実践ロハス生活!~これであなたも医者いらず~

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実践ロハス生活!~これであなたも医者いらず~(第98号)

2007年05月28日 | メルマガ
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  ドクターロハスがお届けする
       実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜(第98号)
                         2007.05.28 3480部
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    あなたの健康自立をサポートすることを願って書いています。
          どうぞ末永くお付き合い下さい。
 ●今日のテーマ●
 【巻頭言】     体調が悪いときに考えていること
 【診察室から1】  私の刺絡療法〜自戒をこめて
 【院外活動】    第2回楽しい中医学倶楽部のご案内
 【診察室から2】  風邪にとって発熱とは・・? 
 【本のご紹介】   『ぼーっとしようよ養生法』
 【編集後記】    自分の感覚を大切にしているけれど・・・
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 こんにちは。ドクターロハス陣内です。

 学会以後、体調がずっと悪くて、何とか1週間もたせてきました。週の後半
 にようやく体調が戻ってきて、楽しい中医学倶楽部の準備もなんとか整って
 きたのでホッとしているところです。

 やっぱり予定がきつ過ぎるのかなあ・・と感じることもありますが、どれも
 必要なことばかりの感じがして、なかなか思うようにゆとりが生まれません。

 自分の10年後を考えると、今のペースで生きていくことはムリかな、と考 
 えたりもします。さてそのときにどの仕事を削るのか?全く想像もつきませ
 んが、体調が悪いときにはそんなことを考えながら仕事をしています。

 今週は全体に暗いですが(苦笑)、我慢して読んでくださいね。

 では今週もスタート!

 ドクターロハスの何でも日記
 http://blog.livedoor.jp/kjin66/archives/50315740.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【診察室から1】私の刺絡療法〜自戒をこめて
 ____________________________________________________________________◆

 以前、刺絡療法の話を書きました。
 http://blog.mag2.com/m/log/0000164378/108385135.html

 手指、足指の先に細い鍼を刺して、血液を出して、自律神経の調整を図ると
 いう治療方法です。肩こりや腰痛には抜群に効きます。鍼治療の応用という
 考え方です。

 私も身近な人たちに治療を提供してきました。多くの人に支持されてきまし
 たが、お一人だけ困ったことが起こりました。治療後に耳鳴りが生じてしまっ
 たのです。耳鼻科医が耳鳴りを作るなんてヒドイ話です。按摩で耳鳴りが生
 じたという人が来たときヒドイ話だなあと思ったばかりなのに、自分も同じ
 ようなことをしてしまい、ホントに申し訳なく落ち込みます。

 何がいけなかったのか、何が大切なのか考えてみました。これは全ての代替
 医療に共通することですので、是非、治療者も患者さんも覚えておいて下さ
 い。

 1)治療の内容は克明に記録しておく
 通常の医療でもそうですが、何が起こるか分かりません。何か悪いことが生
 じたときに、そのときの記録が残っていないとどうにもなりません。私はそ
 の治療のときだけ(反省!)記録を残していたので、その後のことを考える
 ことができます。

 2)治療を欲張らない
 この副反応が出たときの私の施術は、生理に関すること、頭痛に関すること
 それに肩こりと欲張った内容でした。刺絡療法で全部治してやる、という不
 遜な態度であったのだと思います。治療との因果関係を常に明らかにしつつ
 後戻りもできるようにひとつずつゆっくり解決していく対応が必要だろうと
 思います。

 大学病院に入局したときに読まされた医局内規を思い出します。

 「過ぎたるよりも及ばざるが勝れりと肝に命じること」

 これから私は前回の施術の逆療法を及ばざる気持ちでしていこうと思ってい
 ます。

 実践ロハス生活〜これであなたも医者いらずブログ
 http://blog.livedoor.jp/lohas_j/archives/50589167.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【院外活動】第2回楽しい中医学倶楽部のご案内
 ____________________________________________________________________◆

 ◎第2回楽しい中医学倶楽部
  6月9日(土)18時から21時 四谷の会議室で行います。
  「病は気から〜気功、呼吸」というテーマです。第2回からご参加の方で
  も分かる内容に仕上げています。ご参加ご希望の方のお申し込み、お問い
  合わせは、lohas@jjclinic.jpまで宜しくお願いいたします。まだ少席残
  席があります。

 第1回参加者の感想を掲載しています。
 http://blog.livedoor.jp/jjclinic/archives/50331374.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【診察室から2】 風邪にとって発熱とは・・? 
 ____________________________________________________________________◆

