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No Morse, No Life.

20数年ぶりに再開したアマチュア無線でしたが・・・
こんなにモールスにはまり込むとは、思いもしませんでした。

3号機完成

2018年05月27日 | オーディオ

最近は秋葉原の行く機会があると、真空管を物色しております。

(ん?真空管を探すために秋葉原に行ってるんじゃない?(笑))

先日(といっても、今年のはじめ頃だと思いますが)、秋葉原のとある真空管屋さんの店先で見つけたGT管

6L6GC・・・のロシア製同等品(ガラスに印刷されてるロシア文字読めない・・・)だそう。。。

ググってみるとオーディオアンプとしてはメジャーどころらしいです。

MT管とは存在感の違うこの真空管でAMPを作ってみたいと、とりあえず2本程買い込んでおりました。

 

今回は初段の電圧増幅にもGT管を使って作ってみたいのでネットで検索してみると、

6SL7GT・・・のやはりロシア製同等管

という、やはりメジャーどころが同じお店で売っているのを知って、再度訪問し2本程買い込んでおきました。

 

それから、ネットで参考になる回路を探したり。。。

回路的には、今回もシングルで・・・

それでも、3極管接続と5極管接続をSWで切り替えられるようにしたり、NFBもSWでON/OFF出来るようにして、音の違いを楽しめるように工夫することにしました。

それから、電源トランスを探したり・・・

MT管と違ってGT管は大振りなのでヒーター電源の容量が大きく、6L6GCは1本当たり0.9A、6SL7GTも0.3A食うらしいので、電源トランスにもお金がかかりますね。。。

電源には、チョークコイルではなく、MOS-FETを使ったリップルフィルタを使ってみることにしました。

 

さて、GWになってシャシーの加工をし、夜な夜な&週末に半田付けして・・・

とりあえず完成しました!!!

 

GT管4本なので、真空管の存在感が違います!

夜景は、こんな感じです・・・

 

3極管接続と5極管接続の音の違いを楽しんでいます。

真空管のオーディオアンプは回路が分かりやすいし

JARDやTSSの保障認定は要らないので作って直ぐ楽しめるんで・・・

 

すいませ~ん! 無線のアクティビティーが低下していま~す!

 


スピーカーのレストア 第2弾完成

2018年03月18日 | オーディオ

Victor Zero30Fineのレストア、土日と夜なべで進めてきました。

エンクロージャーからウーファーのユニットを外すと、この通りエッジはボロボロです。

 

以前直したJBLのスピーカーはユニットとコードの接続部分がコネクタで簡単に外れるようになっていましたが、このユニットは外れる構造にはなっていないので「思い切ってカット!」し、後でギボシ端子で接続することにしました。

ガスケットとユニットの隙間に以前も使ったオマケでもらったキーウィ―の皮むき用プラスチックナイフを差し込んでガスケットを取り外した後は、ユニットについたボロボロのエッジの残骸を綺麗に取ります。

コーン紙に残ったボロボロのエッジの残骸も、彫刻刀の平刀で綺麗に削り取って行きます。

ガスケットに付いたボロボロのエッジの残骸も、忘れずに削りとっておきます。

 

ここまで来てしまえば、レストアの8割は終わったようなモノです。

以前使い残しのエッジ接着用ボンドがまだあったので、コーン紙のと新しいエッジに塗って貼り付けます。

このスピーカーのエッジは、一般的なスピーカーのようなロールの山が表に出る貼り方ではなく、裏返し(凹ロール型)に貼るとのアドバイスをファンテックさんからメールで頂いていたので、それを参考に慎重に貼り付けます。

最後にエッジの上からガスケットを貼って、ユニットの修理は完成です。

 

エンクロージャーにユニットを接続し、作業が終了しました。

 

 

ボンドが乾いてから鳴らしてみましたが、エッジが蘇ったせいか、低音が前より出るようになった気がします。

 

これでまた10年や20年は活躍してもらえそうです。(その頃には・・・やめときましょう(笑))

 


スピーカーのレストア 第2弾準備

2018年03月04日 | オーディオ

学生の頃にアルバイト代を貯めて買ったこのスピーカー・・・

VictorのZero 30 Fineというモデルです。

※当時のベストセラーの一つだったのでは???

この上のZero 50 Fineには手が届きませんでした・・・( ;∀;)

 

本人同様、うん(?)10年の経年劣化でウーファーのエッジがボロボロになっていますが、愛着がありますのでレストアしたいと思います。

ファンテックさんに頼んでおいたエッジが届いたので、また夜な夜な作業開始です。

 

※モノは大事にしないとネ!

 

 


6005W+12AX7 Tube Amp2号機完成

2018年03月04日 | オーディオ

真空管アンプ1号機のキットを買ったときに、お店で見かけて・・・次に使ってみようと「勢い」で買っておいた真空管がありました。

6005Wと12AX7です。

6005Wは6AQ5と電気的スペックが同じ電力増幅用5極管の耐振動ヴァージョンとかで、ググると昔々カーラジオ等に使う用に開発されたそうな・・・へぇ~

12AX7は、電圧増幅用としては超メジャープレーヤーの双三極管・・・だそうです・・・

 

これらを使うとシングルアンプが作れそうなので、球のスペックを見て、またまた電源トランスとアウトプットトランスは春日無線さんにお世話になりました。KmB150Fと54B57です。

 

