☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★
☆ ★
実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜(第20号)
2005.11.28 0759部
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
●今日のテーマ●
【診察室から1】 笑いの効用について
【院外活動】 2ヶ月ぶりテレビ出演!
【診察室から2】 風邪から見る世相(雑談?)
【本のご紹介】 『ぼくが眠って考えたこと』
【お知らせ】 第2回まぐまぐbooksアワードにエントリーしました!
【編集後記】 笑いの効用について、続き
★ ☆
★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆
こんにちは。陣内です。
前号はちょっと堅苦しい内容になってしまいましたが、今週からまた元に戻
ります。今日の話題もなかなか興味深いですよ。お楽しみに!
さて、うちの耳鼻科ではロハスを意識して手始めにレントゲン廃液を排除し
ました。費用もかなりかかりましたし(泣)、稼動し始めで慣れずに大変な
のですが、何とかかんとか診察しております。
レントゲン廃液が環境に悪いことは明白ですので、これをなくすことが現実
になったことは大きな喜びでした。今では現像室は空き室になり、この部屋
を見ると達成感が沸いてまいります。
来年中に院内総電子化を目指していますので、紙のムダもなくなるはずです。
ただし、電気代はかかります。全部なくすことは現代ではできません・・。
さて、では本号を始めます。
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
【診察室から1】笑いの効用について(いきなり長文です)
____________________________________________________________________◆
このテーマは読者のIさんからいただきました。ありがとうございました。
とても興味深いので、すぐに取り上げて考えてみました。では質問メール
からです。
***ここから***(少し改変しています)
私がいつも気になっていること、それは「免疫力アップ」という話題。最近
「こうすれば免疫力アップ!健康に!」などという情報が巷に溢れています。
膠原病とは、免疫力が暴走して自分自身を攻撃してしまう病気。その暴走を
食い止めるために、ステロイドや免疫抑制剤を服用しています。私たち自身
を過剰攻撃する「免疫」と一般的に言われる「免疫」とは同じものでしょう
か?
私たち膠原病患者は「免疫力アップ」生活をしたら逆効果なのでしょうか?
(…ということは笑い転げたらいけないの???笑えば免疫力が上がる、とは
よく言われることですから^^;)
***ここまで***
私なりに簡単にまとめます。
笑うと免疫が上がるというけれど、免疫を抑える必要のある病気を持ってい
る人が笑って免疫を上げてしまって良いのでしょうか?ということです。
これはなかなか興味深い内容です。免疫とは何か?笑いの効用とは何か?を
堀り下げてみないといけません。
そこで私は私なりにお答えしました。
免疫には外敵から身を守る免疫と、中に侵入したものに対する免疫とがあっ
て、笑いには外敵から身を守る免疫を上げる作用があるのだと思います。
侵入したものに対する免疫に悪影響を与える「気」の働きは気が抜けた状態
(気虚)や鬱屈した状態(気鬱)なので、笑いは該当しないと思います。と。
私としてもきちんと確認しておきたいということで、私の頼りとしている東
洋医学の専門家で大変尊敬している仙頭正四郎先生(文京区仙頭クリニック)
にメールでご回答をいただきました。以下に示します(原文を一部省略改変
していますがほぼ原文どおりです)。
***ここから***
自己免疫を、外と中の違いでお話しされていますが、その点はその通りだと
思います。自己免疫はもちろん内側の問題です。
免疫には正と邪があって、正しい免疫は、外でも中でもきちんと自他を認識
して仕事をするわけですが、自己免疫は、内側の免疫のうち、そのはたらき
が乱れてしまって自他の区別がつかなくなった免疫力ですから、邪性の免疫
力です。一般的にいわれる免疫力には、外も中も含むと思いますので、自己
免疫は違うものではなく、元は同じもので、はたらきの乱れた免疫力という
ことになります。
さて、笑いによって獲得される免疫力は、正しい免疫力。笑いによって免疫
力が高まれば、正しい免疫は力を持ち、外への力も、内での監視機能も高ま
り、悪い邪性の免疫力そのものをやっつける可能性も高くなる、と私は考え
ます。正常な機能が高まれば、調整力も高まり、乱れたはたらきを元に戻す
ことも有利になるからです。
力は、多い少ない(強い弱い)だけで決まるものではなく、その性質によっ
てはたらきが左右されると考えてみてはいかがでしょう。笑いの作用は躍動
の作用です。躍動は体の源で、正しい気です。
いらだちや怒り、不満や心配といった状態も、力でいえば体を活性化する「
活動」ですが、そこで作られる陽気は、内にこもり、一方向にだけ突き進む
邪性の気。こういったものは免疫力の作用を乱して、自己免疫の状態は悪化
するでしょうね。
笑いは、太陽が地球上を明るく温かく照らすように、からだに躍動感を注い
でくれます。笑い転げることは、免疫に直接はたらきかけ、正しい免疫力を
高めてくれるので、がんの治療にも、胃腸の病気にも、全ての病気の解決に
役立つ方法です。
このように考えていますが、いかがでしょう。
***ここまで***
いかがでしょうか?Iさん、今後は笑いころげられそうでしょう?どんどん
笑って病気を吹き飛ばしてくださいね。
この場を借りまして、メールの掲載許可を下さった仙頭先生に御礼申し上げ
ます。ありがとうございました。
▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼▼▼▼
【院外活動】2ヶ月ぶりテレビ出演!
