実践ロハス生活!~これであなたも医者いらず~

メルマガのバックアップを目的にしています。

実践ロハス生活!~これであなたも医者いらず~(第129号)

2007年12月31日 | メルマガ
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☆                                  ★
  ドクターロハスがお届けする殿堂入りマガジン
    『実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜(第129号)』
             2007.12.31 まぐまぐ8305部 自社配信342部
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  あなたの健康自立をサポートするメルマガです。末永くお付き合い下さい!
 ●今日のテーマ●
 【巻頭言】    年末を迎え、みなさんいかがお過ごしですか?
 【診察室から1】 風邪の脈に関する一考察
 【Coffee Break】 (改題)みんなの健康管理法2:「いつも健康だ」宣言
 【診察室から2】 メルマガによる医療費抑制?
 【本のご紹介】  『書店風雲録』
 【編集後記】   メルマガ英語版間もなくです!
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 こんにちは。ドクターロハス陣内です。

 年末を迎え、みなさんいかがお過ごしですか?

 今年の冬は寒いためか、風邪をひいている人が多いのは分かるのですが、発
 熱できずに寒気が生じてしまっている、風邪+疲れ=寒気という患者さんが
 多いのが特徴だと感じます。

 年末が故にひどい疲れを生じているのだろうと思いますが、もっとゆとりの
 ある年末を迎えたいものですね。人事ではありませんが(笑)。

 このような風邪をひかれた方、休めばかなり回復しますので、正月休みをゆっ
 くりとって下さいね。

 実践ロハス生活〜これであなたも医者いらずブログ
 http://blog.livedoor.jp/lohas_j/archives/50776569.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【診察室から1】風邪の脈に関する一考察
 ____________________________________________________________________◆

 何故、風邪をひくと脈が浮いて、だんだん沈んで、また元にもどるのか?
 こういう一見馬鹿馬鹿しいことを真剣に考えることが重要だと思うのです。

 西洋医学の先生たち(私はちょっと外にいるつもりです)からは、「脈の浮き
 沈みなんて考えられない!脈の数の多い少ないが重要だろう」と教科書に書
 いていないことは、考えても無駄と思っている人が多いのです。

 しかし脈の細かい変化は現実に存在します。実は脈に関する細かい考察がな
 されている本があります。血液の流量が増加すると解剖学的に脈が浮いて、
 元に戻ると脈が沈むという考え方です。

 ★「鍼灸医療への科学的アプローチ」★(少し専門的に知りたい人向け)
 水嶋丈雄(著)、三和書籍(2005/09)
 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4916037839/jjclinic-22/ref=noism

 ただ、この本でさえ、脈の浮き沈みを厳密に言い表したとは言い難いです。
 風邪のときに生じているのはもっと単純な現象かもしれません。免疫に関す
 る細胞は血管の中にありますから、血管がある位置が免疫的に最も有利な場
 所であろうと私は考えました。

 すると風邪の初期に免疫の中心を体表に持って行くために脈が浮くこと、そ
 の後だんだん風邪が体内に進行していくに従って血管が沈むことは、免疫を
 最も効率よく働かせる体の適応のように思えるのです。サッカー日本代表が
 トルシエ監督時代に、ディフェンスラインを上げたり下げたりしていたのを
 思い出します。そんなイメージです。

 何も証拠はありませんが、人間の体はこれくらい精巧にできているのではな
 いでしょうか??

 陣内耳鼻咽喉科クリニックブログ
 http://blog.jjclinic.jp/archives/50508619.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【Coffee Break】(改題)みんなの健康管理法2:「いつも健康だ」宣言
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 読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。
 先週は「風門穴の利用」でしたが、2件目はRiranさんの健康法です。
 
 >私の健康法は「病気にならない」と決めることです。
 >「私はいつも健康だ」と宣言しています。
 >今流行りの「引き寄せ」的考え方ですが、
 >本当にここ5〜6年、風邪ひとつひいていません。
 >ほかには特に予防はしていないので、
 >気持ちの持ちようは結構大事だと思います。

 「引き寄せ」の効果は私も大きいと感じています。病院に繰り返し来る人た
 ちは、自分の症状を流暢に話す人が多いように感じます。

 症状を口に出すことで、自己の無意識が「そうか病気だったのか!」と認識
 して体に変化を与える、ということはあり得ることです。

 他人に話をするとすっきりすると思われがちですが、自分の体がそのことに
 規定されてしまうということは怖いことです。病気の時にはできるだけ寡黙
 に治癒に向けた努力をすることが良いと私は考えています。

 Riranさん、ありがとうございました。

 私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っ
 ています。実体験の集積が大切です。あなたの健康法をlohas@jjclinic.jp
 まで、是非メールで教えてください。

 新医療研究
 http://blog.livedoor.jp/jjclinic/archives/50474551.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【診察室から2】メルマガによる医療費抑制?
 ____________________________________________________________________◆

 テレビでは年末の特集番組が組まれています。なかなか興味深いですよ。

 TBS「ブロードキャスター」では、今後の行方が気になるニュースとしては、
 この5つが挙げられていました。
  ・年金問題  ・食品やガソリンの値上げ  ・消費税率の問題
  ・地球温暖化  ・総選挙