ネットの波を彷徨って、規格表の見方やロードラインなどをお勉強しつつ、人様の製作例を参考に回路を決めて・・・

今回はシャシーの加工が先行します。

今回は贅沢にもパンチングメタルのカバーが付いたリードのMK-300というケースに押し込んでみることにしました。

真空管やアンプやスイッチを加工前のシャシーの上でああでもないこうでもないと置いてみて位置を決め、いざ穴あけです。

(写真は試しに真空管のソケットを付けたところ)

素人仕事によるハンドにブラーによるトランスの四角い穴あけは・・・こんなもんでしょう・・・

実際トランスを取り付けてしまえば、見えなくなりますので・・・(笑)

 

ラグ板上に部品配置を考えてコツコツと半田付け作業を夜な夜な進めてきました(笑)

 

配線に間違いは無いはずですが、電源投入前に念には念を入れて回路図片手に最終確認して・・・いざスイッチ オン~!

焦げ臭い匂いもせず、煙も上がらず、どうやら無事の様です。

2号機、完成です!!!

 

チャンとヒーターの明かりが灯っています。

 

パンチングメタルのカバーを付けると、こんな感じデス・・・

 

後ろ姿は・・・

 

音は1号機に比べると、帯域は広いですがちょっと大人しい感じです。

今回はチョークトランスを使っていないので、広帯域化とハム音対策にNFBをかけていることもあり、1号機よりもゲインが低いことも一因かと。。。

最近のCD音源はレベルが高いので、最近の音源にはこちら2号機の方が合っている様です。

 

アンプの自作は楽しいですね!

アンプの目的は音楽を聴くためですが、作ることが目的になってきてしまって・・・ちょっと危ないです・・・

電離層のコンディションが良く無いので、どうもこっちに興味が向いてしまいます・・・いかんいかん!

 

と、秋葉原をほっつき歩っている時に目についてしまって、家まで連れて帰って来てしまいました・・・

 

こんどは、ちょっと太くて大きな玉です・・・キャ~(笑)


6P1+6N2 シングルアンプ 完成です

2018年02月12日 | オーディオ

先日買ってきたaitendoの真空管パワーアンプのキットですが、キット以外に真空管と電源トランス、アウトプットトランス等が必要です。

真空管はキットと一緒にaitendoで6P1を2本と6N2を1本買ってきました。

電源トランスは使っている真空管の定格や人様のブログなどを参考に、春日無線のKmB150Fを、アウトプットトランスは同じくOUT-54B57を、チョークトランスも同じく4B01Aにしました。(キット本体や真空管よりもお金がかかります(苦笑))

 

キットの説明では電源は両電源の±160〜±230VACとなっていて、基板も両電源を前提に整流回路が組んであるのですが、このトランスに合わせて1N4007 でブリッジを組んで200V出力を全波整流してキットの平滑コンデンサに入れることにしました。

またヒーター電源ですが、キットの基板はヒーター電源1系統で各真空管のヒーターに供給するようになっていますが、このトランスには6.3V/12.6V(これ以外にも14.5V/16Vがあります)の出力があるので、ヒーターに必要な容量を考えて、6.3V出力をヒーター電源の共通GNDにして0Vと12.6V出力からヒーター電源を2系統取り、6P1×1+6N2×1の系統と6P1の系統に分けて基板にジャンパーを入れてヒーターに供給しています。

トランジスターと違って高電圧ですので、木の板の上に仮組をしてみました。

まずは真空管は刺さずに各部の電源電圧等をチェック問題無いことを確認してからいよいよ真空管をソケットに刺して、いざAC100Vに接続!

煙や変な匂いはしないので、とりあえず大丈夫なようです(ホッ!)

いざCDプレーヤーを繋いでボリュームを上げてみると・・・無事に音が出てきました。

想像していた以上の音で満足です。

 

奥さんに聞かせてみると・・・「あら、良い音じゃない・・・音が明るいわネ!」との感想を頂戴しました。

 

ただハム音が結構するのであれこれと調べたら、ヒーターのグランドと回路のグランドを接続しないといけないんですね・・・

これを繋いだらハム音がピタっとおさまりました・・・メデタシメデタシ。

 

さて、板の上に置いたままでは実用に耐えないので、シャシーに入れることを考えます。

 

初めにキットの基板をシャシーの上に取り付ける形にして組んでみましたが、やはりなんかイマイチ・・・

奥さんに見せると「なんか緑色(→プリント基板の事です)のが見えてて、変なの!」と一蹴・・・( ;∀;)

 

それなら、シャシーの上に真空管が出るようにしてやろうじゃあないかっ!・・・ということで、真空管よりも背の高いパーツを基板から一旦引っこ抜いて

 

基板の裏側に付け直しです・・・

 

はんだシュッ太郎持ってて良かった!(笑)

 

基板の位置に合わせて、真空管のソケットがシャシーから面一で出るようにに加工するのが、なかなか大変です・・・

 

やっとこさ、皆様お馴染みの真空管アンプっぽい姿にすることが出来ましたよ~

 

ヒーターの明かりに真空管の中のリード線の影が映り、夜景もなかなかのモノです・・・

 

 

電子ビームがガラスに当たって出す青い蛍光も、綺麗です・・・

 

部屋を暗くしてこのアンプで好きな音楽を聴くと、うっとりです・・・

 

真空管のアンプって、いいなぁ・・・ハマりそうな予感・・・

(というか、既に2号機も構想中です)