三題噺じゃあない。
山菜取りで逸れたと通報。その後の騒ぎにしつけのため置き去りにしたが不明と。
連日の捜索。6日で大掛かりな捜索を縮小。
次の日に自衛隊演習場の建物で発見。
BBCで発見されたことが報道。
しつけの問題にも言及。
国内でも連日報道。無事が確認されてまた大騒ぎ。
幾つもの奇跡が重なり生きて親の元へ。
これはこれでよかったと言っていいだろう。
問題はこれから。
関係機関から親も子もいろいろ聞かれるだろう。
自衛隊も敷地内とはいえ建物の施錠がされていなかった件。
子供とはいえ簡単に敷地内に侵入できたこと。
捜索の範囲が妥当であったのか。
等々。
逆に考えるならと敷地内に侵入できたこと。
建物があり施錠されていなかったことで雨を凌げた。
中にマットレスがあったことで体の大きくない子供を寒さから守ることができたこと。
水道設備があったことで何とか水分確保ができ最低限の生命維持ができたこと。
自衛隊員が雨宿りのため建物内に入ってきたこと。
奇跡の連続としか言いようがないだろう。
どれか一つが欠けても生存が危ぶまれた可能性はある。
究極はこの子にとって「神」が見放さなかった。
生きることに「手」を差し伸べた。
そう考えて納得するか。