三国志。漢王朝の血をひく劉備が三度訊ねて軍師として迎えた諸葛孔明。
田舎の草庵でくすぶっていた孔明のもとを訪ねるたび留守。
それでも三度通いようやく会うことができた。
そして劉備の軍師となって手を貸すこととなる。
誰もが知っているし格言にもなっている。
その後類稀な才を生かし漢王朝再興は無理とし、魏・呉・蜀鼎立を進言。
劉備を蜀の帝に据えることとなる。
まあ、だれもが知っており映画やアニメでご存じのとおり。
諸葛孔明とは何の関係もない話。
メールが来た。
連休期間に会いたい。凡夫なりの考えで理屈をこねて否。
二日ほど過ぎて再度メール。かたがついたと思っていたのに。
別のいい訳を考え否。
これ以上はないと高を括っていた。訳ではないが夜中に目をさますと着信の合図が。
そのままにして寝る。
それがいけない。ずっと朝方まで眠られない。
五時ころ起きてメールを見た。
シツコイネ。考えが変わったら連絡よこせと。
考えを変えるくらいなら二度目で応諾している。
三顧の礼とは全く関係のない話だ。
さん、という数字で思い出しただけ。
お後がよろしいようで。チャカチャカチャン。