告)

        会社側証人 片山英二氏(元管財人、弁護士)
                 菊山英樹氏(前経営企画本部所属)
                 羽生貴志氏(前労務部所属)
                 小枝直仁氏(客室本部所属)

 なお、証人尋問の裁判日程は以下の通りです。

 乗員裁判 9月 5日(月)10時~17時
        9月26日(月)10時~17時

 客乗裁判 9月16日(金)10時~17時
        9月30日(金)10時~17時
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