 医療の問題は挙がらないのですね。医療の問題は急なときには身近なのに、
 健康なときにはあまり身近に感じにくい問題だとあらためて感じます。

 私が白衣を着て座っていると、いろいろ話をしてくれる人たちも、私服で商
 店街を歩いている私には全く気づかないのと少し共通性を感じます。

 しかしすでに一般歳出の40%以上が社会保障であり、その主たる使途は年
 金と医療なのです。興味を持たないでは済まされない問題ですよ。
 http://www.nli-research.co.jp/report/econo_report/2007/ke0704.pdf

 このメルマガは日ごろから健康とは何かをきちんと考えて、健康面で自立し
 よう!ということを目的にしています。メルマガで健康保険料を下げること
 はできませんが、医療費抑制には役立つかもしれません。

 ドクターロハスの何でも日記
 http://blog.livedoor.jp/kjin66/archives/50415310.html


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 【本のご紹介】『書店風雲録』
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 ★『書店風雲録』★
 田口久美子(著)、筑摩書房(2007/01)
 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4480422986/jjclinic-22/ref=noism

 本の販売にまつわる裏話が、当時の経営や企画の主人公たちによって語られ
 ている、本好き向きのドキュメンタリーです。

 何となく並んでいると思っている本も、それがたとえ大きな書店でも入手経
 路が確立していないと、かなり入手困難であることがよく分かりました。

 本の販売はとても保守的な世界なので、いろんな企画が行われにくいわけで
 すが、それを上手くプランニングした人たちのいろんな秘話が掲載されてい
 ます。話は東京が中心ですね。

 難しいことを考えたくないときに読むには良い本だと思いました。

 ドクターロハスの読書日記
 http://blog.livedoor.jp/mybook_j/archives/50784998.html


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 【編集後記】メルマガ英語版、間もなくです
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 やはり産みの苦しみと言いましょうか、メルマガ英語版を発刊します、と先
 週書きましたが、なかなかパッとは行きませんね。

 これから自分も英語力をつけていこうと考えているので、こちらにも力を入
 れて行きたいと個人的には思っています。

 まあ、本当に言語習得には近道はないですね。私もひとつひとつ覚えていこ
 うと思っています。

 今年は最後です。ではまた来年、お会いしましょう!


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 発行者: あなたの健康自立をサポートするドクターロハス(陣内賢)
      E-MAIL: lohas@jjclinic.jp(@は小文字でお願いします)

 発行所: 陣内耳鼻咽喉科クリニック(東京都渋谷区笹塚)
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  まぐまぐ → http://www.mag2.com/m/0000164378.html

 ★私の経歴です。http://www.jjclinic.jp/inchou.html

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 ★ご意見、ご質問などございましたらメールを下さい。可能な限りメールや
  メルマガ上でお答えします。 → lohas@jjclinic.jp

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 ★過去のマスコミ掲載実績 
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 ★著作権について
  メールマガジン「実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜」のコ
  ンテンツの著作権は、ドクターロハス(陣内賢)に帰属しています。コン
  テンツの利用は私的なものに留め、無断転載はおやめください。私的利用
  の範囲を超えるご使用の場合は、あらかじめ、lohas@jjclinic.jpにご連
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 ★原文全てそのままの転送はご自由ですのでどんどん転送してください。
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 ◎健康情報に関してはご参考にしていただくに留め、気になる症状がござい
  ましたら必ず専門の医師の診察を受けられるようにお願いいたします。

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実践ロハス生活!~これであなたも医者いらず~(第128号)

2007年12月24日 | メルマガ
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 【巻頭言】    メルマガ英語版の配信を開始します!
 【診察室から1】 インフルエンザの早期発見の努力について
 【Coffee Break】 みんなの風邪予防法1:「風門穴」の利用
 【診察室から2】 熱が出たから抗生物質を飲むのか・・・?
 【本のご紹介】  『がん患者学〈1〉長期生存患者たちに学ぶ』
 【編集後記】   ドクター対象の風邪の漢方講座を控えています
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 こんにちは。ドクターロハス陣内です。

 以前から計画していたのですが、このメルマガを英語でも配信することにな
 りました。私が訳すのではありません。翻訳の方を頼んでありますのでご安
 心下さい(笑)。英語の勉強をしたい方にもおススメします。

 予算の都合もありますし、英語の質問に対する私の対応に時間がかかること
 も予想されますので、当面は4誌に1誌の割合で発行してみようと思ってい
 ます。近日中にクリニックのHPからリンクを貼っておきます。

 外国からの健康に関する情報も集まりやすくなると思っています。私は健康
 に対する関心は世界共通のものだと思っていますけれど、今後どのようなこ
 とが起こるのかとても楽しみです。

 実践ロハス生活〜これであなたも医者いらずブログ
 http://blog.livedoor.jp/lohas_j/archives/50770952.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【診察室から1】インフルエンザの早期発見の努力について
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 インフルエンザが東京では流行が始まっています。昨年よりもやや早い流行
 の始まりです。私のクリニックでも1日に4人のインフルエンザ患者さんが
 来院されたことがありました。