 診察をしていて気がついたことがありました。

 「熱はでていないから風邪でなくて花粉症でしょう?」

 このセリフを口にする患者さんが1日に数人いるのです。

 「寒気がありますか?」と聞いても「熱はないですよ」と答える人もいるく
 らいです。

 私は「熱は出ていなくても、風邪は風邪なの!」と説明するわけです。患者
 さんたちはポカンとしていますが、私は確信をもって言っているわけです。

 特に最近多いのは以前から指摘しているように、くたくたに疲れてしまった
 か、解熱剤の乱用によって体が芯から冷えてしまい、鼻水やくしゃみがでて
 いる人です。脈をとって簡単な問診だけですぐにこの状態はわかります。熱
 を生む力がない人たちです。

 しかしそうでなくても、単なる風邪で病初期に鼻水がどーっと出て、その後
 は少し収まってきたけれどやっぱり花粉症かなあ、ということを言う人たち
 もたくさんいるのです。

 みんなが「風邪でない!」と主張する根拠は「熱がない」ということなのは
 分かる気もしますが、熱を生むことができない体になっているということも
 ある、ということを知っていただきたいです。

 だんだんエアコンがどこにでも入る時期になってきました。昨今では夏に汗
 をかけない人が増えていると聞いています。いつもいつも、室内環境にも配
 慮しなければいけない嫌な世の中になったものです。

 自分が熱を生む余力があるのかどうかを意識するのは難しいですが、疲れ果
 てて、いつも寝汗だけでる、つまり寝ている間に少しだけ放熱する、という
 状態は避けたいものです。寝汗はバリア機能の破綻であることが多いので。
 子どもは別ですけれどね。

 陣内耳鼻咽喉科クリニックブログ
 http://blog.jjclinic.jp/archives/50384703.html


▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼▼▼▼
 【本のご紹介】『ぼーっとしようよ養生法』
 ____________________________________________________________________▼

 ★『ぼーっとしようよ養生法』★
  田中美津(著)、三笠書房(2004/1/10)
 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4837972950/jjclinic-22/ref=noism

 この三笠書房の知的生き方文庫にはなかなか良い本が揃っている印象があり
 ます。

 今回の養生法を集めた本ですが、まるでこのメルマガのような内容構成になっ
 ているように感じました。

 鍼治療を経験するうちにいろんな病気と生活習慣のつながりが見えてきて、
 そこから養生法が導き出されるのでしょう。

 私も常々思いますが、病因として大きいのは、ストレス、そして冷えですね。
 東洋医学で言うところの五臓全てに辛い世の中になっています。

 心身疲労(腎)、ストレス(肝、心)、冷飲食(脾)、睡眠不足とエアコン
 (肺)。どれも現代社会には当たり前のことになっているものばかりです。

 特に腎を傷みは全身に影響を与えますので、注意が必要と書かれていました。
 そのためには23時以前に寝るということが大切であるとのことです。23
 時から2時間は腎のための時間だとか。あまり意識したことはありませんで
 したが、少し守るようにしてみようと思いました。

 このメルマガの読者の方たちにはとても親和性の高い本だと思いますよ。

 ドクターロハスの読書日記
 http://blog.livedoor.jp/mybook_j/archives/50592279.html


★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★★★
 【編集後記】 自分の感覚を大切にしているけれど・・・
____________________________________________________________________▼

 今日は偉い先生とお話する機会があったので、理解されないとは思いつつホ
 メオパシー治療について説明を試みました。

 しかし反応は予想通りでした。「科学的にはどうなのか?」「論文としては
 出されているか」「遺伝子との関連は?」「再現性は?」などの質問がたく
 さん飛んできました。

 うーん、やはりそういう観点で見るのか・・・。議論は平行線です。

 遺伝子が全ての根本であるかのような風潮が昨今の学会では感じられますが、
 どこまで信じたら良いのでしょう。治療した感触とか、自分の何気ない思いつ
 きなどが、科学の前に全く無力であることは悲しいことですね。

 私は自分の感触(これも科学的なつもりですが)が一番大切なのですが、ど
 こまで守れるかー。

 新医療研究
 http://blog.livedoor.jp/jjclinic/archives/50342051.html

 ではまた来週!


