実践ロハス生活!~これであなたも医者いらず~

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実践ロハス生活!~これであなたも医者いらず~(第85号)

2007年02月26日 | メルマガ
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  ドクターロハスがお届けする
       実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜(第85号)
                         2007.02.26 2690部
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    あなたの健康自立をサポートすることを願って書いています。
          どうぞ末永くお付き合い下さい。
 ●今日のテーマ●
 【巻頭言】     赤ちゃんポストの話
 【診察室から1】  パロマ、リンナイの事故から学ぶべきこと
 【院外活動】    メディア出演に関して
 【診察室から2】  風邪を治したいか、症状を緩和したいか
 【本のご紹介】   上野玲さん特集!
 【編集後記】    色気満載の外来風景
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 ●お知らせ●
 陣内耳鼻咽喉科クリニックでは土曜日の午前中に器具の洗浄をして下さる方
 を募集しています。募集要項はこちらです。http://www.jjclinic.jp
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 こんにちは。ドクターロハス陣内です。

 赤ちゃんポストというものがあるのですね。事情があって親が育てられない
 新生児を熊本市の病院が預かるというものです。先日ラジオで聞いて私もそ
 の存在に気づきました。

 このアンケートは一応参考にはなりましょう。
 http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/quiz/quizresults.php?poll_id=207

 必要悪であるとか、絶対反対とかいろんなコメントがあり興味深いですね。
 私は(ラジオのまねになってしまいますが)、厚労省がそれを表だって容認
 するということが気に入りません。

 気持ち的には絶対反対の私です。あってはいけないことです。必要悪という
 意見も確かにそうなので、そういうことは水面下で処理されるべきものでしょ
 う。お墨付きを与えてどうするのだ!という気持ちです。

 やはり病院がどこまで責任を取れるのか、ということもあるのですが、やは
 り生活状況を考えながら子どもは増やして欲しいものです。正論過ぎますか?
 でもそれが人間らしい部分ではないですか?

 ドクターロハスの何でも日記
 http://blog.livedoor.jp/kjin66/archives/50292659.html

 では、今週も始めます。


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 【診察室から1】パロマ、リンナイの事故から学ぶべきこと
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 昨年7月のパロマ湯沸かし器に続いて、リンナイ社製湯沸かし器にも一酸化
 炭素中毒事故が起きていたということはもうみなさんご存知でしょう。

 不完全燃焼が生じたとき、再点火できなくなるようにする装置を会社側は取
 りつけていたわけですが、何度も何度もスイッチを押すことで、この再点火
 できなくなる装置が働かなくなるということが起きていたそうです。

 どこの社説をみてもだいたいこんなところでしょう。

 「二重三重の安全措置を講ずるべき」
 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21585-storytopic-11.html

 「冬だから窓を開けなかったとしても想定外とはいえない」
 http://www.shinmai.co.jp/news/20070215/KT070214ETI090002000022.htm

 「経済産業省が欠陥の有無にかかわらず事故を公表すべきであった」
 http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh200702210125.html

 確かに経済産業省が事故を公表すべきだったという意見は、後から考えると
 確かにその通りです。しかし製品の良し悪しを判断できない消費者がニュー
 スを聞いて、あるいはテレビや雑誌でも話題になってしまい、商品イメージ
 は地に落ちてしまうかもしれません。それを考えると簡単に公表しなかった
 経済産業省の判断は私には理解できる気がします。

 安全措置を万全にせよという考え方は、これはこれで恐ろしいです。だって
 全てにおいて万全のものというのは有り得ません。安全装置をつけていた訳
 ですから、会社はすべきことをしていた気がします。何度もカチャカチャと
 操作して再点火してしまうことがどういう意味を持つのか分からない消費者
 の側にこそ問題があるでしょう。

 そしてガス器具を使用するのですから、換気の重要性は言うまでもありませ
 ん。器具も一定のルールで作られているのですから、消費者の側にもその器
 具を使用する上でのルールを守るべきでしょう。

 まあそうは言っても安全装置は必要だと思います。もしも1回作動したら2
 回目からは作動しない安全装置が一番良いのではないかと私は考えました。
 作動してしまったら、修理に来てもらってまた1回分だけ作動するようにし
 てもらうというものです。これなら責任の所在は明確です。

 実践ロハス生活〜これであなたも医者いらずブログ
 http://blog.livedoor.jp/lohas_j/archives/50559994.html


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
 【院外活動】メディア出演に関して
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 ◎NHK第一ラジオ『ふれあいラジオパーティー』
  (27日午後8時05分から)
  http://www.nhk.or.jp/radiodir/shou/fure/furu.html
  耳かきに関するコメンテーターとして出演させていただきます。調べてみ
  ると、耳かきも相当に根の深い文化であることに気づかされます。

 ◎東京12CH系『子育てパラダイス』(3月ごろからの予定)
  以前にも出演しましたが、今回も出させていただくことになっています。
  子どもたちの育成に関わる仕事は楽しいです。お楽しみに!