 最近はタミフルとかリレンザというようなインフルエンザ治療薬があります
 ので、その薬をいかに早く患者さんに提供するか、ということに心を砕いて
 います。目標は熱が出る前の診断です。熱が出れば誰でも診断できますから。

 以前にもメルマガに書いたことがあったかもしれませんが、脈証は有効な診
 断ポイントのひとつであると思います。ただ、熱が出る前のインフルエンザ
 の診断に100%成功するわけではありません。疑陽性、つまりインフルエ
 ンザでないのに脈証では陽性と思える人たちが半分います。ただ偽陰性、つ
 まり見逃し例はあまりないので、脈証も使い方によっても有用な方法と言え
 ると思います。

 脈証でどうインフルエンザ初期を判断するかを説明します。風邪の初期症状
 として寒気やだるさがでてきたときに脈は軽く触れるだけで強く触れてきま
 す。これを「脈が浮いている」と表現します。体が病気に抵抗している時期
 です。

 インフルエンザの場合は脈が浮いている期間が長いので、脈が浮いたまま、
 初期症状、つまり寒気、だるさ、熱があるままで、頭痛、そして喉が痛くな
 るという具合に風邪の中盤から終盤の症状が重なって出てくるのです。慣れ
 ないと判断はやや難しいです。

 もうひとつ判断の根拠となり得ることが先日起こりました。目の前のインフ
 ルエンザ患者さんの寒気が私にも生じたのです。その後何も起こりませんで
 したので、感染したのではないと思います。感染にしては症状がでるまでや
 や早すぎると思います。気の世界に共振という現象がありますが、私はそれ
 であったと思っています。同じ周波数の音叉が共鳴して鳴るように、病気に
 共鳴したということです。

 私は毎日、気のエクササイズをしているので、少しずつ敏感になっているの
 かもしれません。もしかすると精度がどんどん上がる?という期待もあるの
 ですが、体を張って診断するのはちょっと抵抗がありますね(笑)。

 陣内耳鼻咽喉科クリニックブログ
 http://blog.jjclinic.jp/archives/50504078.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【Coffee Break】みんなの風邪予防法1:「風門穴」の利用
 ____________________________________________________________________◆

 読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。
 先週はナント3件ものメールが寄せられました。ありがとうございました!
 紙面の都合で今週は1件のみのご紹介です。

 1件目はIさんの健康法です。
 >私は鍼灸院を訪ねて、風邪予防の鍼を受けることにしています。そのつぼ
 >は、「風門」と言う所です。鍼に低周波の30ヘルツの電気を流します。
 >おかげで、ほとんど風邪もひいたことがありません!今年もまた週に1度
 >の通院を始めています。

 背中の上方で正中やや外側に風門というツボがあります。膀胱経という経絡
 上にあります。経穴の解説にも「風邪が侵入する門」と紹介され、そこへの
 施術は疎散風寒、清熱調肺の効果があるとのことです。「肺」への効果があ
 るので、風邪だけでなく、皮膚の痒みや、急な鼻水にも効果があるとされて
 いるようです。

 ツボ、すなわち経穴の名前というのは、それぞれ意味があるので、侮れませ
 ん。「風門」というツボを覚えておいて損はないでしょう。位置の図はこち
 らをご覧下さい。
 http://www.touyouigaku.org/koramu/16nenkoramu/5gatu/5gatu.htm

 私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っ
 ています。実体験の集積が大切です。あなたの健康法をlohas@jjclinic.jp
 まで、是非メールで教えてください。

 新医療研究
 http://blog.livedoor.jp/jjclinic/archives/50470578.html


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 【診察室から2】熱が出たから抗生物質を飲むのか・・・?
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 風邪の際に抗生物質をもらうことがあると思いますが、どの場合に使用する
 のが有効なのでしょうか?アメリカでは抗生物質は薬局に売っています。ど
 のような状況を想定して抗生物質を買い求めるのでしょうか?

 当たり前のことですが、抗生物質は菌を殺します。菌がなくなると菌の塊で
 ある膿が減少して病状が治っていく、これが一般的な考え方でしょう。

 しかし実際には抗生物質をどういうときに医師から処方されるのか、完璧な
 指標がないように感じます。熱が出たら、という考え方もあるようですが、
 私の目にはそれが必ずしも適切ではないように感じられます。

 熱がでたときに抗生物質が必須だと感じるのは、まず扁桃炎です。高熱が出
 ますし、炎症の勢いも強く、抗生物質の効果も高いです。あと必須なのは、
 重症の気管支炎や肺炎のときで、これは通常の風邪のときにはあまり生じな
 い重度の状態でしょう。

 抗生物質があるほうが良くなりやすいのは、副鼻腔炎(蓄膿ですね)と軽症
 の気管支炎です。これは風邪でも頻繁に生じます。でもこれらの状態では、
 高熱が出ることはあまりありません。

 肺炎とか、重症気管支炎の時には熱=抗生物質なのでしょうけれど、風邪の
 ときにはちょっと様相が違うように感じます。どんなものでしょうか?