____________________________________________________________________▼
●子育てパラダイス●
10月に2回テレビ出演したのですが、その後の出演が危ぶまれておりまし
た(うそ)。ようやく出演日が決まりました。陣内に会ったことのない方は、
5分間ですが是非ご覧下さいね。どんなヤツがメルマガを書いているのかわ
かりますよ。近くの子育て中のお母さんに是非お勧め下さい。お楽しみに!
12月5日(月)、12月12日(月)ともに11時30分から5分間。
テレビ東京系全国ネット「子育てパラダイス」です。
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
【診察室から2】風邪から見る世相(雑談?)
____________________________________________________________________◆
さて、またまた風邪ネタです。
読者の方たちの中に風邪ネタに反応していただける方が多いのでとても嬉し
く思っています。
風邪の細やかな診療(と私は自画自賛しておりますが)を軽んじる風潮があ
るので、普段の私は少し肩身の狭い思いをしつつ診療をしています。
軽んじる傾向は患者さんに何と言わせるかというと、
「抗生物質はないんですか?」
「漢方薬は飲みにくいので要りません」
これが代表的な発言です。これを聞くと私はがっかりします。逆に「この前
効いた漢方薬が欲しい」なんて言われると嬉しいです。子どもが漢方薬を好
んで飲むのはよほど診察が上手くいったときだと思うのでさらに嬉しいです。
さて、風邪と言えば鼻水がでて、喉が痛くて・・・というのが定番です。と
ころが先日いらっしゃった患者さんで、気の効いたことを言われるお母さん
がお子さんをたしなめて言いました。
「風邪かどうかは、先生がきめるんでしょう?あなたが決めないの!」
これには私も医師としてのプライドをくすぐられました。そう、風邪かどう
かを判断するのは案外難しいのです。それに明確に喉が痛い理由を説明する
ことはかなりの判断力を要します。同時にずっしりとした責任も感じるわけ
です。
でもちょこっと聞いた話によると、ドクターによっては、
「今日は風邪で来たの?」
と患者さんに聞いてしまう人もいるそうです。まるで笑い話のようです。風
邪を戦略的に治療するのは本当に面白いんですよ。
いつか感冒に関する治療講座をやってみたいですねー。もしもご興味のある
方はメールを下さい。いつやるともお約束はできませんけれど(悩)。
何だか雑談のようになってしまいましたね。
▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼▼▼▼
【本のご紹介】『ぼくが眠って考えたこと』
____________________________________________________________________▼
★『ぼくが眠って考えたこと』★
藤原智美(エクスナレッジ、2005/07)
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4767804337/jjclinic-22/
東京では空間提供産業が真っ盛りです。カブセルホテル、コンビニ、ゲーム
センター、ファミレス・・・。どこも眠りの空間を簡単に提供してくれるわ
けですが、この昨今の空間軽視状況は「人」「眠り」「空間」の大きな変化
をもたらしている、というのが著者の言わんとするところです。
動物たちを見ているとよく分かりますが、・・・
続きはこちらです。
http://blog.livedoor.jp/mybook_j/archives/50276180.html
今までの読書記録はこちら↓
http://blog.livedoor.jp/mybook_j/
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【お知らせ】第2回まぐまぐbooksアワードにエントリーしました!