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 発行者: あなたの健康自立をサポートするドクターロハス(陣内賢)
      E-MAIL: lohas@jjclinic.jp(@は小文字でお願いします)

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  まぐまぐ → http://www.mag2.com/m/0000164378.html

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  メールマガジン「実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜」のコ
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  ましたら必ず専門の医師の診察を受けられるようにお願いいたします。

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実践ロハス生活!~これであなたも医者いらず~(第97号)

2007年05月21日 | メルマガ
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                         2007.05.21 3520部
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 ●今日のテーマ●
 【巻頭言】     学会で金沢にいます
 【診察室から1】  少し中国が変わってきたか?それとも余程深刻か?
 【院外活動】    第2回楽しい中医学倶楽部のご案内
 【診察室から2】  膝痛の新治療方法〜さてこの機序は??
 【本のご紹介】   『てんじんさん3』がとうとう手に入りました
 【編集後記】    楽しい中医学倶楽部〜第3回の会場の下見をしました
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 こんにちは。ドクターロハス陣内です。

 今、学会で金沢にいます。学会の勉強も大切ですが、ホメオパシーの試験が
 真近ですので、とても焦っています。

 金沢のホテルに資料を送ったはずが、今まで勉強してきたノート3冊を東京
 に忘れてきたりして・・(泣)。急に自覚が芽生えて勉強しています(笑)。

 昨日の耳鼻科医の集まり(飲み会ですが)では、ホメオパシーとはなんぞや、
 という説明をしていました。まだまだ認知度は低いようですよ。

 では今週もどうぞ、お楽しみ下さい。


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【診察室から1】少し中国が変わってきたか?それとも余程深刻か?
 ____________________________________________________________________◆

 中国系シンガポール人の友人がこんな情報を送ってくれました。

 専門家の間では汚染物質が癌発症率を上げている(下手な訳でごめんなさい)
 http://www.reuters.com/article/healthNews/idUSPEK29625720070516

 中国の環境汚染の問題は、既に深刻になっている可能性があるということを
 以前にもお話したことがあります。

 中国産にんにくの話(推測の話ですけれど)
 http://blog.mag2.com/m/log/0000164378/106554001.html?page=5&c=lif

 でも中国という国はそれを認めない国であると思っていました。

 しかしこのThe official Xinhua news agencyというのは、オフィシャルと
 言っているだけに公式見解なのではないかと思うのです。そうだとすると、
 中国も正直に白状するように姿勢を変えてきたか、あるいは白状せざるを得
 ないほどに余程深刻な事態になっていると考えざるを得ません。
 (ほかにも考え方がありますか??)

 ところが日本の食料事情を見ると、食糧自給率は上がる要素がないですし、
 コストを切り詰めなければいけない事情から、中国産の様々な食料にむしろ
 頼る度合いがますます増しているように感じるのは私だけでしょうか?

 まだこの記事の上では、癌の発症と環境要因の因果関係の考察は弱いと思い
 ますが(他にもデータがあるのかもしれませんが)、依存度の大きい日本は
 さらにこれから注意していかなければならないでしょう。

 この記事ですが、英語も平易ですし、環境問題に関するキーワードが多いの
 で、辞書を片手に読んでみられては如何でしょうか?

 ドクターロハスの何でも日記
 http://blog.livedoor.jp/kjin66/archives/50314100.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【院外活動】第2回楽しい中医学倶楽部のご案内
 ____________________________________________________________________◆

 ◎第2回楽しい中医学倶楽部
  6月9日(土)18時から21時 四谷の会議室で行います。
  「病は気から〜気功、呼吸」というテーマです。第2回からご参加の方で
  も分かる内容に仕上げています。ご参加ご希望の方のお申し込み、お問い
  合わせは、lohas@jjclinic.jpまで宜しくお願いいたします。まだ少席残
  席があります。

 第1回参加者の感想を掲載しています。
 http://blog.livedoor.jp/jjclinic/archives/50331374.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【診察室から2】膝痛の新治療方法〜さてこの機序は??
 ____________________________________________________________________◆

 Sさんからメールをいただきました。

 ひざの治療方法に関するものです。西洋医学の先生は、Sさんの見解を無視
 したようですが、「うちでもやることがあるよ」という先生も実はいらっしゃ
 いました。

 さてさて、これは果たしてどんな治療なのでしょうか?こういう経験をされ
 た方はいらっしゃいますか?

