No Morse, No Life.

20数年ぶりに再開したアマチュア無線でしたが・・・
こんなにモールスにはまり込むとは、思いもしませんでした。

DDS プロジェクト その3

2014年11月16日 | 日記

さて、FT101ES用のDDS-VFOとするために、この無線機の周波数変化の仕組みをおさらいしてみましょう。

(昔の無線機の取説には、「回路と動作のあらまし」なんていう解説があったんですよ)。)

 

 まず、受信信号がバンド毎の第1局発とミックスされて・・・40メーターバンドの場合だと、局発13.02MHzですね~

 

差の周波数が第1IF信号になるのだなぁ~

第1IFのバンドパスフィルターを通した後に、第2局発である9.2MHz~8.7MHzの可変範囲のあるVFOの出力とミックスされて、3.18MHzの第2IF信号になるのかぁ~

 

最後に、CWの場合には3.1785MHzのキャリア周波数で検波されて、CWが音になって聞こえるということですね。

おさらいすると

受信周波数―第1局発+VFO―検波キャリア=800Hz

ということですね。。。

 

これを理解してから、実際に周波数の分かっているCWを受信してみると、DDSーVFOの周波数がどんなものかと実験してみました。

 

まず、7.026MHzの信号を受信して、CWの復調音がちょうど800HzになるあたりのDDS-VFOの周波数を確認してみると・・・

9172.560KHzでした。

 

そうすると、仮に検波用のキャリアの周波数が3.1785MHzで正しいとするなら、

第一局発=受信周波数+VFO-検波キャリア―800

=7.026+9.172560-3.1785-0.0008

=13.01926MHz

 

ということで、本来の第1局発の13.02MHzとは740Hzほどずれているみたいです・・・

まあ、30年選手の無線機ですし・・・

 

7MHzの1バンドで使うだけなら、このズレも含めて、DDS-VFOの表示を設定で合わせてしまえば良いだけです。