____________________________________________________________________▼
本メルマガと医療ロハスをより多くのみなさんに知っていただくために、「
第2回まぐまぐbooksアワード」にエントリーしました。詳細はこちらです。
http://books.mag2.com/award.html
出版ってあこがれます。忙しいくせにそういう欲求には常に全開の私です。
医療は狭い世界ですので、大賞は難しいのかもしれませんが、狙いはもちろ
ん大賞→出版です!!(ホンキかも・・)
読者投票機関は12月7日から21日で、審査結果発表は2月上旬のようで
す。これからメルマガで何度も投票をお願いすることになると思いますが、
どうぞよろしくお願いします!
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★★★
【編集後記】笑いの効用について、続き
____________________________________________________________________★
メールでいただいた内容をすぐにネタにしてしまう私のメルマガはいかがだっ
たでしょうか?みなさんから投げていただくネタの方が、私が考えるものよ
りも面白いのでついついそういうことになってしまいます。
西洋医学で免疫を捉えたら、免疫を抑制しなくてはいけない状況で笑って良
いのかどうかちょっと迷うところだと思います。
東洋医学は生活のあれこれに明確な論理的な回答を与えてくれるのでとても
気に入っています。アロマセラピーや各国の伝統医学も論理的視点で見つめ
れば、きっとさらに有益な情報が溢れていることでしょう。
私は将来、そういう医学を中医学とともに学んで行きたい(生きたい)と思っ
ています。そのためにまずは院内の整備からと考えて、今回はレントゲン廃
液を排除した、ということでした。
あー、一度にメルマガを書こうとすると、3時間くらいワープロを打ち続け
ることになるんですね。疲れました。それにしてもここはありがたい定食屋
さんです。先週もここで延々とメルマガを書いていました(笑)。
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発行者: 陣内耳鼻咽喉科クリニック 陣内 賢
http://www.jjclinic.jp/
E-MAIL: info@jjclinic.jp
■購読・解除はこちらからお願いいたします。
まぐまぐ → http://www.mag2.com/m/0000164378.html
★私の経歴です。どうぞよろしく。
http://www.jjclinic.jp/inchou.html
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★ご意見、ご質問、仕事の依頼などどんな些細なことでもいいのでメールを
下さい。個々の症状に関する質問に関しては、お答えをご遠慮させていた
だくこともございますが、可能な限りメール、またがメルマガ上でお答え
させていただきます。→ info@jjclinic.jp
≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠
★講演や取材はいつでも受付をさせていただいています。時間の許す限りお
受けしたいと思いますので、Subject(件名)に【取材希望】と記載して
info@jjclinic.jpまでお願いいたします。
★コンテンツは今後増やしていきたいと思っています。得意なのは、
一般向けの漢方診療の基礎 風邪の予防に関すること
耳鼻咽喉科一般について 小児の耳鼻科診察について、などです。
★過去のマスコミ掲載実績はこちらです(大してありません(笑))
http://www.jjclinic.jp/magazine.html
★相互紹介もご相談をお受けします。info@jjclinic.jpまで。
★著作権について
メールマガジン「実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜」のコ
ンテンツの著作権は、著者個人に帰属しています。コンテンツの利用は私
的なものに留め、無断転載はおやめください。私的利用の範囲を超えるご
使用の場合は、あらかじめ、info@jjclinic.jp にご連絡下さい。
★原文全てそのままの転送はご自由ですのでどんどん転送してください。
有用な情報だと感じたら、是非購読をお願いします!
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◎健康情報に関してはご参考にしていただくに留め、気になる症状がござい
ましたら必ず専門の医師の診察を受けられるようにお願いいたします。
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実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜(第20号)
2005.11.28 0759部
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●今日のテーマ●
【診察室から1】 笑いの効用について
【院外活動】 2ヶ月ぶりテレビ出演!
【診察室から2】 風邪から見る世相(雑談?)
【本のご紹介】 『ぼくが眠って考えたこと』
【お知らせ】 第2回まぐまぐbooksアワードにエントリーしました!
【編集後記】 笑いの効用について、続き
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こんにちは。陣内です。
前号はちょっと堅苦しい内容になってしまいましたが、今週からまた元に戻
ります。今日の話題もなかなか興味深いですよ。お楽しみに!