 ではメールを抜粋して掲載します。

 (ここから)

 痛む膝にのみアルミホイルを巻いて寝たところ、翌朝には痛みが完全になく
 なりました。ところが数ヶ月続けたところ、歩行困難になりました。

 慌ててヒザのアルミを外したところ、左足の歪みがしばらく残った上に1ヶ
 月ほどで痛みが復活してしまいました。

 モノは、試しとばかりに、アルミ箔を両膝に当てたところ、ヒザの痛みが完
 全になくなった上に、両足が真直ぐになり、以前より綺麗な歩き方ができる
 ようになりました。

 以来、3年、ほとんどアルミ箔を付けっ放しです。夏は暑くてたまりません。

 (ここまで)

 参考までに、私が質問した先生は、両方とか片方ということは関係ないので
 はないか?とおっしゃっています。いずれにしても不思議な現象です。

 何かお考えのある方はlohas@jjclinic.jpまでお知らせ下さい。あるいは、
 (ご自分の責任で)これからやってみられても良いですよ(笑)。

 実践ロハス生活〜これであなたも医者いらずブログ
 http://blog.livedoor.jp/lohas_j/archives/50587248.html


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 【本のご紹介】『てんじんさん3』
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 ★『てんじんさん3』★
  木村 直巳(著)、双葉社 (2004/1/10)
 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4575829234/jjclinic-22/ref=noism

 漫画本ですが、なかなか手に入らないため、アマゾンで中古を2000円で
 買いますというオーダーを約半年出してようやく手に入れました。

 鍼灸をテーマにしたこの「てんじんさん」シリーズですが、読み返してみる
 と、自分の知識が増えていることが分かります。ツボの名前も随分と分かる
 ようになっていましたよ。

 私はある面、てんじんさんの姿に共感します。手段は問わずに治療で必ず結
 果を出していく、という姿です。私も西洋医学を否定しているわけではあり
 ません。どの手段を用いると一番好ましい結果が出るのか、それが分かるよ
 うになりたいのです。

 稀少な本ではありますが、もしも手に取る機会がありましたら、是非読んで
 みてください。鍼に興味のある方しか面白くないかもしれません。

 ドクターロハスの読書日記
 http://blog.livedoor.jp/mybook_j/archives/50590226.html


★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★★★
 【編集後記】楽しい中医学倶楽部〜第3回の会場の下見をしました
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 おかげさまで、楽しい中医学倶楽部の準備も順調で、先日、第3回の下見を
 して参りました。

 会場は小石川後楽園の涵徳亭というところを考えています。この場所が実に
 素晴らしく、ひと目見て(本当はその地の空気で)決めてしまいました。や
 はり環境は重要だと思い知らされます。

 テーマは不老長寿についてですが、この会場にいらっしゃるだけで寿命が延
 びそうな気がしましたよ。サイトをよく見ると小石川後楽園は「中国趣味ゆ
 たかな深山幽園」となっていましたよ。知らなかったー。

 涵徳亭
 http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/info030.html

 第3回の申し込みは6月上旬にはスタートできると思っています。どうぞ、
 ご期待下さい。

 新医療研究
 http://blog.livedoor.jp/jjclinic/archives/50340507.html

 ではまた来週!

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実践ロハス生活!~これであなたも医者いらず~(第96号)

2007年05月14日 | メルマガ
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                         2007.05.14 3280部
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    あなたの健康自立をサポートすることを願って書いています。
          どうぞ末永くお付き合い下さい。
 ●今日のテーマ●
 【巻頭言】     おわび+柔らかい話題
 【診察室から1】  マクロビオティックに関する話題(その2)
 【院外活動】    第2回楽しい中医学倶楽部のご案内
 【診察室から2】  風邪の常備薬には何が良いか・・?
 【本のご紹介】   『オレ様化する子どもたち』
 【編集後記】    何でもマニュアル化の時代
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 <<前号の記載に関するお詫びと訂正>>
 第2回楽しい中医学倶楽部のご案内で「lohas@jjclnic.jpまで」と書いてし
 まいましたが、正しくは「lohas@jjclinic.jpまで」でした。

 何人かの方にご迷惑をかけてしまいました。クリニックに電話をしていただ
 いた方もいらっしゃいました。本当にごめんなさい。

 ・・・・・・・・・・

 こんにちは。ドクターロハス陣内です。

 今日は柔らかい話題です。メディカルトリビューン誌から。

 紅茶の抗酸化作用、抗炎症作用、血管拡張作用には広範なエビデンスがあり
 ますが、牛乳を入れることでカゼインがカテキンの濃度を低下させて血管拡
 張作用が失わせるとのことです。

 結論は「時々は紅茶に牛乳を入れないで飲むように」ですって。余計なお世
 話だと思いますけれど。

 新医療研究
 http://blog.livedoor.jp/jjclinic/archives/50338800.html

 では今週もどうぞ、お楽しみ下さい。


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【診察室から1】マクロビオティックに関する話題(その2)
 ____________________________________________________________________◆