 ◎(東京城西地区の方のみ)サンケイリビング紙2月24日号「おしえてド
  クター」花粉症のことについて細かく指導しています。ご覧下さい。

 新医療研究
 http://blog.livedoor.jp/jjclinic/archives/50315212.html


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 【診察室から2】風邪を治したいか、症状を緩和したいか
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 また風邪ネタです。

 私の得意ネタなのですが、割とこのネ話題には良い反応が返ってくるので、
 頑張って書いてしまいます。さて・・・

 今日は私のちょっとした気づきについてです。

 みなさんご存知かもしれませんが、私は総合感冒薬が嫌いです。病院にもそ
 ういう処方を好んで出す先生が少なくないですし、よりによって私に「下さ
 い」と言う罪な患者さんもいらっしゃいます(涙)。

 総合感冒薬は必ずと言って良いほど抗ヒスタミン作用と解熱鎮痛作用を持っ
 ています。みなさんは感冒にかかられたとき、いつお使いになるのでしょう
 か?

 <感冒の初期>
 やたら鼻水が出るので薬を飲みたくなります。しかし、もともと鼻水は2日
 くらいで収まるものです。薬を探しているうちに自然に収まってしまうこと
 でしょう。この時期に熱がでることがありますが、総合感冒薬で安易に熱を
 下げにいくと、あとで風邪の治りにくくなることがあります。

 <感冒の中〜後期>
 喉の痛い時期ですが、ここでも鎮痛目的で総合感冒薬を用いて、疲れなどが
 重なると、やはり風邪の治りが悪くなることがあります。また、後になれば
 なるほど喉が渇いてきます。これも総合感冒薬の抗ヒスタミン作用が症状を
 悪化させる可能性があります。

 こう考えるとなかなか総合感冒薬の使い方は難しく感じられます。だから嫌
 いなのです。

 某社の「あなたの風邪は喉から」などというCMを聞くたびに風邪が喉から
 くることはないのだが、といつも感じてしまいます。

 しかしそのCMでは風邪を治すとは言わないのですね。じゃあ何て言ってい
 るのかというと、「風邪の諸症状の緩和に」ですって。治さないのね・・。

 陣内耳鼻咽喉科クリニックブログ
 http://blog.jjclinic.jp/archives/50353724.html


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 【本のご紹介】上野玲さん特集!
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 今度、NHKで対談する上野玲さんの著作を読んでみました。

 ★『耳かきがしたい』★
 上野玲(著)ジャイブ(2004/08)
 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4902314711/jjclinic-22/ref=noism
 耳かきコレクションを見るだけでも一見の価値があります。耳かきの歴史に
 ついても詳細を調べられていて、勉強になりました。血が出るまで耳を掻く
 のは不可と思いましたが。

 ★『どうする?身近な人のうつ』★
 上野玲(著)文藝春秋(2002/06)
 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4902314711/jjclinic-22/ref=noism
 うつ病に関する様々な対応についてこと細かく対処法を書いてある1冊です。
 夫・妻として、親・子どもとして、上司・部下としての対応には原則があり
 そうです。特に周りの人のうつ病で困っているとき読むには好著だと思いま
 す。

 ★『理容師・美容師になろう』★
 上野玲(著)インデックスコミュニケーションズ(2002/04)
 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4871909360/jjclinic-22/ref=noism
 一流の理容師・美容師になられた方へのインタビュー記事が興味深かったで
 す。サービスの内容としてはとても病院と似ている気がします。競合が進む
 中でいかに個性を大切にしているか、その一端が分かった気がしました。

 ドクターロハスの読書記録
 http://blog.livedoor.jp/mybook_j/archives/50561414.html


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 【編集後記】色気満載の外来風景
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 「色気満載の」なんて言うと「おまえは何を考えて仕事をしているのだ!」
 と怒られてしまいそうです。

 いえいえ、むかしから色気とは「目ヤニ男と風邪ひき女」と言うではありま
 せんか。

 まさに先週は花粉症の人たちが目をこすって来院し、花粉症に混じって風邪
 をこじらせた人たちが声を嗄らして来られました。

 『外来風景色だらけ、しかし私は浮つけない』(おそまつ)

 ドクターロハスの何でも日記
 http://blog.livedoor.jp/kjin66/archives/50292664.html

 では、また来週!


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 発行者: あなたの健康自立をサポートするドクターロハス(陣内賢)
      E-MAIL: lohas@jjclinic.jp(@は小文字でお願いします)

 発行所: 陣内耳鼻咽喉科クリニック(東京都渋谷区笹塚)
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