 ドクターロハスの何でも日記
 http://blog.livedoor.jp/kjin66/archives/50412183.html


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 【本のご紹介】『がん患者学〈1〉長期生存患者たちに学ぶ』
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 ★『がん患者学〈1〉長期生存患者たちに学ぶ』★
 柳原和子(著)、中公文庫(2004/03)
 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4122043433/jjclinic-22/ref=noism

 がんを宣告されて以後、いろいろな経緯を経て長期生存を達成している人た
 ちのインタヴューがそのまま本になっているものです。

 何か良いところがあるので生きながらえているのだろうと思います。素人だ
 からと馬鹿にせず、こういう人たちから学ぶという姿勢は大切だと思います。

 特別な治療をした人がいるわけでもありませんし、特定の治療を否定したわ
 けでもありません。自分で考えて選択していることと、治療以外の生活面に
 重きを置いているということにはどこか共通のものを感じました。

 それぞれ全く異なる考え方で生き残っているという現実は、現在のガイドラ
 イン治療とは相容れないもののように感じられました。やはり治療は個々に
 考えられなくてはいけないのでしょう。あとはそれを支える医療者の力量と
 医療保険の問題、ということかもしれません。

 ドクターロハスの読書日記
 http://blog.livedoor.jp/mybook_j/archives/50777204.html


★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★★★
 【編集後記】ドクター対象の風邪の漢方講座を控えています
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 1月24日に都内ドクター対象の風邪の漢方講座を行います。ドクター対象
 の講演は個人的なものを除くと初めてなので緊張します。

 どのように情報を提供しようかと考えるのですが、考えているといろいろア
 イデアが湧いてくるものです。

 力を入れるところは、そもそも風邪とは何?という基本的なところです。こ
 のメルマガをいつも読んでいる人なら分かっていることかもしれませんよ。
 この講演の内容はいずれ、読者の皆さんにもお伝えしていこうと思っている
 ところです。

 ドクターロハスの何でも日記
 http://blog.livedoor.jp/kjin66/archives/50412195.html

 ではまた来週!


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  有用な情報だと感じたら、是非購読をお願いします!

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実践ロハス生活!~これであなたも医者いらず~(第127号)

2007年12月17日 | メルマガ
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 ●今日のテーマ●
 【巻頭言】    スポーツとは何か?薬物汚染
 【診察室から1】 久しぶりの雨〜カラカラボディ
 【Coffee Break】 みなさんの病気予防法を教えてください!
 【診察室から2】 五感を研ぎ澄ます方法〜戒壇めぐりから
 【本のご紹介】  『カラーブリージング』
 【編集後記】   「偽」は医療の世界にも?
★                                  ☆
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 こんにちは。ドクターロハス陣内です。

 薬物汚染がスポーツ界に広がっているようですね。アメリカの発表ですが、
 日本で活躍している選手もリストにあるようです。
 http://tinyurl.com/yule74

 ラジオでスポーツライターの小林信也さんが言っていましたが、そもそもス
 ポーツとは鍛えた人間の体を使って、どこまでできるのか?ということであ
 るのに、薬物に頼って達成しようとするのは邪道である(表現は異なります)、
 と切り捨てていました。

 何でもそうですが、本当は何のためにあるのか?ということは問い直す必要
 があります。薬やサプリメントもやたらと乱用すべきでないことは明白です
 よね。

 ドクターロハスの何でも日記
 http://blog.livedoor.jp/kjin66/archives/50408882.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【診察室から1】久しぶりの雨〜カラカラボディ
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 東京ではカラカラ天気が続いていましたが、先日ようやく本格的に雨が降り
 ました。

 インフルエンザウイルスは水に弱いので、これで流行も一段落ということに
 なると良いですね。

 私のクリニックの近隣では学級閉鎖が増えてきているように聞いています。
 不思議と私のクリニックにはあまりインフルエンザの方はいらっしゃいませ
 んけれど。

 ところで、天気と同様にカラカラボディになっている人をよく見かけます。
 実際に喉が渇くことを自覚している人もいますし、皮膚に潤いがなくなって
 いる人や、空咳が続く人もそうです。

 人間は体内に宇宙を持っている、と書くと宗教がかっているように見えます
 から、体内に自然を内包していると表現してみますか。東洋思想では自然に
 起こっていることが、体でも起こっているわけです。

 エネルギーが燃焼して温暖化し、水を維持できず砂漠化する。人間でも同じ
 ことが生じているに過ぎないのです。ですから自然環境を守れないようでは
 健康の永続的維持など不可能なのではないかと思えてしまいます。

 みなさんも環境問題を健康問題と捉えるようにしたら如何でしょうか?