 マクロビオティックに関する話題はみなさんご興味があるようで、メールを
 いただきましたのでご紹介します。(「→」以下は私のコメントです)

 ●Wさんから●

 マクロビオティックをしてらっしゃる方にはこんな人が多い印象です。
「これで体質が変わりました」と言う割には、顔色は土気色、唇は乾燥、皮
 膚はカサカサ。

マクロビオティックが体質に合う方もいらっしゃるかと思いますが、自然の
 摂理に身をゆだね、旬のものを美味しい調理方法で、適度の量を食べ、かつ
 適度な運動をする。何よりも「食事を楽しむ」ということが必要だと思うの
 です。

 →そんな印象ですか!私はマクロビオティックをやっているという人はとて
 も突き詰めて食事の管理をしようという人が多いと感じたので「ゆるベジ」
 という考え方をご紹介したのです。この不健康そうな方たちはもしかすると、
 突き詰め方を間違えた「ゆるベジ」が必要な方たちなのかもしれませんね。
 食事を楽しんでいただければ良いのですが、突き詰めるのを楽しまないよう
 にしたいものです。Wさん、ありがとうございました。

 ●Nさん(イタリア在住)から●

 イタリア人は肉食でしかも大量に食べるので、肝臓や腎臓に病気を持ってい
 る人がとても多いそうです。そして彼らの医師は一様にマクロビオティック
 食に切りかえるようにと薦めているとのことです。

 →医師が一様にマクロビオティックを勧めるというのも随分と面白い傾向で
 すね。

 私の彼は20年マクロビオテッィク食を続けていて、いつも元気で、自分の
 健康に自信を持っていました。イタリア料理には、豚の脂身に季節の野菜を
 混ぜて、パテのようにして食べる食べ方があります。このパテを温めたパン
 の上に乗せることで脂が溶け、とろりとして美味しいのです。ところが・・

 これを一週間前に彼が食べ、しかも大さじのスプーンに5〜6匙分を一度に
 食べたというのですから、一回の量としてはかなりの量ですが、これを食べ
 た数日後、体中に発疹ができて38度の熱も出て一睡もできなかった夜もあ
 りました。10日以上経過してもかさぶたが残っています。

 →食べた量が多かったのか、油を使った食事をあまりしなかったことから来
 る発疹なのか分かりませんが、もしも食べ慣れている人であれば起こらなかっ
 た病気かもしれません。地元料理を満足に食べられないということは悲しい
 ことですね。豚肉を食べないのも食べられないのも、どちらもあまり健康と
 はいえない感じがしました。Nさん、今後もイタリア医療事情を教えて下さ
 いね。


 今回はマクロビオティックに肯定的とは言い難いご意見でしたが、そんなこ
 とはない!という方もいらっしゃると思います。ぜひlohas@jjclinic.jpへ
 メールをいただければ、と思います。もちろんどんなご意見でも結構ですよ。

 実践ロハス生活〜これであなたも医者いらず〜ブログ
 http://blog.livedoor.jp/lohas_j/archives/50585013.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【院外活動】第2回楽しい中医学倶楽部のご案内
 ____________________________________________________________________◆

 ◎第2回楽しい中医学倶楽部
  6月9日(土)18時から21時 四谷の会議室で行います。
  「病は気から〜気功、呼吸」というテーマです。第2回からご参加の方で
  も分かる内容に仕上げています。ご参加ご希望の方のお申し込み、お問い
  合わせは、lohas@jjclinic.jpまで宜しくお願いいたします。まだ少席残
  席があります。

 第1回参加者の感想を掲載しています。
 http://blog.livedoor.jp/jjclinic/archives/50331374.html

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【診察室から2】風邪の常備薬には何が良いか・・?
 ____________________________________________________________________◆

 今日はまたメールでのご質問で面白い!と思ったものがありましたのでご紹
 介します。

 ●Yさんからのメール

 かぜのひきはじめ、また常備薬としての漢方は何がいいでしょうか?常備薬
 を漢方のものにしたいのです。かぜには、ケイシトウ・コウソサンがおすす
 めとのことでしたが、のどの痛みにと書いてある「甘草湯」を買いました。

 注)
 桂枝湯 http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se52/se5200028.html
 香蘇散 http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se52/se5200043.html
 甘草湯 http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se52/se5200018.html

 以前は「葛根湯」を買っておいたこともあったのですが、先生のメルマガに
 よると、葛根湯は胃弱には不向きでしたね。私は特別な胃弱ではありません
 が、体質として体力のないほうです。小柄で痩せています。

