今日のニュースから。
フェイクニュース。
SNSを使って偽の情報を書き込む。
米大統領選でも盛んに世界を駆けまわったようだ。
始めのうちは遊び半分でブログに書き込んだのが、シェアされてあっという間に何百万も読まれることに。
事の真偽は定かでなくとも、タイトルを見ただけで「オモシロソー」となりそのままシェア。
専門家の話によると、昔からそう言う拡散はあった。
電車の中吊りを見て知り合いに話す。
とかく、週刊誌のタイトルは刺激的だから。よく読んでみると充分なウラの取れていない憶測によるものが多い。
そういう類の発行物だから。
そういう時代は、拡散してもせいぜい数人から数十人程度。
世間一般に拡散する前にそんな話は消えてしまう。
ところがスマホの普及で特に若者の間でシェアされるとあっという間に拡散される。
先の、フェイクニュースはバナーがあり読まれるたびに収入となる。
あるブロガーによると、両親が一生かけて稼ぐ金が僅か数日で稼いでしまったとか。
こうなると、あくせく働くのがバカバカしくなる。
フェイクを発信することに何のためらいも罪悪感もない。
既存のメディアは信用できないという先入観があるからなおのこと、誰かが発信するフェイクに群がるのかも。
googleやfacebookではフェイク対策でフェイクとわかるものにはバナーを解除するなどの措置をすると。
だが、何がどうなのか、の判断基準もこれまた大変な作業。
SNSに限らず、選挙戦などで謀略ビラで相手陣営を攻撃する。
発進する側に規制を掛けるのはなかなか難しい。
受け取る側が一部の宣伝に惑わされず多くの情報に接し判断の材料にすることが必要では。
難しいことではあるがそうしなければ情報の氾濫するこの時代、気がつけば飛んでもないことになる恐れは十分ある。