 陣内耳鼻咽喉科クリニックブログ
 http://blog.jjclinic.jp/archives/50500224.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【Coffee Break】みなさんの病気予防法を教えてください!
 ____________________________________________________________________◆

 読者のみなさんが独自にやっている健康法について教えてください。

 どんなに些細なことでも結構です。できる限り掲載していきたいと考えてい
 ます。

 私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っ
 ています。実体験の集積が大切です。lohas@jjclinic.jpまで、是非メール
 で教えてください。

 先週掲載したNHさんの風邪予防法です
 http://blog.livedoor.jp/jjclinic/archives/50462245.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【診察室から2】五感を研ぎ澄ます方法〜戒壇めぐりから
 ____________________________________________________________________◆

 先日、大前健一氏がメールマガジンで、テレビの情報は事実が歪められてい
 るので、あまり本当だと思ってみないほうが良い、というコラムを掲載して
 いました。

 大前氏は政治経済問題、私は健康問題で、ですけれど、大いに同感で、子ど
 もにもこのコラムを読んで聞かせました。だから我が家はテレビがリビング
 にないのだ!とです(笑)。

 さて、私がもうひとつテレビが好きでない理由があります。それは五感が鈍
 る気がするからです。

 先日、四国香川県善通寺に行きました。弘法大師が生まれたとされる所です。
 その大師堂というお堂の地下は「戒壇めぐり」という石の迷路になっていて、
 入るときに「左手を絶対に壁から離さないように進んでください」と言われ
 るのです。

 善通寺
 http://www5a.biglobe.ne.jp/~kazu_san/hyaku_zentsuuji.htm

 ここで初めて真暗の中を歩く経験しました。昨今はどこにでも明かりがあり
 ますし、暗ければ何か明かりを必ず点けるものです。

 ここでは本当に真暗の中を壁の感覚のみで進まなければなりません。周囲の
 音なき音を聞いたり、周囲の雰囲気をつかもうと必死になります。これは五
 感を鍛える修行であるのだな、と直感で分かりました。

 私は普段目から入る情報量があまりに多いことを痛感しました。少し情報を
 遮断する時間を持たないと、せっかく持っている感覚をダメにしてしまうの
 ではないでしょうか?

 戒壇めぐりは善光寺にもあると聞きました。是非そちらも訪れてみたいです。
 http://www.zenkoji.jp/hondou/index.html

 実践ロハス生活〜これであなたも医者いらずブログ
 http://blog.livedoor.jp/lohas_j/archives/50765408.html


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 【本のご紹介】『カラーブリージング』
 ____________________________________________________________________▼

 ★『カラーブリージング』★
 Lクラーク、Yマーティン(著)、林陽(訳)、中央アート出版(2005/04)
 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4886396763/jjclinic-22/ref=noism

 2005年に出版されたのは第6刷で、なかなかのロングセラーと言える本だと
 思います。ブリージングというのは「呼吸」の意味ですので、色の呼吸とで
 も言え方法です。

 色のイメージを吸い込んで体に満たすことで、例えばピンク色なら若返りや
 肌艶を保つどころか、若いときに戻すことができたり、わがクリニックのカ
 ラーであるオレンジは痛みを取る効果が出たりという療法の話です。

 女性には魅力的な話のように感じますね。だってスポーツクラブや病院のよ
 うにお金をかけずに美容と健康が得られるのですから。

 私にとっては実際に色のイメージを完璧に描くのは難しいです。これから練
 習していく予定です。

 番外編)訳者あとがきから。「若さとは偏見からの自由、習慣的考え方、行
 き方からの自由である。」う〜ん、納得です。

 ドクターロハスの読書日記
 http://blog.livedoor.jp/mybook_j/archives/50768728.html


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 【編集後記】「偽」は医療の世界にも?
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 今年をあらわす言葉として「偽」が選ばれたとか。かなりの大差で選ばれた
 のですね。
 http://www.kanken.or.jp/kanji/kanji2007/kanji.html

 医療では、表示偽装のような悪意の「偽」ということはなかったように思い
 ますが、悪意のない「偽」はかなり横行しているように思います。

 今考えているのは、いかにも基本的ですが、「痰」がどのようにできるか、で
 す。もう少し言うと、口の中から粘った痰が作られるのか?ということです。

 昔から医師に「痰」が出るというと口の中を診察してもらってきましたが、
 口の中に痰を生み出す異常を見つけられるものでしょうか?鼻か気管が悪く
 ないと、(粘った)痰は出ないのではないか?というのが今のところの結論で
 す。少々理屈っぽくなってしまいましたね。

 新医療研究
 http://blog.livedoor.jp/jjclinic/archives/50467238.html

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 ◎健康情報に関してはご参考にしていただくに留め、気になる症状がござい
  ましたら必ず専門の医師の診察を受けられるようにお願いいたします。

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実践ロハス生活!~これであなたも医者いらず~(第126号)

2007年12月10日 | メルマガ
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    『実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜(第126号)』
             2007.12.10 まぐまぐ7570部 自社配信334部
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 ●今日のテーマ●
 【巻頭言】    今回選んだカレンダーについて
 【診察室から1】 副鼻腔炎についての考察(続き)
 【Coffee Break】 みんなの病気予防法を掲載するコーナーを作りました
 【診察室から2】 副鼻腔炎についての考察2(さらに続き)
 【本のご紹介】  『ゆだねるということ(上)』
 【編集後記】   私の「ロハス人向けネットショップ」・・・夢ですね
★                                  ☆
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 今年も押し迫ってきました。

 年賀状の写真をどれにするか・・なんてことを我が家ではやっていましたが、
 今日は来年のカレンダーについてです。

 みなさんはどのようなカレンダーを使いますか?