 ・・・・・

 なるほど〜。ひとつ重要なのは風邪のひきはじめをしっかりと捕まえること
 ができるかどうかです。これが十分にできるのであれば、体力のない方の処
 方としては桂枝湯、香蘇散は選択肢になりますね。ただ香蘇散は一般には売
 られていないようですね。もしも数回ならば葛根湯も考えてみてください。

 これらの処方はおかゆとともに飲んで体をカッと暖めることが大切だ!と「
 楽しい中医学倶楽部」を担当して下さっている本多先生はいつも強調されま
 す。せめてお湯では飲みたいものです。

 では喉が痛くなってしまったら・・・というお話です。副作用が少なく、使
 いやすいのは桔梗の入っているものですが、桔梗湯、桔梗石膏などは医薬品
 で、なかなか手に入らないようです。

 最も広く感冒の状態に対応できると思われる処方は、柴胡桂枝湯でしょうか
 (さいこけいしとう、と読みます)。販売もされているようです。
 http://mikeneko.ocnk.net/product/139?

 痩せている方の場合、喉の痛みの後に乾いた咳がでる可能性が高いです。そ
 れに対応できて、最も手に入りやすそうなのは麦門冬湯でしょうか?ただし、
 むくみがでたら減量する必要があります。
 http://mikeneko.ocnk.net/product/299?

 がっちり体型の人はもう少し選択肢が考えられます。胃腸が強い分だけ麻黄
 などの生薬が入ったものが使いやすくなるのです。これについてはまた後日
 お話します。

 陣内耳鼻咽喉科クリニックブログ
 http://blog.jjclinic.jp/archives/50379684.html


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 【本のご紹介】『オレ様化する子どもたち』
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 ★『オレ様化する子どもたち』★
  諏訪哲二(著)、中公新書ラクレ(2005/03)
 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4121501713/jjclinic-22/ref=noism

 私はこの本を読んでとてもすっきりしました。現場の教師がその実感から現
 代の子どもの変容に関して考察しているのですが、とても腑に落ちるところ
 が多い内容でした。

 少年犯罪が起こるたびにテレビに出てくるような教育評論家は、教師が悪い、
 社会が悪いとすぐに評論してしまいます。しかしそんなに単純なものではな
 いのではないかと私も考えていました。

 この子どもの「オレ様化」という現象は、日本において必然的に生じてきた
 子ども自身による変化なのだという氏の説明を読んで、私は深く納得できた
 感じがしました。

 父親が深く育児に関わっている子どもほどしっかりしている、という実感に
 も自信が持てました。

 しかしロハス的な生活を志向する上で、子どもの教育はその柱であると考え
 ている私としては、現状を鑑みて相当な困難を予感させる一冊であったこと
 もまた事実です。

 教育や子育て、さらに最近の世相に対していろいろ考えてみたい方は一度ご
 覧になってください。たくさんの溜飲が下がりますよ。

 ドクターロハスの読書日記
 http://blog.livedoor.jp/mybook_j/archives/50587855.html


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 【編集後記】何でもマニュアル化の時代
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 エキスポランドの死亡事故から1週間経ちました。

 やはり整備不良だったのか!みなさんそう思われたことでしょう。私もそう
 思いました。しかし報道には少し気になる面がありました。

 「管理マニュアルが守られていなかった」

 またマニュアルか・・と私は思います。プールの排水溝管理のマニュアルの
 時にも書きましたが、マニュアル通りにやろうとすると事故が逆に起きやす
 くなる、というのが私の実感(直感?)ですがいかがですか?マニュアルを
 守りさえすれば良いという風潮があるから、データ捏造などの事件も起きる
 のではないでしょうか?

 大きな事故が生じるときには必ず予兆があるはずです。それを敏感に感じと
 る研ぎ澄まされた感覚こそが最も事故の予防には有効です。マニュアルがあ
 るとこの感覚は鈍磨すると思います。そしてマニュアル通りでも事故が起き
 れば、当然その責任は問われるべきと考えます。だからマニュアル至上主義
 の報道には首をかしげたくなります。

 医療界にもマニュアルが流行っています。マニュアルさえ守れば治らないの
 は患者に原因がある、というような風潮が生じることが起こらないと良いな
 あと思います。

 ドクターロハスの何でも日記
 http://blog.livedoor.jp/kjin66/archives/50312382.html

 ではまた来週!


