思う存分楽しめ!広告業界就職活動学生 ~09年度新卒へ~

これまで広告業界を志望した人達が、これから広告業界を志望する人達へメッセージを送るブログです。

自分の意見を伝えよう!

2005-12-19 17:51:06 | 面接アドバイス
 どうも!孫子06です。

 先日関西自治会の勉強会で模擬面接を行いました。今日はその時、思ったことについてお話させていただこうと思います。

 いちばん強く思ったことは、他人を意識できていないということでした。

 そしてそれをもっとも強く感じさせられたのは志望動機についてです。

 志望動機として、企業のホームページの社風欄に書いてあることや、説明会で語られて企業姿勢に共感しました。という意見を上げた方がほとんどでした。

 社風に対する共感だけなら誰でもできるのです。

 赤の他人が自分とまったく同じ志望動機を言っても違和感がない。そんな志望動機を企業が求めているでしょうか。

 当然求められていないと思います。企業が求める志望動機に定型なものはないと思います。

 AC公共広告機構のCMに「命は大切だ」と100万回言われるより、「あなたが大切だ」といわれるほうが生きていけるというメッセージがありました。

 誰にでも言える一般的な価値観よりも、相手に、自分自身に特化したメッセージの方が重みがあることは間違いないと思います。

 就職活動は他の志望者との競争でもあります。ですから、他の志望者と差別化して自分の魅力を、強いメッセージを伝える必要もあると思います。

 その過程で社風に共感することをアピールすること自体は別に悪いことではないと思います。ただそこで分析が終わっていることが問題なのではないか。そう思うのです。

 なぜ、社風に共感するのか?

 皆さん二十数年間、生きてきた中で自分独自の価値観を形成なさってきたはずです。社風に共感する価値観を形成するに至った経験などがあるはずです。 

 また、志望動機とは会社に入りたい理由だけを述べる場でもありません。自分がどういった形で会社に貢献できるかということを言ってもいいと思います。(偉そうな印象を与えないように注意する必要があります。)

 自分も就職活動を始めた時は誰でもいえるような内容の志望動機を書いていて、何度も書類選考で落とされた経験があります。

 これから就職活動をなさる皆さんには私と同じような過ちを犯してほしくないのです。

 そのためにも自分独自の目線でものが語れるようになってください。

 平成17年12月19日 孫子06

 広告業界就職フォーラム:http://homepage3.nifty.com/adunion/