隊員NO.7ゆっこで~す
「帰命無量寿如来(きみょ~むりょ~じゅにょら~い)
南無不可思議光(なむふ~か~しぎこ~)」
家山勉ご住職のお声に合わせて、わたしたち実高ふれ愛隊の7人は、
『正信偈(しょうしんげ)』を詠ませていただきました。
12月10日(火)の課題研究の時間、わたしたちは小松市矢田野町にある
グループホーム「やたの」を訪問させていただきました。
今回わたしたちに顧問の先生から与えられた研究テーマは、「浄土真宗が
盛んといわれるこの加賀市で、真宗の教えって、現代のわたしたちとどう結びついて
いるのですか?」というとっても難しいものです。わたしたちは頭を抱えてしまいました。
そして今回、こんな難しい課題に挑むわたしたちの先生になっていただいたのが、
庄町にある真宗大谷派因乗寺のご住職・家山勉先生なのです。
家山先生はおっしゃいました。「それでは、わたしたちが行っているグループホームでの
活動を7人が見学してみてはどうですか?グループホームには、ともすれば今の社会
から切り離されて生きざるをえない認知症のおじいちゃん・おばあちゃんがおいでます。
そのような中で、わたしたちが施設の方々や地域の人たちと協力し合いながら、
ずっと取り組んでいる活動があります。毎月行っているごくごく小さな営みかもしれませんが、
この活動を見学することで、みなさんの研究テーマのヒントが見つかるはずです。」
5~600年も前の一向一揆の時代から、この加賀で大切にされてきた浄土真宗の教えとは
一体何なのでしょうか?そして勤勉で、我慢強いといわれる北陸の人間と真宗のかかわりは?
さらに現代に生きているわたしたちの心に、真宗の教えは何を訴えようとしているのでしょうか?
普段は宗教の問題にとっても無頓着なわたしたちですが、グループホーム「やたの」での
活動や家山先生から教えていただいたことをまとめながら、レポートをさせていただきます。
よろしくお願いします!!