政界を騒がせている森友学園問題。
「忖度」という言葉が飛び交っている。
広辞苑によると、(「忖」も「度」も、はかる意)他人の心中をおしはかること。推察。「相手の気持ちを―する」とある。
直接、安倍首相なりどこかの政治家が「籠池が国有地を買おうとしている。安く売ってやれ」と言わなくても
前段部分だけを関係部署の幹部に漏らせば「ああ、そういうことか」と忖度しそのように動く。
国会でいくら関与していないと言っても、どこかでほころびが出る。
国有地を評定価格を大幅に下回って売るのだから。
関係者をすべて証人として喚問する必要がある。
何と言っても国有地の売却なのだから。
そこで、こうまで騒ぎが大きくなったか? である。
遡ると、豊中市議が通りすがりに見た一枚のポスターだ。
右翼の幼稚園として名高い塚本幼稚園を経営する森友学園が小学校の児童を募集している。
これは何かおかしいと感じて当該土地に関して、情報開示を求めたが「ノリ弁」であった。
そこから記者会見で話を始めた。
その結果がここまでの騒ぎになっている。
謂うならば、どんな大河もその源は一滴の水の滴り。
と、言うところか。