 私は今までは写真のきれいなものを使っていました。写真家の吉村さんのカ
 レンダーと外国の風景、そしてJICA(国際協力機構)のもの、と身の回りに
 は3つありました。

 しかし今回最初に採用したのは、歳時記のついた古風な数字の大きい、書き込
 みのできるタイプのものです。

 暦には古人の知恵を感じさせるものがあるということを今まで忘れていました。
 少し見直して、身の回りにおこうと感じた次第です。

 ドクターロハスの何でも日記
 http://blog.livedoor.jp/kjin66/archives/50404217.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【診察室から1】副鼻腔炎についての考察(続き)
 ____________________________________________________________________◆

 私はおしゃべりなので、患者さんの前でぺちゃくちゃ話をすることがときど
 きあります。そんな中で、自分の話したことから気付きを得ることがあるの
 です。

 昨日も「こういう理屈だとうまく説明できるなあ」と自画自賛しながら(笑)
 話をしていました。やはり副鼻腔炎のことです。

 もともと副鼻腔炎(昔で言う蓄膿症です)というのは、細菌の感染が原因で
 あるというのが定説なわけです。ですので、抗生物質をどんどん与えていき、
 治ればハッピー、ダメならあきらめるか、手術か、というような流れになっ
 ていきます。

 でもよく考えると、細菌が検出されたからといって、その菌が副鼻腔炎を起
 こしたということにはなりません。ちょっとだけここには論理の飛躍があり
 ます。菌は私たちの周りにいつもいるので、鼻汁が好きな菌がたまたま増殖
 しただけに過ぎないということだってあり得ることです。

 抗生物質はあたると確かに効果があります。ですので細菌が副鼻腔炎に拍車
 をかけているということを否定するつもりはありません。でも細菌がきっか
 けになって副鼻腔炎は発症しているのでしょうか?

 (後半に続く)


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【Coffee Break】みんなの病気予防法を掲載するコーナーを作りました
 ____________________________________________________________________◆

 読者のNHさんの風邪予防法がなかなか面白いので掲載してみます。

 先日、なんだか風邪を引きそうだなぁと思ったので、キムチ鍋と生姜湯で身
 体を温め、20分ぐらいのプチ座禅で気の流れを整え(た気になっ)て、湯た
 んぽと一緒によく眠ったら風邪を引かずにすみました。

 私の場合、肩の凝りをほぐしてやると本格的な風邪に移行せずにすむことが
 あります。このとき、凝りを完全にほぐしてしまおうとするのではなくて、
 滞っている血液?リンパ?気?の流れの道筋をつけるべく、軽いマッサージ
 か体操で「さ〜、流れるんだよ〜」ぐらいにしておいて、あとは流れを正常
 に戻そうとする体の働きにまかせてやったほうが、身体に負担がかからなく
 て結果が良いような気がします。

 自分の体を観察しながらの予防法ですね。みなさんの参考になる部分がある
 かもしれません。

 私はこんなことをしていますっ!ということをメールして下さい。掲載され
 てしまうかもしれないことをご承知おき下さいね。採用の方へのプレゼント
 はありません(笑)。lohas@jjclinic.jpまで

 新医療研究
 http://blog.livedoor.jp/jjclinic/archives/50462245.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【診察室から2】副鼻腔炎についての考察2(さらに続き)
 ____________________________________________________________________◆

 東洋医学では、膿は熱があるとき、水は寒いときに生じるとされています。
 ついでですが、尿が濃いのは熱があるとき、薄い尿は寒いときに生じます。

 来年1月に耳鼻科医のための漢方講座を担当することになったのですが、そ
 のスライドを準備しているときから、副鼻腔炎の位置づけがどうも気になっ
 ていました。もしかして分泌物で自分の熱を捨てているのではないか?と。

 気管支炎の治り方でも痰がどんどん出せると、赤さがどんどん取れて治って
 いきます。乾きがひどくて気管から痰が出せない人の場合にはなかなか治り
 ません。実は「熱を捨てる=痰」より「熱を捨てる=膿性分泌物」が真実な
 のではないか?と感じたわけです。

 そうすると「膿の出る副鼻腔炎を生じやすい人=体の熱がたまりやすい人」
 ですので、ストレスで頭に熱がこもる人、毎晩度数の高い酒を飲む人、運動
 不足の人、過食の習慣があって太りやすい人などが挙げられるでしょう。

 前週にも指摘しましたが、上半身の冷えも増悪因子です。冷えは気の流れを
 阻害しますので、免疫的に不利になりますし、熱もこもりやすくなりそうで
 す。これで話に矛盾はないのですよ。

