またまたマニアックネタで、申し訳ありませんが・・・
製作中の3.5MHz用のアンテナ、やっと完成
もともとは垂直系のアンテナにする予定でしたが、マスト代わりに買ってきた釣りの玉網の竿がカーボン製なので、アンテナを垂直にして沿わせると干渉して、共振周波数がどうも安定しません・・・
それに、ベランダの手摺とつながった物干しがアースの代わりに使えないか確かめたのですが・・・アース(カウンタポイズ)としては機能するようで、SWRも下がるのですが、ノイズが酷くて使い物にならなそうな雰囲気・・・
そこで、短縮コイルをもう一つ作って、短縮ダイポールへと製作を変更することにしました。
しか~し、今まで短縮アンテナを作ったことがなかったのですが、調整がなかなか、というか、かなり手強い・・・
どうも目的の周波数よりかなり下の方(3MHzあたり)で共振しているらしいことが分かり・・・
コイルをもともとの75ターンに戻したり・・・
エレメントも詰めたりしながら、共振周波数を追い込んでいくのですが、アンテナの高さやエレメントの角度の違いで、微妙に共振周波数が変わるのです、これが・・・
それに、短縮アンテナって、かなりインピーダンスが低いらしいので、3D無線クラブさんのサイトを参考にステップダウントランスを製作・・・
建物の関係で、ベランダ+アルファぐらいしか、地上高が上げられないんですが、地上高が低いと、共振周波数が下がるんですね~
というわけで、こんな感じに何とか完成です
シャックのある3階の窓と同じくらいの高さしかありませんが・・・
まだコイルはむき出しのままです・・・コイルを防水しようと思い、太目のビニテを買い込んでありますが、ビニテを巻くとまた共振周波数が変わるんでしょうね・・・
加えて、玉網の竿(→5.4mものです・・・)じゃ、コイル2個とエレメントは重過ぎて、上まで上げようとするとクニャ~とまがってしまいます・・・
給電点の地上高が10mもないので、相当打ち上げ角が高くなりそうな雰囲気ですね・・・
それに、どうやらコイルを巻きすぎていたようで・・・コイルまでが1m少々、コイルから先が約3mと、エレメントがとても短くなり、帯域がとっても狭い
SWR2以下の帯域が10数KHz・・・CWの帯域に追い込むのがやっとで、このままではSSBには出られない状態ではあります
まあ、最近はCWばっかりですので、可としましょう。
というわけで、何とか夜に遊べる3.5MHzに年内デビューが可能になりました
さっそく1,2,3エリア合わせて5局と交信
どうやら電波は飛んで行ってるようです
でも、街中だからでしょうか、時々バンド全体がノイズで埋め尽くされてしまうことがあります。
PLCが普及しだしたら、もっと酷いことになるんでしょうか・・・
残る課題は、地上高を上げるためのマストの工夫と、広帯域化・・・引き続き、頑張りますよ~
というわけで
I wish you have a happy new year!
(ちなみに、CWではHNYって略すんですね・・・さっきCWをワッチしていて初めて知りました)