☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★
☆ ★
ドクターロハスがお届けする
実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜(第81号)
2007.01.29 2705部
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
あなたの健康自立をサポートすることを願って書いています。
どうぞ末永くお付き合い下さい。
●今日のテーマ●
【巻頭言】 朝夕が暖かい暖冬のようです
【診察室から1】 『あるある大事典』放送中止で考えること
【院外活動】 またまた鍼の講習を受けています!(迷)
【診察室から2】 風邪・・いつまでに気づけば軽くすむ?
【本のご紹介】 『はり100本〜鍼灸で甦る身体』
【編集後記】 恐らく日本発!診療フィードバックページ
★ ☆
★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆
こんにちは。ドクターロハス陣内です。
12月少し寒いと思ったら、今年はその後、暖冬が続いている感じがします。
調べてみると今年1月の平均気温は7.3度(昨年5.1度)、最高気温は12.1
度(昨年14.7度)なのですね。朝夕が暖かいから早朝夜間の移動が多い私は
特に暖冬だと感じるのかもしれません(今年は1月26日までのデータです)。
今年、風邪ひきの子どもが少ないと感じていましたが、それはもしかすると
夜の気温が高いせいなのかもしれません。
Kizasi.jpで「暖冬」を検索してみました。
蝋梅(ろうばい)が見ごろ(平年より10日早い)
http://blog.goo.ne.jp/nawatii/e/f717e9621c6382f4d0ddd67543e7c876
ハンノキの花(早春、2月に咲くと言われる)
http://blog.goo.ne.jp/minemi3280_2006/
風物に関係するものは少なかったです。もっと大変なことが起こっているの
ではないか、例えば、どこかの動物が冬眠を止めたとか(笑)そういうのを
心配していたのですが、考えすぎのようです。
しかし品川では1月10日にスギ花粉の初観測があったようですね(注:初
観測日と飛散開始日とは異なります)。季節はだんだん早春になりつつある
ようです。
http://www.tky.3web.ne.jp/~imaitoru/
ドクターロハスの何でも日記
http://blog.livedoor.jp/kjin66/archives/50284814.html
では、今週も始めます。
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
【診察室から1】『あるある大事典』放送中止で考えること
____________________________________________________________________◆
今週はこの事件に触れずには済まされません。
『あるある大事典』の放送が中止されたことはみなさん御存知でしょう。
苦情の電話が殺到したということですから、相当な注目度であることは間違
いないですね。番組の構成としては良くできた番組だったと思います。
あるある大事典10年目突入
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20051021et13.htm
でも、教養ドキュメントファンクラブのランキング(全面的に信頼できるわ
けでもありませんが、あくまでも参考です)では、『あるある大事典』の情
報信頼度はE、番組は宣伝型であるという評価です。過去にも番組の中の実
験結果が有意かどうか怪しい部分もありましたし、妥当な評価でしょうね。
教養ドキュメントファンクラブ
http://homepage1.nifty.com/sagi/
「あるある大事典」過去にもマユツバ番組
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070126-00000011-gen-ent
私はこの番組から強い教訓がもたらされたと思います。メディアは必ずしも
正確な情報を流すとは限らないということです。番組に抗議をするのも良い
ですが、何が正確な情報なのか、自分で考えるようにしましょう。
政治の情報も大企業の意向を反映します。テレビの情報もスポンサーの影響
を受けます。このメルマガだって私の良心と知識量に依存しています。どれ
にだって限界があるのです。
納豆のことを放送した後に、各所で納豆を買い尽してしまう国民性を修正す
る良い機会だと私は思うのです。自分では何も考えていないから納豆を買い
に走るし、抗議の電話もしたくなるのではないですか?
