実高ふれ愛隊日記

-石川県立大聖寺実業高校情報ビジネス科課題研究ブログ-

硲伊之助・「努力できることが才能である」

2013年10月28日 | 日記

隊員NO.1いぶで~す

10月22日(火)の課題研究の時間、橋立町の加佐ノ岬倶楽部」でランチを

した後、付属のギャラリーで、オーナーの宮本昭夫さんがコレクションされている

硲伊之助(はざまいのすけ)の作品を鑑賞させていただきました。

硲伊之助については、「加賀ふるさと検定」ホームページのテキスト(人物編)で、

次のように紹介されています。

「画家。東京本所向島生まれ。パリ滞在中にアンリ・マチスに師事し一水会創立に参加

しました。終戦まもなくマチス展、ピカソ展、ブラック展の開催に尽力し、我が国洋画壇の

復興や芸術文化の向上に大きく寄与しました。古九谷に魅せられ、1962(昭和37)年

加賀市吸坂町に移住しアトリエを構え製陶活動を行いました。」

加佐ノ岬倶楽部」のオーナー・宮本さんは27才の時に晩年の画伯にお会いし、

それ以来、硲伊之助の作品に惚れ込んでコレクションされたそうです。宮本さんからは、

硲伊之助の世界をもっと勉強したければ、吸坂町の硲伊之助美術館を訪ねるといい

ですよ!」とアドバイスをいただきました。

硲伊之助といえば、かれの名言・「努力できることが才能である」が今年の春に、

石川県の英雄・松井秀喜選手が引退の際に使われたことで、とても注目を集めました。

この言葉はもともと、「1981年にNHKテレビ訪問インタビューで、硲伊之助を師とし、

九谷吸坂窯を継いだ海部公子さんが紹介されたものだそうです。そのテレビ番組を

見た松井選手のお父さんが、その言葉を書き止め、息子に与えたのです。それが、

ひたすら素振りなど、練習に打ちむ松井選手の支えになりました。」ということから、

松井秀喜選手の座右の銘になりました。(硲伊之助美術館ホームページ参照)

読売巨人軍やニューヨークヤンキースで活躍し、国民栄誉賞を受賞した松井選手の

心の支えが硲伊之助の一言だったのですね。

宮本さんから、硲伊之助のことについてたくさん教えていただきましたので、明日の

ブログでご紹介させていただきます。よろしくお願いします。

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