さて、うちの耳鼻科ではロハスを意識して手始めにレントゲン廃液を排除し
ました。費用もかなりかかりましたし(泣)、稼動し始めで慣れずに大変な
のですが、何とかかんとか診察しております。
レントゲン廃液が環境に悪いことは明白ですので、これをなくすことが現実
になったことは大きな喜びでした。今では現像室は空き室になり、この部屋
を見ると達成感が沸いてまいります。
来年中に院内総電子化を目指していますので、紙のムダもなくなるはずです。
ただし、電気代はかかります。全部なくすことは現代ではできません・・。
さて、では本号を始めます。
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【診察室から1】笑いの効用について(いきなり長文です)
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このテーマは読者のIさんからいただきました。ありがとうございました。
とても興味深いので、すぐに取り上げて考えてみました。では質問メール
からです。
***ここから***(少し改変しています)
私がいつも気になっていること、それは「免疫力アップ」という話題。最近
「こうすれば免疫力アップ!健康に!」などという情報が巷に溢れています。
膠原病とは、免疫力が暴走して自分自身を攻撃してしまう病気。その暴走を
食い止めるために、ステロイドや免疫抑制剤を服用しています。私たち自身
を過剰攻撃する「免疫」と一般的に言われる「免疫」とは同じものでしょう
か?
私たち膠原病患者は「免疫力アップ」生活をしたら逆効果なのでしょうか?
(…ということは笑い転げたらいけないの???笑えば免疫力が上がる、とは
よく言われることですから^^;)
***ここまで***
私なりに簡単にまとめます。
笑うと免疫が上がるというけれど、免疫を抑える必要のある病気を持ってい
る人が笑って免疫を上げてしまって良いのでしょうか?ということです。
これはなかなか興味深い内容です。免疫とは何か?笑いの効用とは何か?を
堀り下げてみないといけません。
そこで私は私なりにお答えしました。
免疫には外敵から身を守る免疫と、中に侵入したものに対する免疫とがあっ
て、笑いには外敵から身を守る免疫を上げる作用があるのだと思います。
侵入したものに対する免疫に悪影響を与える「気」の働きは気が抜けた状態
(気虚)や鬱屈した状態(気鬱)なので、笑いは該当しないと思います。と。
私としてもきちんと確認しておきたいということで、私の頼りとしている東
洋医学の専門家で大変尊敬している仙頭正四郎先生(文京区仙頭クリニック)
にメールでご回答をいただきました。以下に示します(原文を一部省略改変
していますがほぼ原文どおりです)。
***ここから***
自己免疫を、外と中の違いでお話しされていますが、その点はその通りだと
思います。自己免疫はもちろん内側の問題です。
免疫には正と邪があって、正しい免疫は、外でも中でもきちんと自他を認識
して仕事をするわけですが、自己免疫は、内側の免疫のうち、そのはたらき
が乱れてしまって自他の区別がつかなくなった免疫力ですから、邪性の免疫
力です。一般的にいわれる免疫力には、外も中も含むと思いますので、自己
免疫は違うものではなく、元は同じもので、はたらきの乱れた免疫力という
ことになります。
さて、笑いによって獲得される免疫力は、正しい免疫力。笑いによって免疫
力が高まれば、正しい免疫は力を持ち、外への力も、内での監視機能も高ま
り、悪い邪性の免疫力そのものをやっつける可能性も高くなる、と私は考え
ます。正常な機能が高まれば、調整力も高まり、乱れたはたらきを元に戻す
ことも有利になるからです。
力は、多い少ない(強い弱い)だけで決まるものではなく、その性質によっ
てはたらきが左右されると考えてみてはいかがでしょう。笑いの作用は躍動
の作用です。躍動は体の源で、正しい気です。
いらだちや怒り、不満や心配といった状態も、力でいえば体を活性化する「
活動」ですが、そこで作られる陽気は、内にこもり、一方向にだけ突き進む
邪性の気。こういったものは免疫力の作用を乱して、自己免疫の状態は悪化
するでしょうね。
笑いは、太陽が地球上を明るく温かく照らすように、からだに躍動感を注い
でくれます。笑い転げることは、免疫に直接はたらきかけ、正しい免疫力を
高めてくれるので、がんの治療にも、胃腸の病気にも、全ての病気の解決に
役立つ方法です。
このように考えていますが、いかがでしょう。
***ここまで***
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笑って病気を吹き飛ばしてくださいね。
この場を借りまして、メールの掲載許可を下さった仙頭先生に御礼申し上げ
ます。ありがとうございました。
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【院外活動】2ヶ月ぶりテレビ出演!