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 発行者: あなたの健康自立をサポートするドクターロハス(陣内賢)
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 ◎健康情報に関してはご参考にしていただくに留め、気になる症状がござい
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実践ロハス生活!~これであなたも医者いらず~(第95号)

2007年05月07日 | メルマガ
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  ドクターロハスがお届けする
       実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜(第95号)
                         2007.05.07 3300部
  ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
    あなたの健康自立をサポートすることを願って書いています。
          どうぞ末永くお付き合い下さい。
 ●今日のテーマ●
 【巻頭言】     本当は(!)最も風邪を引きにくい季節になりました
 【診察室から1】  代替医療を求める私の気持ち
 【院外活動】    第2回楽しい中医学倶楽部のご案内
 【診察室から2】  「ゆるベジ」という考え方
 【本のご紹介】   『チャクラ 癒しへの道―新しい「健康」の発見』
 【編集後記】    明日から仕事に戻ります
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 こんにちは。ドクターロハス陣内です。

 北の地方からは桜の便りということもありますが、関東以西では安定した気
 温の日が続くようになりました。本当は最も風邪を引きにくい季節と言えま
 す。ただ、電車の冷房が既についているので、これは要注意です。

 少々暑くて寝苦しいこともあります。私はこの季節は少しのぼせ気味なので、
 寝るときに枕を何回か裏返しながらでないと寝られません。

 個人的には、今月はホメオパシーの試験、来月からは気功の予備講習が始ま
 ります。まだまだ忙しいですが、頑張ります!

 ドクターロハスの何でも日記
 http://blog.livedoor.jp/kjin66/archives/50310838.html

 では今週もどうぞ、お楽しみ下さい。


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 【診察室から1】代替医療を求める私の気持ち
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 私は医師の集会に時々出席します。毎回出席して勉強するような真面目さは
 ないのですが、出席したときには結構発言します。

 しかし現状では代替医療への理解は大変に乏しく、漢方薬の解説を始めると、
 私がバリバリの西洋医学者であったこともあり、

 「陣内、どうしちゃったの?」

 「そんなことやって何になるの?」

 という攻撃を受けてしまいます。いくら説明しても、西洋医学しか勉強して
 いない医師にとって、代替医療はわけのわからない産物であり、私の解説は
 全く無視されてしまいます(苦笑)。

 東洋医学も含めた代替医療を求める医師の感覚とはどんなものでしょうか?

 私の場合には何となく始めた勉強ですが、今までと違う治療の可能性に触れ
 たときに、ピンときたことは覚えています。本当はこうやらないと治らない
 のだな、という気づきのようなものです。これを機会に今までの治療で本当
 に正しいのか、常に検証するようになりました。

 もしかすると西洋医学では治らないと言われている疾患に対して、別の方法
 を使えないか、と真剣に探した結果として代替医療に行き着く医師もいるよ
 うですね。

 診察のときも処方箋を発行する器械にならず、あまり良い言い方ではないか
 もしれませんが、ゲーム感覚で楽しみながら診察することができます。話や
 所見から情報集めをして、考えた結果アイテム(診断)を得ることができる、
 これはゲーム、あるいはテストそのものです。

 診察がゲームよりも面白いのは、その先の道筋、つまり患者さんの状態を読
 みきれれば、回復も早く、満足度も高い、ということになります。

 現状ではまだまだですが、ホメオパシーや鍼、気功がどのように自分の診察
 を変えていくのか、とても自分で楽しみにしているのです。

 陣内耳鼻咽喉科クリニックブログ
 http://blog.jjclinic.jp/archives/50377709.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【院外活動】第2回楽しい中医学倶楽部のご案内
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 ◎第2回楽しい中医学倶楽部
  6月9日(土)18時から21時 四谷の会議室で行います。
  「病は気から〜気功、呼吸」というテーマです。第2回からご参加の方で
  も分かる内容に仕上げています。ご参加ご希望の方のお申し込み、お問い
  合わせは、lohas@jjclnic.jpまで宜しくお願いいたします。お気軽に!

 第1回参加者の感想を掲載しています。
 http://blog.livedoor.jp/jjclinic/archives/50331374.html

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 【診察室から2】「ゆるベジ」という考え方
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 おやすみ中ですのでどうしても雑多な話題になってしまいます。

 今日は、「ゆるベジ」という考え方をご紹介します。といってもネットで発
 見した程度の内容です。

 マクロビオティックが流行っていますね。友人で指導を受けている人がいる
 のですが、・・・

 「肉も魚も絶対に食べない」と言いつつ、「あと2週間経てば食べられる」
 なんて言っていたりして。

 何それ・・?