友人のライターさんのKさんからメールをいただきました。Kさんは編集者
の方に「健康とか医療とかは決して『面白い話じゃないよ、地味だし』と言
うとのこと。私も本当にその通りだと思いますね。健康記事は本当に書くの
が大変だと感じますよ(笑)。
この問題はたくさんご意見がいただけると思います。lohas@jjclinic.jpに
是非ご意見をお願いします(@は小文字にして下さい)。
実践ロハス生活〜これであなたも医者いらずブログ
http://blog.livedoor.jp/lohas_j/archives/50549505.html
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
【院外活動】 またまた鍼の講習を受けています!(迷)
____________________________________________________________________◆
今度は、日本伝統医療科学大学院大学学長の西條一止氏のセミナーを受けて
います。鍼には本当にいろんな流派が存在することを思い知らされます。
私は師を求めているのですが、だれに求めるべきか本当に迷ってしまいます。
私は今年中に定期的に鍼を習う人と場所と時間を確保しようとしていますが、
どれも今のところうまく行きません。もう少しがむしゃらに走る状況が続き
そうです。
でも、診察中に鍼を試してみたい!と思うことしばしばです。
頑張ります!
どなたか私によきアドバイスをしていただけませんか?lohas@jjclinic.jp
にメールをお願いいたします(@は小文字にして下さい)。
新医療研究
http://blog.livedoor.jp/jjclinic/archives/50308216.html
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
【診察室から2】風邪・・いつまでに気づけば軽くすむ?
____________________________________________________________________◆
この話は全くのオリジナルなので、不正確だったらごめんなさい。
私は患者さんの診察をするとき、ときにマスクをし、ときにマスクは面倒で
していません。インフルエンザが流行ってくると、一度休診にしたこともあ
るので少し慎重になりますが、喉の乾燥を防ぐことが最も風邪予防に大切だ
と思っているわけです。
不覚にも風邪をもらってしまった・・と思うときもあります。
ウイルス感染には、発症までにウイルスが増殖して症状がでるまでの時間が
ある(潜伏期と呼ばれています)と言われていますが、私は本心ではすぐに
症状が出ると思っています。
もらってしまった!と気づくのですから潜伏期はないことになります。正確
には数時間でしょうか。その後だるくなり、何かおかしい、ということにな
ります。
私はそこで葛根湯の仲間をお湯で飲んでしまい、そこからはマスクを装着し
て診察し、診察が終わると一目散に帰宅して寝てしまいます。そうするとま
ず翌日まで症状を引きずることはありません。
ところが、風邪の治療をしていると、いつまでもずるずる定番の症状が次々
とでて、一通りの症状が揃うまで治らないという方が多いのです。
ずっとこの違いが何か考えていました。
東洋医学的にはだるさが一段落する感冒2−3日目に、病魔は体内に侵入し
てくるわけです。この前に体を暖めて、寝られるだけ寝るということで、こ
の侵入を防ぐことができ、治癒期間を大きく短縮できるのではないか?とい
うのが私の結論です。
このためには、風邪にかかった瞬間を感じ取る感覚が必要ですが、是非どな
たか挑戦していただき、ご意見をいただければと思います。
注)胃弱の方は葛根湯類はあまりお勧めしません。漢方薬エキス剤では桂枝
湯、または香蘇散が良いと思います。念のため。
陣内耳鼻咽喉科クリニックブログ
http://blog.jjclinic.jp/archives/50342806.html
▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼▼▼▼
【本のご紹介】『はり100本〜鍼灸で甦る身体』
____________________________________________________________________▼
★『はり100本〜鍼灸で甦る身体』★
竹村文近(著)新潮新書 (2006/05)
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4106101688/jjclinic-22/ref=noism
