思う存分楽しめ!広告業界就職活動学生 ~09年度新卒へ~

これまで広告業界を志望した人達が、これから広告業界を志望する人達へメッセージを送るブログです。

質問の意図

2006-03-11 14:11:17 | 就職活動について
 どうも!ここのところ頻出しております孫子06です。

 我輩さんもご都合がよろしくなく、ブログの記入が困難なようですので私が代筆致します。

 たびたび記入が遅くなってしまいまことにもうしわけございません。

 先日とある掲示板をみていると「A社とB社の違いについていまいちよくわからないので教えてください」という質問が書き込まれていました。仮に、この質問でA社とB社の違いがわかったとして、面接の場での返答をしたとき、それは求められた意見なのでしょうか?それは自分の意見なのでしょうか?

 返答として客観的な事実を求められているのか、自分の視点に基づいた意見がもとめられているのか質問のよってその答えも判断しなければならないのではないでしょうか?

 私見ですが、A社とB社の違いについて質問は、客観的な事実を答えることが全く求められていないとは言いませんが、自分自身が会社をどういう視点でみているのかについての意見が求められていると思います。


 また、志望動機に関して話していた時、「○○のような広告が作りたい」という話題が上がった際、志望動機を聞かれる意図について考えてみました。

 何故志望動機を聞かれるのでしょうか?

 熱意を持っている人とそうでない人を見分けるため

 会社の利益と志望者の利益がマッチングしているか確認するため

 志望者の仕事に対する理解の度合いを知るため

 仕事に対する熱意の源泉を知るため
 
 …などなど様々な意図が想定されます。

 「○○のような広告が作りたい。」その思い自体は非常に大切なことだと思います。しかし、会社は特定分野の広告ばかりを作っているわけではないと思います。何かをやりたいと思う気持ちは非常に大切なことだと思いますが、そればかりを主張するのはどうかと思います。

 意図に沿った回答を絶対にしなくてはならないということはないと思いますが、
先日ギブ&テイクの記事でも書きましたとおり、自分のやりたいことばかりを主張して、相手がして欲しいことに対して言及しないということは、自分勝手な意見と受け取られても仕方の無いことなのではないでしょうか。

 仕事全体を踏まえた上での意見なのか、ただ単に仕事の局部しか見えていない意見なのか、その違いを伝えるためにも、もっと伝え方を考えるべきではないでしょうか。

 面接、エントリーシート等が何を話す場であって、そこでなされる会話、表現が何を伝え、何を確認することなのか、そしてそれによってどういう結果が得られるのか、そういうことについても考えてみてください。

 広告業界就職フォーラム:http://homepage3.nifty.com/adunion/

 平成18年3月12日孫子06