今月、天皇は「生前退位」について発言した。
その中で繰り返し現行憲法に表記されている「象徴」という言葉を繰り返し引用。
国民との大きな違いはあれ幼少期から少年期を「戦争」という中で過ごした。
その体験から安倍内閣が国民に隠して「憲法改正」の野望をなさんとしている。
自民党憲法草案では天皇を「国家元首」と明記、自らの野望に天皇を利用せんとしている。
この動きに対し、天皇としてギリギリの「反対」の意思表示であったと考える。
安倍氏が、皇室を尊崇し天皇を「絶対」的位置づけと考えるならば、今回の天皇の発言を
重く受け止め「憲法改正」の野望は速やかに撤回すべきだろう。
天皇の「臣」と考えるなら首相の座からも降りるべきだ。
憲法上天皇には政治的権能は付与されていない。
そのことに熟慮を重ねての発言であろう。
自分の信念が真っ当なものであるか、単に天皇を利用しようとしているものなのか
胸に手を当てればわかるはず。それほど心情に対する想いは愚かではないだろう。
祖父さんの言いつけを単純に守るだけであるなら、辞職すべき。