 実際に副鼻腔炎が細菌によって引き起こされているかどうかを、確実に診断
 する手段はありません。ですので、議論しても仕方のないことです。ですが
 こういう東洋医学の考え方だけは知っておいても良いでしょう。

 細菌のせいにばかりしないで、自分の側を調整することを覚えましょう。

 陣内耳鼻咽喉科クリニックブログ
 http://blog.jjclinic.jp/archives/50495264.html


▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼▼▼▼
 【本のご紹介】『ゆだねるということ(上)』
 ____________________________________________________________________▼

 ★『ゆだねるということ(上)』★
 ディーパック・チョプラ(著)、住友進(訳)、サンマーク出版(2007/10)
 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4763184482/jjclinic-22/ref=noism

 自然の営みに逆らわないならば、場と同期して、必要な情報が自分の前に現
 れるのだ、という本です。内容はシンクロニシティについてで、自分が努力
 して、かつ自然にゆだねていると幸運がやってくるというものです。

 私は今まで気づかなかったのですが、犬が泥棒を見て吠えるのは、そういう
 マイナス感情を犬が察知するからなのだ、と言われると納得してしまいます。
 そういう感情の変化が外の空気にまで影響を与えるのですから、自分の体に
 変化を与えないはずがありませんね。ストレス恐るべし・・・物事を天にゆ
 だねることで、ストレスはずっと軽くなるはずです。

 遺伝子工学により害虫のつきにくい米を作ることはどうでしょう?動物や気
 象にまで配慮して作られているでしょうか?人間が楽をしたいという一面的
 な食物なのではないでしょうか?食物は自然にゆだねた方が良いのかも知れ
 ません。こういう一面的な見方が身の回りにすごく多くていやになることが
 ありますよ。

 ドクターロハスの読書日記
 http://blog.livedoor.jp/mybook_j/archives/50756078.html


★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★★★
 【編集後記】私の「ロハス人向けネットショップ」・・・夢ですね
 ____________________________________________________________________▼

 メールボックスも迷惑メールが多くて嫌になることが多いですが、健康関連
 の情報を探すのは本当に一苦労です。素直に健康情報に行き着ければ良いの
 ですが、営利目的サイトが幅を利かせているので、健康情報に関しては独自
 に情報源を持つ必要があります。

 その上、西洋医学以外の医学は、科学的データがほとんど揃っていないので、
 ホンモノかダマシなのか、見分けるのも一苦労です。

 私は自分が実感したもの以外は、そのように書きますし、紹介もしないつも
 りです。今度、私が効果を認めたものだけを陳列するネットショップを作り
 たいですね。「ロハス人向けネットショップ」まだ構想のみですから、いつ
 オープンできるかな(笑)。

 実践ロハス生活〜これであなたも医者いらずブログ
 http://blog.livedoor.jp/lohas_j/archives/50757735.html

 ではまた来週!


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 ◎健康情報に関してはご参考にしていただくに留め、気になる症状がござい
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実践ロハス生活!~これであなたも医者いらず~(第125号)

2007年12月03日 | メルマガ
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             2007.12.03 まぐまぐ7650部 自社配信328部
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  あなたの健康自立をサポートするメルマガです。末永くお付き合い下さい!
 ●今日のテーマ●
 【巻頭言】    ジャスミン茶による風邪予防(続き)
 【診察室から1】 鼻水が続くのですが・・・
 【診察室から2】 風邪なのに熱がでない!!
 【本のご紹介】  『ヘミシンクで起きた〜驚愕の前世体験』
 【編集後記】   あなたはどちらの鼻がつまりますか?
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 先週、夜遅くまで勉強をしているお子さんがいらっしゃったら、コーヒーは
 ジャスミン茶に替えると風邪の予防(治療?)になるということを英語教室
 のS先生に教えていただきました。

 実はこの方法には抑えるべきポイントがあるようです。さらにS先生からの
 メールです。

 ず〜っと圧し掛かってる『大きいプレッシャー』には効かないらしいのです。
 ですので、大学入試のようなタイプには効果がないかもしれませんが、突然、
 降って来たプレッシャーにはイイカンジと思っております。みなさまに試し
 て頂きたいな〜と思っております。

 どなたか試された方がいらっしゃいましたら、結果をお教え下さい!
 lohas@jjclinic.jpにお願いいたします。

 陣内耳鼻咽喉科クリニックブログ
 http://blog.jjclinic.jp/archives/50491266.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【診察室から1】鼻水が続くのですが・・・
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 Nさんよりいただいたメールですが、「子どもが風邪をひくと2週間以上、
 長いと1ヶ月以上鼻水が続きます。」とのことです。

 昔はハナタレ小僧がたくさんいましたが、今はお母さんが気にして病院に連
 れていらっしゃることが多いので、そういうお子さんはあまり見なくなりま
 したね。

 これは副鼻腔炎であることが大半ですが、昔の子どもたちは寒空の中で走り
 回っていましたから、そういう子も多かったわけです。今は治安の問題など
 もあり昔ほどに自由に走り回ったりはしなくなりましたものね。

