隊員NO.3ゆかぴで~す(^_^)v
わたしたちの顧問の先生が6月9日(金)に開かれた加賀市立図書館ふるさと歴史講座
「大聖寺藩の参勤交代」に参加されて、講師の郷土史家・山口隆治先生の
お話を勉強されてきました。そして山口先生からお聞きした「大聖寺藩の参勤交代」の
お話を私たちのために、まとめてくださいました。
山口隆治先生は『大聖寺藩産業史の研究』『大聖寺藩祖 前田利治』『加賀藩林制史の研究』
など数多くの本を執筆されている加賀市を代表する歴史研究者です。
そして今回このふるさと歴史講座で、加賀市民のために、「大聖寺藩の参勤交代」に
ついてのこれまでの研究成果を発表されました。
こと「大聖寺藩の参勤交代」に関するものになると、史料はきわめて少なく、
山口先生も史料を探し、整理するのに大変ご苦労されたそうです。そのような中で、
『加賀藩史料』『徳川実記』『続徳川実記』「加越能文庫」などをもとに、
「大聖寺藩の参勤交代」の詳細について長い時間をかけてまとめられました。
山口先生のご努力のおかげで、大聖寺藩が初代藩主・利治から14代藩主利鬯
までの約220年強の間に合計181回の参勤交代を行っていたことをはじめ、
「大聖寺藩の参勤交代」にかんするさまざまな事実が明らかになったのです。
わたしたちの顧問の先生は、山口先生からお教えいただいたことをもとに、
○参勤交代って一体何だったのか?
○最大4000人が歩いた加賀前田百万石の参勤交代
○13泊14日大聖寺藩の参勤交代コース
○大聖寺藩にとって、すごく負担の多かった参勤交代、などについてお話しされました。
「大聖寺藩の参勤交代」も毎回270人程度のお侍さんが江戸との間を行き来する
もので、この費用は1回につき現在のお金で約3億円もかかったそうです。
また参勤交代に使われたコースのほとんどが北国街道→中山道を通る「下街道コース」
でした。明日のブログで、「大聖寺藩の参勤交代」について勉強したことを
お伝えしますので、よろしくお願いします。