思う存分楽しめ!広告業界就職活動学生 ~09年度新卒へ~

これまで広告業界を志望した人達が、これから広告業界を志望する人達へメッセージを送るブログです。

直接「会う」意味

2006-03-16 08:42:03 | OB・OG訪問
こんにちは 華はな06です。

3月も中旬となり、私たち06生の学生気分もカウントダウンが始まろうとしています。
そして私は不慣れな東京の街で、お花見を待ち焦がれています。

皆さんも東京で選考を受ける機会が増えているでしょうか。

今日は私が最近気になっていることについて書かせて頂きます。
それは
「直接会う意味」についてです。

「伝える」ということは、相手が受け取って初めて成立することではないかと私は思います。
相手の準備が整っていない状態で「伝えよう」としてもその情報は素通りしていきます。
また逆に相手が受け取ろうとしても「伝わってこない」という状況もあります。

最近、07生とお会いする機会が何度かあり、私はこの
「伝わってこない」
という状況に困ることが何度かありました。

訪問させてください、と言ってくださることは大変嬉しいのですが、どうも訪問後に私側に疑問が残ることがあるのです。
私の未熟さも1つの原因だと思いますが・・・(笑)

まず、
聞きたいこと自体もハッキリしていない。
会って何かを知りたい。
・・・などの雰囲気を感じてしまうのです。

私は先日内定先の先輩に
「不安なことがあり、相談させて頂きたいのですが・・・」と訪問させて頂きました。
お仕事後のお時間を頂きましたが、乾杯後すぐに
「で、聞きたいことって何??」
と質問がありました。
そこで、私が疑問や不安な点について、いくつか出来るだけ具体的に質問・相談させて頂きました。
その結果、不安については全て解消することが出来ました。

仮に、ここで私が
「特に何といって思いつかないのですが、全てが不安で・・・。」
と言っていたらどうでしょう。
先輩は「何を話してあげて良いのか分からない」
と思うのではないでしょうか。

プライベートではなく、就職活動や仕事に関する訪問は、ただ会いたいから会う、のではないですよね。
会う必要があるから会う、という発想ではないかと思います。

時間を共有するということはお互いにプラスなことがあるのが理想的だと思います。
電話でもメールでも質問は可能なこの時代、直接会うというコミュニケーションを選択するということはそれなりの意味があるはずです。

もちろん、緊張感を体感するのも1つの意味ではあると思いますが、それだけでは相手にプラスがあるでしょうか。
実は私も07生に会う時は、非常に緊張します。アドバイスする側の責任を感じているからです。
07生の方々も緊張するでしょうから、お互い様ですね。

ではそれ以外の効果は何でしょうか。
私は、私に会うことで得られる情報が07生にあれば光栄だと思っています。その為に私なりにオリジナルなアドバイスを心がけています。会った時間が無駄だったと思われるのは悲しいことだと思うからです。

皆さんも相手に伝える努力をしていますか。
知りたいことや不安があるなら、それをより具体的に相手に伝えましょう。
もしそれが相手の知らないことだったなら、知っていることをより深く聞く時間に使えるはずです。

私も就職活動の最初の頃、訪問では粗相がたくさんあり、先輩の時間を有意義に出来なかったように思います。

前日の109の記事に「一緒に働きたい人物」として私なりに付け加えるとしたら、
「時間を一緒に有意義なものに出来る人」を付け加えたいと思います。

これから皆さんとお会いするとき、貴重な時間を有意義なものにしたいと思います。
お互いの心がけで出来るはずですから・・・。


広告業界就職フォーラム
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    平成18年3月16日   華はな06