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●子育てパラダイス●
10月に2回テレビ出演したのですが、その後の出演が危ぶまれておりまし
た(うそ)。ようやく出演日が決まりました。陣内に会ったことのない方は、
5分間ですが是非ご覧下さいね。どんなヤツがメルマガを書いているのかわ
かりますよ。近くの子育て中のお母さんに是非お勧め下さい。お楽しみに!
12月5日(月)、12月12日(月)ともに11時30分から5分間。
テレビ東京系全国ネット「子育てパラダイス」です。
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【診察室から2】風邪から見る世相(雑談?)
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さて、またまた風邪ネタです。
読者の方たちの中に風邪ネタに反応していただける方が多いのでとても嬉し
く思っています。
風邪の細やかな診療(と私は自画自賛しておりますが)を軽んじる風潮があ
るので、普段の私は少し肩身の狭い思いをしつつ診療をしています。
軽んじる傾向は患者さんに何と言わせるかというと、
「抗生物質はないんですか?」
「漢方薬は飲みにくいので要りません」
これが代表的な発言です。これを聞くと私はがっかりします。逆に「この前
効いた漢方薬が欲しい」なんて言われると嬉しいです。子どもが漢方薬を好
んで飲むのはよほど診察が上手くいったときだと思うのでさらに嬉しいです。
さて、風邪と言えば鼻水がでて、喉が痛くて・・・というのが定番です。と
ころが先日いらっしゃった患者さんで、気の効いたことを言われるお母さん
がお子さんをたしなめて言いました。
「風邪かどうかは、先生がきめるんでしょう?あなたが決めないの!」
これには私も医師としてのプライドをくすぐられました。そう、風邪かどう
かを判断するのは案外難しいのです。それに明確に喉が痛い理由を説明する
ことはかなりの判断力を要します。同時にずっしりとした責任も感じるわけ
です。
でもちょこっと聞いた話によると、ドクターによっては、
「今日は風邪で来たの?」
と患者さんに聞いてしまう人もいるそうです。まるで笑い話のようです。風
邪を戦略的に治療するのは本当に面白いんですよ。
いつか感冒に関する治療講座をやってみたいですねー。もしもご興味のある
方はメールを下さい。いつやるともお約束はできませんけれど(悩)。
何だか雑談のようになってしまいましたね。
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【本のご紹介】『ぼくが眠って考えたこと』
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★『ぼくが眠って考えたこと』★
藤原智美(エクスナレッジ、2005/07)
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4767804337/jjclinic-22/
東京では空間提供産業が真っ盛りです。カブセルホテル、コンビニ、ゲーム
センター、ファミレス・・・。どこも眠りの空間を簡単に提供してくれるわ
けですが、この昨今の空間軽視状況は「人」「眠り」「空間」の大きな変化
をもたらしている、というのが著者の言わんとするところです。
動物たちを見ているとよく分かりますが、・・・
続きはこちらです。
http://blog.livedoor.jp/mybook_j/archives/50276180.html
今までの読書記録はこちら↓
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【お知らせ】第2回まぐまぐbooksアワードにエントリーしました!
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http://books.mag2.com/award.html
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医療は狭い世界ですので、大賞は難しいのかもしれませんが、狙いはもちろ
ん大賞→出版です!!(ホンキかも・・)
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す。これからメルマガで何度も投票をお願いすることになると思いますが、
どうぞよろしくお願いします!
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メールでいただいた内容をすぐにネタにしてしまう私のメルマガはいかがだっ
たでしょうか?みなさんから投げていただくネタの方が、私が考えるものよ
りも面白いのでついついそういうことになってしまいます。
西洋医学で免疫を捉えたら、免疫を抑制しなくてはいけない状況で笑って良
いのかどうかちょっと迷うところだと思います。
東洋医学は生活のあれこれに明確な論理的な回答を与えてくれるのでとても
気に入っています。アロマセラピーや各国の伝統医学も論理的視点で見つめ
れば、きっとさらに有益な情報が溢れていることでしょう。
私は将来、そういう医学を中医学とともに学んで行きたい(生きたい)と思っ
ています。そのためにまずは院内の整備からと考えて、今回はレントゲン廃
液を排除した、ということでした。
あー、一度にメルマガを書こうとすると、3時間くらいワープロを打ち続け
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発行者: 陣内耳鼻咽喉科クリニック 陣内 賢
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受けしたいと思いますので、Subject(件名)に【取材希望】と記載して
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耳鼻咽喉科一般について 小児の耳鼻科診察について、などです。
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