樹業人~風の通心

持続可能な社会や森林・建築・木製品について、気ままに こそっと考える為のネタ帳です。

ちょっと残念な「民主党環境ビジョン」 1

2008-09-22 | ひとり言
またまた ご無沙汰してしまいました。

そして またまた長いブログになりそうなので
分割することにいたします。


3ヶ月に一度、このブログをはじめるきっかけになった「風の通心」の締め切りがあるのです・・・トホッ

書きたいことは 山ほどあるのですが…。


民主党環境ビジョンが 発表になったようです。

サラッと 読んでみました。

ちょっと カクッと してしまいました。

まぁ 林業に従事している有権者は少ないし
森林組合を押さえれば いいのかなぁとか
今 表立って 一般の方が問題にされているところは
押さえてあるし… しかたないかなぁとも思いますが

やはり 残念でなりません。
振り出しに 戻った感じがしてしまいます。


何度か言ってるかもしれませんが
私は、自民党員でもなければ 福田ファンでもありません。

でも ショックだったのです。

福田さんがやめたの…。


「福田ビジョン」  うれしかったんです。

「200年住宅」 の 考え方も悪くないんです。

やっと 日本の森林のことをはじめ 国の未来の事を考えて 方向を示してくれた人が現れたと思ったんです。

どう考えても 今までみたいな イケイケドンドンの景気になるなんてないんです。悲観的に思っているわけではないですよぉ。つかの間の夢を見させてもらった位に思って 限りある資源の中で分相応に生きていかなくてはいけない事をちゃんと 言ってくれないと 心づもりとか覚悟とか準備とかできませんからね。


「よっ 待ってました!大統領!」( あっ総理大臣かぁ なんて 突っ込みいれたりしながら読んだのでした。さむいけど…)


現場にいると 見えてくるものがあります。

ご機嫌伺いばかりしていては、本当の大切なことが見えません。

雑誌や本やマスコミの報道、学者の方の論文 風潮 もちろん これらに耳を傾け情報を得ることは大切です。


でも 民主党のビジョンを作られた方は
 
各地方の林業の方や
それを利用してなんとか未来の子供たちに身近な山を残したいと思いながら 必死で踏ん張っている地方の業者の話、

手入れしたくても出来ない もしくは やる気がでない山主の話を 
聞いた事がないんじゃないかぁと感じました。

これは、官僚じゃなくても 知る事ができます。


いくつか 気になった点を 次のブログで拾い上げてみます。

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