本の帯には「タモリさんも驚いた。TV・ラジオで話題沸騰」などと宣伝が
並んでいます。だいたいこういう本にはロクなものがないというのが一般的
です。
しかし、この本にはいろいろ考えさせられてしまいました。
「気」「機」「期」「季」が重要であるとのこと。つまり所謂「気」、そし
て「機会(チャンス)」「期間」、これはバイオリズム、サイクルの意味。
最後に「季節」とのこと。この考え方は面白いです。覚えておいて結婚式の
スピーチに使おうかと思います(笑)。
竹村先生の鍼はブチブチと切るような鍼なのだそうです。上記の西條先生の
鍼の考え方とは全く異なります。西條先生は痛くない優しい鍼で、神経の働
きを重視した論理的な打ち方ですから。またまた悩んでしまいます。
いろいろな感性豊かな患者さんたちの体調を管理されている竹村先生ですが、
先生の治療を受けている人たちの活躍にも本当に驚くばかりです。ともに、
類を見ない感性を持って治療をしたりされたりしているからこういう活躍が
成されるのだと思います。
いかにも「らしい鍼師」である竹村先生が私には大変魅力的な方に見えます。
私もこういう鍼を目指すべきでしょうか?もう少し考えてみなくては。
ドクターロハスの読書記録
http://blog.livedoor.jp/mybook_j/archives/50551326.html
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★★★
【編集後記】恐らく日本発!診療フィードバックページ
____________________________________________________________________▼
まだ、運用の詳細はつめているところですが、診療のフィードバックページ
を作成しました。これについてもみなさんのご意見をいただきたいです。
http://www.jjclinic.jp/feedback.html
(メルマガのご意見はlohas@jjclinic.jpにお願いしますね)
医師は、本当に治ったのか?本当に何も悪いことが起こらなかったのか?と
いうことが知りたいものなのです。
会社には苦情を言う場所があることが多いですが、クリニックに意見するこ
とはまずできないでしょう。でもそういう場所があっても良いですよね?
こういう声を目の当たりにすることはとても自分としては勇気が要るのです
が、診療改革の基点にしたいと考えています。
ちょっと真面目な締めになってしまいました(ははは・・)。
では、また来週!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
発行者: あなたの健康自立をサポートするドクターロハス(陣内賢)
E-MAIL: lohas@jjclinic.jp(@は小文字でお願いします)
発行所: 陣内耳鼻咽喉科クリニック(東京都渋谷区笹塚)
http://www.jjclinic.jp/
■購読・解除はこちらからお願いいたします。
まぐまぐ → http://www.mag2.com/m/0000164378.html
★私の経歴です。http://www.jjclinic.jp/inchou.html
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★ご意見、ご質問などございましたらメールを下さい。可能な限りメールや
メルマガ上でお答えします。 → lohas@jjclinic.jp
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★講演や取材は時間の許す限り検討させていただきます。Subject(件名)
に【取材希望】と記載してlohas@jjclinic.jpまでお願いいたします。
★過去のマスコミ掲載実績 http://www.jjclinic.jp/magazine.html
★相互紹介もご相談をお受けします。lohas@jjclinic.jpまで。
★著作権について
メールマガジン「実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜」のコ
ンテンツの著作権は、ドクターロハス(陣内賢)に帰属しています。コン
テンツの利用は私的なものに留め、無断転載はおやめください。私的利用
の範囲を超えるご使用の場合は、あらかじめ、lohas@jjclinic.jpにご連
絡下さい。
★原文全てそのままの転送はご自由ですのでどんどん転送してください。
有用な情報だと感じたら、是非購読をお願いします!