 戒律の厳しいイスラム教徒が、どこか別の国で破目をはずしているような、
 どこか節操のない流行モノの臭いがします。

 ところがオールアバウトの記事をみて、現実に即した考え方のマクロビが存
 在することがだんだん分かってきました。

 記事一覧
 http://allabout.co.jp/health/healthfood/subject/msubsub_macrosub.htm
 マクロビカフェ
 http://allabout.co.jp/health/healthfood/closeup/CU20050922A/index3.htm

 ただ気になるのは、ダイエットが考え方のベースになっていることですね。
 食事の内容は気にしても、食事の量をあまり減らさないことが健康のために
 は重要です。

 何故なら、食事は「気」を取り込む行為で、エネルギーを得る手段なのです
 から。それに長寿の人はやや小太りで明るく鷹揚な人が多い、ということも
 忘れてはいけません。マクロビを実践している人には神経質な人が多い印象
 があるので、ちょっと気になっています。

 あと細かいことですが、食によって健康面のプラスを得よう!という考え方
 は何となく受け入れにくいですね。マイナスさえなくなればそれで、良い食
 事としては十分なのではないでしょうか?

 そこで、もう少しおおらかにマクロビチックなものがないかな?と探してい
 て行き着いたのが、この「ゆるベジ」という考え方です。
 http://plaza.rakuten.co.jp/anakichi/diary/200512180000/

 食を突き詰めるのも、堅苦しく食べるのも止めましょうという考え方はいか
 にも動物的で良いですよね。でも人間らしく、陰陽や寒熱のバランスを意識
 しながら食べる(まあこれが堅苦しいという方もいらっしゃるかしら・・)
 のは面白いかもしれません。体もバランスを求めていると思います。

 読者のみなさんも何か食に関して気をつけていることなどありましたら、是
 非教えて下さい。lohas@jjclinic.jpまで。

 実践ロハス生活〜これであなたも医者いらず〜ブログ
 http://blog.livedoor.jp/lohas_j/archives/50583006.html


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 【本のご紹介】『チャクラ 癒しへの道―新しい「健康」の発見』
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 ★『チャクラ 癒しへの道―新しい「健康」の発見』★
  クリスティン・ペイジ(著)両角美貴子(訳)、サンマーク出版(2006/09)
 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4763197126/jjclinic-22/ref=noism

 以前、読もうとして挫折した本です。というのは、病気の捉え方があまりに
 現状の医学とかけ離れているので、昨年読もうとしたときにはどうしても受
 け入れることができなかったのです。

 しかし、それ以後に鍼を勉強し、気功のビデオを見た後でこの本を読むと、
 以前よりも納得できる部分が多くなりました。

 このクリスティン・ペイジさんはホメオパシーから病気を捉えて、このチャ
 クラの概念に行き着いたようです。チャクラ自体は気功や鍼に応用の利く概
 念でありますが、それを通じて精神世界と病気を結び付けていくときにはホ
 メオパシーの知識が大変に役立ちそうです。

 この本で印象に残った部分を挙げると、病気を困ったことと理解するのでは
 なく、今までの生活をストップするためのサインと理解することが、霊的(
 この正確なイメージがまだありませんが)に病気を捉えるということだと言
 います。

 そして感情が外に表現されないでいると、その代わりに病気という形を変え
 て表現されることになるという実例も多数示されています。これは過去の感
 情にさかのぼって処理して初めて完治するというホメオパシーの考え方にも
 通ずるところがあります。

 科学ではない、と感じられる方もいらっしゃるとは思いますが、非科学の中
 にも信じられるものがあると考えられる方なら読んでも損のない本であると
 思います。

 ドクターロハスの読書日記
 http://blog.livedoor.jp/mybook_j/archives/50585692.html


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 【編集後記】明日から仕事に戻ります
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 明日から仕事です。1週間休むと元の調子に戻るまで半日くらいかかるんで
 す(笑)。不安だ・・・。23日午後にはシドニー大学でお世話になった教
 授に会いに行きます。これは楽しみです。お会いするのは4年ぶり?ですよ。

 GWは後半になってエキスポランドの痛ましい死亡事故が起こってしまいま
 したね。新聞によると毎年のように遊園地の事故があるのですね。各地の遊
 園地で運行停止や再点検が行われたとのことですが、普段からどういう管理
 をしているのか、疑念が湧いてしまいます。

 医療面でもそうですが、日本が全体に緩んでいて心配だと感じたGWでした。

 ドクターロハスの何でも日記
 http://blog.livedoor.jp/kjin66/archives/50310846.html

 ではまた来週!・・・今週は何かまとまりがないなあ(笑)。


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