 でも寒い季節になると、持続的に副鼻腔炎の症状、つまり鼻水、鼻づまり、
 朝の痰などの症状がでる人が大人も子どもも増えてきます。この副鼻腔炎は
 風邪をひいても悪くなりますから、副鼻腔炎+風邪で相当長期間、鼻水が続
 いている、ということが起こり得ます。

 予防法としては上半身、とくに肩、頚を冷やさないこと、汗をかいたときに
 確実に着替えることがポイントでしょう。それで大半の副鼻腔炎は予防ある
 いは軽減します。それでも鼻が詰まって寝にくいようでしたら耳鼻科に行き
 ましょう。

 水のような鼻水と膿のような鼻水、どちらが良いか?ということを聞かれる
 こともありますが、これは状況によります。「鼻水が固まってくると治る前」
 ということを言われますが、これは一理あります。

 固まった鼻水は副鼻腔炎によるものと考えられますが、鼻づまりや痰などの
 症状は辛くなりますので、良し悪しはなかなか言えないわけです。

 陣内耳鼻咽喉科クリニックブログ
 http://blog.jjclinic.jp/archives/50491268.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【診察室から2】風邪なのに熱がでない!!
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 以前にアメリカのFSさんに、熱がでない風邪のことを伺いました。風邪は
 熱がでるもので、熱がなければ風邪ではないという見方が一般的ですが、熱
 が出ない体質なので具合が悪くても欠勤できないとのことでした。

 この場合には風邪の症状が、のどの軽い痛みと水のような鼻水だけになりま
 す。症状的には大したことはありませんが、体から風邪を飛ばすための熱が
 生まれないというのは大問題です。

 熱が生まれないというのに、のどが痛くて痛み止めなどを飲むと最悪です。
 さらに体が冷えてさらに調子が悪くなりますので要注意です。

 実はこういう患者さんが先日たくさん来ました。午前だけで10人位です。
 何ででしょう・・・?

 疲れは大きな原因だと思います。最近、本当に疲れている人が多いです。
 読者のKさんはメールで「発熱は、熱が出せるほどのエネルギーを体が持っ
 ている、と解釈しています」と言われていましたが、本当にその通りだと思
 います。ですので病気のときに休める労働環境は大切だと感じています。

 折角熱がでているときに、さっさと解熱するのはどうかと思います。ただし、
 経験的に扁桃腺炎のときには解熱した方が結果がよいように思っています。
 これにはエビデンスがありませんけれど。

 実践ロハス生活〜これであなたも医者いらずブログ
 http://blog.livedoor.jp/lohas_j/archives/50751065.html


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 【本のご紹介】『ヘミシンクで起きた〜驚愕の前世体験』
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 ★『ヘミシンクで起きた〜驚愕の前世体験』★
 鈴木啓介(著)、ビジネス社(2007/04)
 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4828413421/jjclinic-22/ref=noism

 みなさんはヘミシンクという言葉をご存知でしょうか?あまり馴染みのない
 言葉かもしれません。前世療法など、ちょっと怪しい世界にご興味のある方
 は知っておかれると良いかもしれません。

 ヘミシンクとは左右で異なる音を聴くことで、自分の意識に異変を起こす技
 術という風に私は認識しています(厳密には違うかもしれません)。

 私の友人もCDで簡単に?体から意識が離脱したと話していました。私は経
 験がありませんけれど。

 この著者の鈴木さんは自由に自分のハイアーセルフ(高次元の自分)にアク
 セスすることができるようになったようで、いろいろな真実を知ることがで
 きた経験を書いています。

 その中でもちょっと気になったところを抜書きしてみます。
 「植物には人間から発せられる感情を浄化する能力があり、いい感情もネガ
 ティブな感情も関係なく浄化する。(中略)しかし都会のように植物が少な
 い場所では(浄化に)もっと時間がかかる。場所によってはネガティブな残
 留思念が澱のように溜まり、そこに近づくと肩こりや腰痛の原因にもなりう
 る・・」

 このハイアーセルフの言うことが私には真実のように感じられますが、みな
 さんは如何でしょう?読みやすい楽しい本ですよ。

 ドクターロハスの読書日記
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 【編集後記】あなたはどちらの鼻がつまりますか?
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 前述のKさんですが、チベット体操を学んだときに左右の鼻息の強さと陰陽
 の関係について読まれたとのことです。

 チベット体操のことはよく知らないのですが、ヨーガでは、右鼻から陽気が
 入り、左の鼻からは陰の気が入るとされているようです。左右の鼻通りのバ
 ランスは健康のために大切であるとされているのは、陰陽のバランスをとる
 ことと繋がっているようです。

 西洋医学では左右の鼻は等価値ですが、みなさんどうでしょう?右鼻ばかり
 通りが良い方、もしかして陽気が過剰になっていないでしょうか?

 Kさん、ありがとうございました。みなさんからもコメントをお待ちしてい
 ます。lohas@jjclinic.jpまでお願いします。

 実践ロハス生活〜これであなたも医者いらずブログ
 http://blog.livedoor.jp/lohas_j/archives/50751079.html

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