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◎健康情報に関してはご参考にしていただくに留め、気になる症状がござい
ましたら必ず専門の医師の診察を受けられるようにお願いいたします。
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【本のご紹介】 『はり100本〜鍼灸で甦る身体』
【編集後記】 恐らく日本発!診療フィードバックページ
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こんにちは。ドクターロハス陣内です。
12月少し寒いと思ったら、今年はその後、暖冬が続いている感じがします。
調べてみると今年1月の平均気温は7.3度(昨年5.1度)、最高気温は12.1
度(昨年14.7度)なのですね。朝夕が暖かいから早朝夜間の移動が多い私は
特に暖冬だと感じるのかもしれません(今年は1月26日までのデータです)。
今年、風邪ひきの子どもが少ないと感じていましたが、それはもしかすると
夜の気温が高いせいなのかもしれません。
Kizasi.jpで「暖冬」を検索してみました。
蝋梅(ろうばい)が見ごろ(平年より10日早い)
http://blog.goo.ne.jp/nawatii/e/f717e9621c6382f4d0ddd67543e7c876
ハンノキの花(早春、2月に咲くと言われる)
http://blog.goo.ne.jp/minemi3280_2006/
風物に関係するものは少なかったです。もっと大変なことが起こっているの
ではないか、例えば、どこかの動物が冬眠を止めたとか(笑)そういうのを
心配していたのですが、考えすぎのようです。
しかし品川では1月10日にスギ花粉の初観測があったようですね(注:初
観測日と飛散開始日とは異なります)。季節はだんだん早春になりつつある
ようです。
http://www.tky.3web.ne.jp/~imaitoru/
ドクターロハスの何でも日記
http://blog.livedoor.jp/kjin66/archives/50284814.html
では、今週も始めます。
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【診察室から1】『あるある大事典』放送中止で考えること
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今週はこの事件に触れずには済まされません。
『あるある大事典』の放送が中止されたことはみなさん御存知でしょう。
苦情の電話が殺到したということですから、相当な注目度であることは間違
いないですね。番組の構成としては良くできた番組だったと思います。
あるある大事典10年目突入
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20051021et13.htm
でも、教養ドキュメントファンクラブのランキング(全面的に信頼できるわ
けでもありませんが、あくまでも参考です)では、『あるある大事典』の情
報信頼度はE、番組は宣伝型であるという評価です。過去にも番組の中の実
験結果が有意かどうか怪しい部分もありましたし、妥当な評価でしょうね。
教養ドキュメントファンクラブ
http://homepage1.nifty.com/sagi/
「あるある大事典」過去にもマユツバ番組
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070126-00000011-gen-ent
私はこの番組から強い教訓がもたらされたと思います。メディアは必ずしも
正確な情報を流すとは限らないということです。番組に抗議をするのも良い
ですが、何が正確な情報なのか、自分で考えるようにしましょう。
政治の情報も大企業の意向を反映します。テレビの情報もスポンサーの影響
を受けます。このメルマガだって私の良心と知識量に依存しています。どれ
にだって限界があるのです。
納豆のことを放送した後に、各所で納豆を買い尽してしまう国民性を修正す
る良い機会だと私は思うのです。自分では何も考えていないから納豆を買い
に走るし、抗議の電話もしたくなるのではないですか?
友人のライターさんのKさんからメールをいただきました。Kさんは編集者
の方に「健康とか医療とかは決して『面白い話じゃないよ、地味だし』と言
うとのこと。私も本当にその通りだと思いますね。健康記事は本当に書くの
が大変だと感じますよ(笑)。
この問題はたくさんご意見がいただけると思います。lohas@jjclinic.jpに
是非ご意見をお願いします(@は小文字にして下さい)。
実践ロハス生活〜これであなたも医者いらずブログ
http://blog.livedoor.jp/lohas_j/archives/50549505.html
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
【院外活動】 またまた鍼の講習を受けています!(迷)
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今度は、日本伝統医療科学大学院大学学長の西條一止氏のセミナーを受けて
います。鍼には本当にいろんな流派が存在することを思い知らされます。
私は師を求めているのですが、だれに求めるべきか本当に迷ってしまいます。
私は今年中に定期的に鍼を習う人と場所と時間を確保しようとしていますが、
どれも今のところうまく行きません。もう少しがむしゃらに走る状況が続き
そうです。
でも、診察中に鍼を試してみたい!と思うことしばしばです。
頑張ります!
どなたか私によきアドバイスをしていただけませんか?lohas@jjclinic.jp
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新医療研究
http://blog.livedoor.jp/jjclinic/archives/50308216.html
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この話は全くのオリジナルなので、不正確だったらごめんなさい。
私は患者さんの診察をするとき、ときにマスクをし、ときにマスクは面倒で
していません。インフルエンザが流行ってくると、一度休診にしたこともあ
るので少し慎重になりますが、喉の乾燥を防ぐことが最も風邪予防に大切だ
と思っているわけです。
不覚にも風邪をもらってしまった・・と思うときもあります。
ウイルス感染には、発症までにウイルスが増殖して症状がでるまでの時間が
ある(潜伏期と呼ばれています)と言われていますが、私は本心ではすぐに
症状が出ると思っています。
もらってしまった!と気づくのですから潜伏期はないことになります。正確
には数時間でしょうか。その後だるくなり、何かおかしい、ということにな
ります。
私はそこで葛根湯の仲間をお湯で飲んでしまい、そこからはマスクを装着し
て診察し、診察が終わると一目散に帰宅して寝てしまいます。そうするとま
ず翌日まで症状を引きずることはありません。
ところが、風邪の治療をしていると、いつまでもずるずる定番の症状が次々
とでて、一通りの症状が揃うまで治らないという方が多いのです。
ずっとこの違いが何か考えていました。
東洋医学的にはだるさが一段落する感冒2−3日目に、病魔は体内に侵入し
てくるわけです。この前に体を暖めて、寝られるだけ寝るということで、こ
の侵入を防ぐことができ、治癒期間を大きく短縮できるのではないか?とい
うのが私の結論です。
このためには、風邪にかかった瞬間を感じ取る感覚が必要ですが、是非どな
たか挑戦していただき、ご意見をいただければと思います。
注)胃弱の方は葛根湯類はあまりお勧めしません。漢方薬エキス剤では桂枝
湯、または香蘇散が良いと思います。念のため。
陣内耳鼻咽喉科クリニックブログ
http://blog.jjclinic.jp/archives/50342806.html
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★『はり100本〜鍼灸で甦る身体』★
竹村文近(著)新潮新書 (2006/05)
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4106101688/jjclinic-22/ref=noism
本の帯には「タモリさんも驚いた。TV・ラジオで話題沸騰」などと宣伝が
並んでいます。だいたいこういう本にはロクなものがないというのが一般的
です。
しかし、この本にはいろいろ考えさせられてしまいました。
「気」「機」「期」「季」が重要であるとのこと。つまり所謂「気」、そし
て「機会(チャンス)」「期間」、これはバイオリズム、サイクルの意味。
最後に「季節」とのこと。この考え方は面白いです。覚えておいて結婚式の
スピーチに使おうかと思います(笑)。
竹村先生の鍼はブチブチと切るような鍼なのだそうです。上記の西條先生の
鍼の考え方とは全く異なります。西條先生は痛くない優しい鍼で、神経の働
きを重視した論理的な打ち方ですから。またまた悩んでしまいます。
いろいろな感性豊かな患者さんたちの体調を管理されている竹村先生ですが、
先生の治療を受けている人たちの活躍にも本当に驚くばかりです。ともに、
類を見ない感性を持って治療をしたりされたりしているからこういう活躍が
成されるのだと思います。
いかにも「らしい鍼師」である竹村先生が私には大変魅力的な方に見えます。
私もこういう鍼を目指すべきでしょうか?もう少し考えてみなくては。
ドクターロハスの読書記録
http://blog.livedoor.jp/mybook_j/archives/50551326.html
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【編集後記】恐らく日本発!診療フィードバックページ
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まだ、運用の詳細はつめているところですが、診療のフィードバックページ
を作成しました。これについてもみなさんのご意見をいただきたいです。
http://www.jjclinic.jp/feedback.html
(メルマガのご意見はlohas@jjclinic.jpにお願いしますね)
医師は、本当に治ったのか?本当に何も悪いことが起こらなかったのか?と
いうことが知りたいものなのです。
会社には苦情を言う場所があることが多いですが、クリニックに意見するこ
とはまずできないでしょう。でもそういう場所があっても良いですよね?
こういう声を目の当たりにすることはとても自分としては勇気が要るのです
が、診療改革の基点にしたいと考えています。
ちょっと真面目な締めになってしまいました(ははは・・)。
では、また来週!
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発行者: あなたの健康自立をサポートするドクターロハス(陣内賢)
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発行所: 陣内耳鼻咽喉科クリニック(東京都渋谷区笹塚)
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